地方では安全なお産で費用が抑えられるため、新制度で実際の費用のみ支給されると、1回あたり5万円程度の育児費用が失われる。医療費以外の移動費や滞在費も考慮されておらず、地方ほど実質負担が増える矛盾がある。そもそも医療資源が不足しており、せめて近い地域で受診できる医療機関は残してほしい。子どもをもうけることが罰にならない制度にしてほしい。
懸念
暮らしに影響・地方在住の三児の母親
2026年4月23日 17:53
インタビューの分量1232文字👫インタビューを受けた人
地方在住の三児の母親。出産経験を通じて、地方と都市部の医療・経済格差を直接経験しており、現在の出産育児一時金制度の恩恵を受けている当事者。
💬主な意見
地方で安全なお産ほど実質負担が増える矛盾
地方は費用が抑えられることが多いため、現在の一時金との差額が育児資金に充てられている。新制度で『かかった費用のみ支給』となると、1回あたり5万円程度の負担増になり、地方ほど逆に負担が増える矛盾が生じる。
元の回答を見る医療費以外の周辺費用が全く考慮されていない
地方や離島での出産には、移動費や滞在費など医療費以外の費用がかかるが、新制度では全く考慮されていない。安全なお産であればあるほど実質的な負担が増えるという矛盾が生じている。
元の回答を見る出産を躊躇させ、次世代を支える環境を損なわせる恐れ
実質出産費用が増えると、妊娠を避けたくなる気持ちが出てくる。次世代の子どもたちが社会の担い手となるのに、子どもをもうけることが経済的な罰になる制度では、『もう1人産んでも大丈夫』と思える環境にならない。
元の回答を見る🎤すべての会話ログ
こんにちは。本日は、出産費用をゼロにし、薬や医療費の負担の仕組みを変える医療保険改革の法案についてのインタビューを行います。ご協力いただきありがとうございます。 まず、今回の法改正のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマを選んでいただけますか?
出産や妊婦健診の負担軽減
ありがとうございます。出産や妊婦健診の負担軽減についてのご関心ですね。では、その点について詳しくお伺いしていきたいのですが、まずあなたの立場に最も近いものを選んでいただけますか?
当事者・関係者(仕事や生活で影響を受ける)
ありがとうございます。当事者・関係者のお立場なのですね。では、具体的にどのような立場からこのテーマに関心をお持ちですか?例えば、ご自身が妊娠・出産を経験されたのか、これからの予定があるのか、あるいはご家族の方が関係されているのか、差し支えない範囲でお聞かせいただけますか?
三児の母親
三児のお母さんなのですね。ありがとうございます。では、出産や妊婦健診の負担軽減について、なぜ/どのような点が気になりますか?具体的に教えていただけますか?
地方ではそもそも医療機関が限られており、設備のある総合病院を受診するしか選択肢がない また地域によっては自分の住居のある自治体の病院に産科がなく、他の自治体へ出向いて受診や出産をすることもある その場合都会とは違い、単胎の経膣分娩など比較的安全に出産出来た場合の出産費用は、現在の制度で支払われる額面より少なめになることが多い (そのため余った額は保険組合に請求し、産後の育児資金に充てることが多い) しかしこの制度ではかかった費用しか支払われないので、地方で上記のような場合実質お産や産後の育児での費用負担が増える 都会のようなサービスの良い病院とどう区別をし、どの部分だ費用負担の助成を出すのか線引きが難しいため、地方においては現状維持が望まれる
ご指摘ありがとうございます。つまり、現在の出産育児一時金の制度では、実際にかかった費用が一時金より少ない場合に、その差額が事実上の育児資金になっているということですね。地方では比較的安全な出産で費用が抑えられることが多いため、その差が貴重な資金源になっているわけです。 一方、新しい制度では「かかった費用しか支払われない」ことで、地方の方が逆に負担が増える可能性があるということですね。 そこでお聞きしたいのですが、現在のようにかかった費用よりも多く支給される仕組みがなくなった場合、三児のお子さんたちの育児費用に実際どの程度の影響が出ると想定されていますか?例えば、お産1回あたりどのくらいの額の差が出そうだと感じられていますか?
