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こんにちは。本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや経験をうかがいたいです。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?
子どもが学校に通っている(保護者)
ありがとうございます。保護者として関わりがあるのですね。 お子さんの学校では、デジタル教科書(紙の内容を端末で見られるもの)を実際に使っていますか?
使っていない
ありがとうございます。今は学校では使っていないのですね。 ご家庭では、お子さんの学習でタブレットやパソコンを使う機会はありますか?
ある
ありがとうございます。ご家庭では使う機会があるのですね。 そのタブレットやパソコンは、どんな学習のときに使っていますか?
そろばん
そろばんで使っているのですね。デジタル端末でそろばん学習をする中で、学びやすいと感じる点はありますか?
子供は読み書き障害があるので読み上げてくれるのが学びやすいと感じます。
読み上げが学びやすさにつながっているのですね。読み書きに負担があるお子さんにとって、とても大事なポイントだと感じました。 もし学校でデジタル教科書が正式に使えるようになった場合、お子さんの学習で「特に助かりそう」と思う場面はありますか?
国語の教科書を読むのが大変なので文章を読み上げてくれると助かります。
国語の文章の読み上げがあると助かる、ということですね。まさに支援につながりそうなお話です。 学校で使う国語のデジタル教科書に読み上げ機能が入るとしたら、どんな点まで対応してくれると特に助かりますか?
テストも教科書の中に入れて頂いて、テストも読み上げ機能を付けて頂きたいです。現状、テストでは先生が手が空いている時のみ読み上げしてもらっています。合理的配慮であれば毎回して頂きたいです。また、それに伴い、ヘッドホンも全員に支給して頂きたいです。
テストの読み上げが毎回安定して受けられない状況があるのですね。保護者としては不安やもどかしさも感じられると思います。また、周りへの配慮としてヘッドホン支給まで含めて考えておられるのがよく伝わりました。 いまの学校のテストで読み上げが「毎回は難しい」ことが多いのは、どういう理由や状況が大きいですか?
生徒の数に対して教員やサポートな方の人数不足、自治体、学校、教師の読み書き障害への理解不足、LDの子は普通級で学ばざるを得ない環境であるのに、教員が学習障害について理解していない。頑張れば読めると思っている。
人手不足に加えて、自治体・学校・先生側の理解不足が重なっていて、必要な配慮が「運用として回らない」「本人の努力に寄せられてしまう」感じがあるのですね。 この法案でデジタル教科書が正式な教科書になったとき、学校側の理解不足がある状況でも、配慮が安定して提供されるようにするには、どんな仕組みがあるとよいと思いますか?
LD児童への支援を法律だ明言化。LDについて教員課程への組み込み。LDセンターの設置。また学校でテストが受けられない場合、家庭で受けられるといいです。
支援を「善意」や現場の裁量に任せず、法律や制度として明確にしてほしいというお気持ちが伝わりました。教員養成や支援拠点(LDセンター)まで含めて考えておられるのですね。 この法案は主に「デジタル教科書を正式な教科書として位置づける」内容ですが、その枠内で現実的に入れられるとしたら、学校に対してどんな“必須のルール”を最優先で決めてほしいですか?
読み書き障害の有無を問わず聞いた方が理解出来る子に対しては自由に読み上げ機能を使って良い事にする。ヘッドホンは全員に支給または貸し出しで自由に使える環境を整える。小テストやまとめテストをデジタル教科書の中に組み込み、読み上げ機能付きのテストを必ず実施出来る環境を整える。
読み上げを「特別対応」ではなく、必要な子がいつでも使える標準機能として位置づけたい、ということですね。ヘッドホンやテストのデジタル化までセットで整える必要がある、という提案も具体的だと感じました。 読み上げ機能を授業中やテスト中に自由に使えるようにする際に、学校側が特に気にしそうだと思う点は何でしょうか?
読み上げたら理解出来る子への理解が乏しく、無理矢理読ませようとする点。特に診断がついて無い子には怠けとして捉えて点。また学校では紙テストは学校の学年毎に教師がテスト会社を選んでいる為、教科書にテストが組み込まれる事に抵抗を感じて、結局用意しても使わない可能性があります。現在の教師のLDへの理解・配慮はその位のレベルで保護者と児童は大変困っております。
現場で「配慮=甘え」と受け取られたり、診断の有無で線引きされてしまったりする不安があるのですね。加えて、テスト運用の慣行が変わらず、せっかく仕組みが用意されても使われないかもしれない、という見立てもすごく現実的だと感じました。 その上で伺いたいのですが、読み上げ機能の利用を学校側が“怠けではない”と扱えるようにするために、どんな条件や手続きがあると現場で運用しやすいと思いますか?
