💬インタビューレポート
保護者
学校に通う子どもを持つ保護者として、家庭学習でもタブレット教材を使う実態があり、画面時間の長さや健康面・学習面への影響を身近に感じている。
💬主な意見
🎤すべての会話ログ
本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることやご経験をうかがいたいです。率直に、話しやすい範囲で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?
子どもが学校に通っている(保護者)
保護者の立場なのですね。お子さんの学校では、学習者用のデジタル教科書はどのくらい使われていますか?
教科書としては使われていない
ありがとうございます。学校ではまだ「教科書」としては使われていないのですね。 その状況で、この法案が成立してデジタル教科書が正式に認められるようになったら、まずどんな変化が起きそうだと感じますか?
視力の低下、頭痛、肩こりなどの血行不良。身体的に悪影響。
身体面の影響がいちばん気になっているのですね。視力の低下や頭痛、肩こりまで想像されているのは、日常への負担感が大きい話だと思います。 その「身体的な悪影響」は、学校での利用だとどんな場面で起きやすいと感じますか?
常にタブレットを見なければならないこと。
「常にタブレットを見なければならない」状況が続くのが負担になりそう、ということですね。 その場合、1日の中で「この時間帯・この授業あたりが特にきつそう」と感じる場面はありますか?
毎日の積み重ねになれば、一日中感じることになると思う。モニターはタブレットに限らず、ゲームやテレビ、スマホなど、生活に直結しているため。
なるほど、学校だけでなく家庭でも画面を見る時間が増えやすい中で、毎日の積み重ねで「一日中」負担になっていく感覚なのですね。 この法案でデジタル教科書が正式化した場合、「学校の分が増えることで、家庭の画面時間も引っ張られて増えそう」と感じますか?
すでにタブレット教材で、学校以外の学習を行なっていて、帰宅後もほぼ何かしらの画面を見ているため、引っ張られる余地はないので、増えるという変化はない。
すでに家庭学習でもタブレット教材を使っていて、これ以上は増えにくい状況なのですね。そこまで画面を見る時間が長いと、健康面の不安が強くなるのも自然だと思います。 その前提でうかがいますが、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?
名前は聞いたことがある程度
ありがとうございます。では次に、紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?
場面によって使い分けが良い
使い分けが良い、という感覚なのですね。 その「使い分け」が必要だと感じるのは、どんな学習場面ですか?
動画が良い時
動画が良い時がある、ということですね。 その「動画が良い時」というのは、どんな内容を学ぶ場面をイメージしていますか?
跳び箱のホームの確認や、昔の地図から今の地図に変わるといった比較等。
具体例がとても分かりやすいです。跳び箱の動きの確認や、昔と今の地図の比較のように「動き」や「変化」を見る学びは、動画が合いそうですね。 そういった場面でデジタル(動画)が入ると、学びの理解はどんなふうに変わりそうだと感じますか?
楽しめて考えるきっかけになるのではと思う。
「楽しくなって、考えるきっかけになる」感じがあるのですね。 一方で、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?
健康面(目・姿勢・睡眠など)
健康面がいちばんの懸念なのですね。 学校でデジタル教科書が正式に扱われるようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?
端末・通信トラブル対応
ありがとうございます。最後に、制度の作り手に向けてうかがいたいです。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、それは何ですか?
基本的にはデジタル教科書には反対です。学校では紙の教科書で学習してほしい。ただ、最近の子どもたちの持ち物はとても重たい。タブレットも古く重たいのですが、例えば、タブレットにも教科書の内容が入っていて、紙の教科書は学校に置いて帰っても、家で復習が出来たりする程度に使うのが理想かと思います。紙の削減などの問題はあるのでしょうが、書き込めるというのは覚える上で絶対に必要です。子供の学校では漢字の書き取りの宿題がなくなった途端に、輪郭は何となく分けるけど書けない、という問題が多発しています。 あと一番心配しているのが、身体への問題です。成長過程の子どもの目に良いとは思えません。家には先生がいないので、どうしても学習アプリでタブレットを使います。起きている時間ほぼ画面を見ていることになるのは避けたいです。
お話ありがとうございます。紙中心で学ばせたいというお気持ちがありつつ、荷物の重さの現実もあって「学校に紙を置きつつ、家では必要な範囲でデジタルで見られる」くらいが良い、というバランス感なのですね。また、書き込みや書く学習が減ることへの危機感と、成長期の身体(特に目)への負担が強い懸念として伝わってきました。 ここまで一通り大事な論点は伺えたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでのお話をもとにレポート案をまとめました。内容のニュアンスが合っているか、ご確認ください。