前回の出産のケースと比較すると、単胎の経膣分娩の場合、深夜料金等がかかったとしても5万円ほど変わってくると思います
5万円ですか。育児費用としては相当大きな額ですね。お話を整理させていただくと、地方では医療機関の選択肢が限定され、比較的費用が抑えられる分娩が多い傾向にあるため、新制度で「かかった費用のみ支給」となると、1回の出産につき5万円程度の負担増になる可能性があるということですね。 そうすると、三児出産する中での累積の負担増も考えると、相当な影響があります。このような地方と都市部での出産費用の構造的な差について、この法案では配慮されていると感じられますか?それとも、地方の実情が見落とされているという懸念をお持ちですか?
全く配慮されていないと思います 離島等の場合だとさらに滞在費や移動費、医療費だけによらない費用がかかると思いますのでなおさら… 地方での安全なお産のみに限れば、かかった費用のみの支給は実質マイナスです
そうなんですね。離島や地方での出産では、医療費そのものだけでなく、滞在費や移動費といった周辺費用が発生するのに、新制度ではそうした費用が全く考慮されていないということですね。そのため、安全なお産であればあるほど、実質的な負担が増えるという矛盾が生じてしまう。 あなたのご経験から見ると、現在の制度で一時金との差額を育児資金に充てることができている地方の方々にとって、この制度はどのような影響をもたらすと思いますか?また、この点について、制度を設計する人に特に伝えたいことはありますか?
実質出産費用が増えるとなれば、妊娠を避けたくなる気持ちが出てくる人もいると思います しかもほとんどの妊婦が自分が危険なお産をすると思って妊娠をしているわけではないです 安全なお産を考えて限られた選択肢から、移動費用等もかけて総合病院を受診しているのに、あんまりだと思います もちろん多胎出産や緊急帝王切開など様々なケースが考えられるので一概には言えませんが、大抵は単胎の経膣分娩だと思うので、様々なケースを考慮して、妊婦の負担を減らし、もっと子どもを持ちたいと思える制度にしてほしいです
何か返答はありますか? これでインタビューは終了でしょうか?
貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。地方の妊婦さんたちが安全なお産を求めて移動費や滞在費をかけて受診しているのに、新制度によって実質的な負担が増えることで、出産を躊躇する心理が生まれるかもしれない。そして現在の制度では、安全なお産であればあるほど、その差額が育児費用に充てられているという現実がある。それが失われることで、地方の子育て世帯の経済的な安心が損なわれるというご懸念ですね。 あなたのメッセージは非常に明確です。「様々なケースを考慮した上で、妊婦の負担を減らし、もっと子どもを持ちたいと思える制度にしてほしい」というお声ですね。特に、地方で安全なお産をしている多くの妊婦さんたちが、この制度変更によって実害を受ける可能性が高いという点が、設計段階で見落とされているのではないかというご指摘だと理解しました。 さて、インタビューについてですが、もしよろしければ、あと1点だけお伺いしたいことがあります。この見直しを実際に運用するうえで、他にハードルがあると思いますか?例えば、妊婦健診の内容や回数の地域差、医療機関の選定方法など、運用面での課題についてご感じになっていることはありますか?それとも、今お話しいただいた地方と都市部の費用差の問題が、最も大きな懸念ですか?