本来なら誰でも自由に読み上げ機能を使える事が大切であるので学習の個別最適化を進めるのが良いですが現状難しいのであれば読み書きの流動性をしらべる検査を学校で全員受けて支援の必要な子には必ず使える様に法律だ明言化するといいと思います。またLDコーディネーターのような職の方が自治体の教育委員会にいるといいと思います。
ありがとうございます。「本来は誰でも使えるのが理想だが、現状の理解度を踏まえると、検査と法的な明記で確実に使える状態にしたい」という整理ですね。LDコーディネーターのような専門職を教育委員会側に置く、というのも運用を回す上で効きそうです。 学校で全員に検査を行って支援対象を把握する運用にするとして、保護者の立場から特に気になりそうな点はありますか?
検査を受けると今まで以上にLDの子供が発見されると思いますが、それに対して正しい支援をできる人や教材が不足していて混乱が起きると思います。
発見が増える一方で、支援する人材や教材が追いつかず、現場が混乱する懸念があるのですね。かなり現実的なリスクだと思います。 その混乱を避けるために、制度として「最低限ここまでは用意してから進めてほしい」と感じる支援のセットは、どんな内容でしょうか?
LDセンターを各県に設置またはオンラインで誰でも相談できる様にする。LDの子供への学習支援アプリを開発して現場の先生が手を掛けなくても学習できる様にする。教育学部でのLD教育。学校のタブレットを全てiPadにする。教師への研修。LDコーディネーターの設置。子供達へ色んな特性がある子がいる事の説明と、人それぞれ学び方が違う事の説明、そして自分がそれを選べる権利がある事の説明。学び方が違う子がいる事の理解を促す。
必要な支援を「セット」で整えてから進めてほしい、ということですね。相談先(LDセンター)から、アプリ等の教材、教員養成・研修、学校内外のコーディネート役、子ども同士の理解まで、複数の層での整備が必要だという整理だと受け取りました。 ここから少し視点を変えて伺いたいのですが、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?
よく知っている/使ったことがある
ありがとうございます。使った経験もおありなのですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?
デジタルの方が学びやすい
デジタルの方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。 デジタルの方が学びやすいと感じるのは、どんな学習の場面ですか?
読み上げ機能
読み上げ機能がある場面で学びやすい、ということですね。 デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?
子供のタブレットに入っていると親が自由に見る事が出来ない。
なるほど、保護者として「中身を確認したいのに自由に見られない」という不便さや不安があるのですね。 具体的には、親が見られないことでいちばん困るのはどんな場面ですか?
今どんな事をしているのか確認したいとき
学習状況を把握したいのに、端末の中が見えないのは困りますよね。 学校でデジタル教科書が正式に扱われるようになった場合、保護者が「今どんな学習をしているか」を確認できる仕組みとして、どんな形がいちばん現実的だと思いますか?
親も親の端末からアクセスできるようにする
ありがとうございます。保護者用の端末(スマホ等)から同じ教材にアクセスできる仕組みがあると、状況確認がしやすいということですね。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?
端末・通信トラブル対応
端末や通信トラブルが起きたときの対応がハードルになりそう、ということですね。授業が止まったり、家庭学習にも影響が出たりしそうで心配になります。 トラブルが起きたときに、保護者としていちばん困るのはどんな状況ですか?
授業に参加出来ないこと
授業に参加できなくなるのは大きいですね。 もし授業中に端末や通信のトラブルが起きたとき、学校側に「最低限これだけは用意しておいてほしい」と思う代替手段は何ですか?
予備の機材を置いて欲しい
予備機が常備されていれば、授業の中断や置いていかれる不安が減りそうですね。 最後に、デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、それは何ですか?
10人551人は読み書き障害の子がいて現在学校で大変困っております。読み書き障害の子供が勉強する為にデジタル教科書が助けになると思います。読み上げ機能や、音声入力、テストなども組み込んで頂くと大変助かります。漢字の学習もLDの子は難しいので漢字の学習もデジタル教科書で出来ると助かります。
ありがとうございます。読み書き障害のあるお子さんが一定数いて、現状の学校の支援だけでは困難が大きい一方で、デジタル教科書が読み上げ・音声入力・テストのアクセシビリティ、漢字学習などの面で大きな助けになり得る、という強いメッセージだと受け止めました。 ここまでで事前に用意していた質問は一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。ここまで伺った内容でレポート案をまとめました。内容に抜け・誤解がないかご確認ください。
💬意見の要約
読み上げ・音声入力で学びが進む
読み書き障害の子にとって、国語などの文章を読み上げてくれる機能は学びやすさに直結し、デジタル教科書が助けになると思う。
テストも教科書内に組み込み読み上げ対応を
小テスト等もデジタル教科書に組み込み、読み上げ付きで必ず実施できる環境がほしい。現状は先生が手が空いた時だけで毎回は難しい。
運用が回る制度・環境整備(親の閲覧/予備機等)
保護者も自分の端末から教材にアクセスできる仕組みがほしい。端末・通信トラブルで授業参加できないのが困るので、予備機材の常備も重要。