私の地域では、産科がなくなった近隣自治体からの妊婦が受診をしてきます しかしその自治体でも移動費の補助を出したり、(私の地域でもやっていますが)妊婦健診の費用補助を出して妊婦の金銭的な負担軽減を図っています 補助に対して不満はありませんが、医療資源の不足(産科医・小児科医等)の人手不足などが気になっています 国や自治体で何か基準を設けて、どの県でも安全に出産できる環境を整えてほしいです
そうなんですね。地域の産科医や小児科医の不足という、制度以前の医療資源の問題が根底にあるということですね。妊婦健診の費用補助や移動費の補助は自治体で対応されているとしても、そもそも産科医がいない、診てくれる病院がない という根本的な課題があると。 あなたのお話を聞いていると、出産費用の制度設計だけではなく、「全国どこでも安全に出産できる医療体制を整備すること」が先にあるべきだというお考えなのだと思います。地方と都市部の医療資源格差を埋めることなしに、費用の仕組みだけを変えても、本質的な問題は解決しないということですね。 これまでのお話をまとめさせていただくと、あなたが懸念されている点は大きく3つあります: 1. 新制度では地方の安全なお産の費用が抑えられるため、現在の一時金との差額がなくなり、育児費用として実質負担が5万円程度増える 2. 地方での出産には移動費や滞在費など医療費以外の周辺費用がかかるが、それが全く考慮されていない 3. そもそも医療資源(産科医・小児科医)の不足が根本的な問題であり、全国どこでも安全に出産できる環境整備が必要 このような内容で、よろしいでしょうか?また、ここまでお聞きした内容で、制度設計者に特に伝えたいメッセージはありますか?
確認待ち中:3つのポイントに関してユーザーの同意を得たいところです。
大丈夫です 3点目に関しては、人口減少もあるため全国どこでもは言い過ぎかもしれませんが、せめてどこか近くの地域で受診できるくらいの病院は残せるようにしてほしいです
ありがとうございます。「全国どこでも」というのは理想的すぎるかもしれないが、人口減少の現実を踏まえた上でも、せめて近くの地域で受診できるだけの医療機関は残してほしいというご意見ですね。それは非常に現実的で説得力のあるご指摘だと思います。 三児のお母さんとしてのご経験から、地方の出産と育児に関わる現実的な課題をお聞かせいただきました。ここまでのお話を踏まえて、最後に一つ確認させていただきたいのですが、この法案の制度設計者に対して、あなたが最も伝えたいメッセージは何でしょうか?それは、費用面の問題なのか、医療資源の問題なのか、それとも両方を含めた、より広い視点からのメッセージなのか、差し支えない範囲で教えていただけますか?
子供をもうけること自体が罰にならない制度や政治、国にしてほしいです 子どもたちは次世代を担う宝で、彼らの労働力が政治家含め私たち上の世代の生活の下支えになってくれます そのためには子どもを産める、もうけることができるご家庭が、もう1人産んでも大丈夫だと思える政治、制度にしてほしいです (金銭面も含めて)
非常に力強いメッセージをいただきました。「子どもをもうけること自体が罰にならない制度や政治、国にしてほしい」というご発言ですね。 あなたのおっしゃる通りです。次世代の子どもたちが社会の担い手となり、経済を支えていく。だからこそ、子どもを産み育てることが経済的な負担になるのではなく、むしろ国として応援すべき選択肢であるべき。現在の制度変更によって、安全なお産をしている地方の家庭の負担が増えるというのは、まさにその逆方向に向かっているということですね。 これまでのご指摘をまとめると、この法案は: 1. **地方の現実を見落としている**:安全なお産で費用が抑えられる地方ほど、実質負担が増える矛盾 2. **周辺費用を考慮していない**:移動費、滞在費など、医療費以外の出産関連費用への配慮がない 3. **医療資源の格差を解決していない**:そもそも受診できる医療機関が地方に不足している根本的な課題 4. **出産を躊躇させる可能性**:「もう1人産んでも大丈夫」と思える環境になっていない あなたの体験と懸念に基づいた、非常に説得力のあるご意見をいただきました。 これでインタビューの内容は十分に深掘りできたと思います。これまでのお話をもとに、要約レポートを作成させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?
それでは、本日のインタビュー内容をレポートにまとめさせていただきます。