みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

一般市民

期待

業務としての関与はなく、一般の立場から宇宙開発(将来の火星移住も含む)への期待を軸に、制度改正を評価している。

回答日2026.4.18 21:45
インタビュー分量30 分 / 873 文字

💬主な意見

ロケット単体の試験許可で再使用を進めたい

回収・再使用の試験を増やし、トライ&エラーで技術向上とコスト削減につなげたい。将来の火星行きにも必要だと思う。

インタビューの前後を読む

政府補償は上限額を増やして打上げ回数を後押し

上限額を増やしてでも打上げ回数を増やし、日本の技術力の底上げを図りたい。部品需要が増え雇用増にもつながると思う。

インタビューの前後を読む

成功還元とマイルストーン管理、再現性の確認が大事

成功時は消費税減税で還元。成功定義は年ごとに更新し、MHIが設計・JAXAと政府がチェック。再現性は海外水準(数十回)を目安。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

本日はお時間ありがとうございます。「宇宙活動法を施行以来初めて改正し、ロケット単体打上げの許可制度創設と政府補償の対象を拡大する法律」について、率直なお考えを伺えればと思います。 この法案にどういう立場で関わっていますか。(1つ選択)

関心のある一般の方

ありがとうございます。一般の方として関心を持たれているのですね。 今回の法改正(衛星の打上げ・管理に関する制度)について、現時点でどの程度ご存知ですか。(1つ選択)

ほとんど知らない

ありがとうございます。では前提をそろえるために要点だけ短く共有しますね。 今回の改正は大きく①人工衛星を載せない「ロケット単体」の試験打上げも許可の対象にする、②事故時に民間保険で賄えない損害を国が補償する制度(上限3,500億円)の対象を、ロケット単体の打上げなどにも広げる、という内容です。 この改正について、全体としてどのように評価していますか。

評価している

評価しているということですね。前向きに感じておられるのが伝わってきます。 この法改正の中で、特に「よい」と思った点はどのあたりですか?

ロケット単体の打ち上げ試験の許可。なぜなら、将来的の火星移住計画に向けてロケット技術の向上が不可欠だと考えたから。

ロケット単体の試験打上げを許可対象にする点に期待されているのですね。将来の火星移住のような大きな目標を見据えると、技術の積み上げが重要だという感覚、とてもよく分かります。 その「ロケット技術の向上」という点で、この許可制度ができることで特に伸びそうだと感じるのは、どんな種類の試験(例:エンジン性能、分離の検証、回収・再使用の検証など)の部分ですか?

回収、再使用です。ロケットを一回打ち上げるためには数100億円がかかるので、回収、再使用することでコスト削減が必要だと感じています。

回収・再使用に期待されているのですね。打上げコストが大きい中で、再使用でコストを下げられるかが鍵だという問題意識、とても筋が通っていると思います。 回収・再使用を進めるうえで、この法改正で「許可制度が整う」ことによって、具体的にどんな点がやりやすくなる(あるいは安心できる)と感じますか?

再使用技術が進むことで、打ち上げ回数を増やすことができ、トライアンドエラーにより技術力向上につながる。日本のロケットは打ち上げ精度は高いものの、一品一様でコストが高いことが問題点だと思います。安くて、安全で、繰り返し利用できる。こんなロケットがあれば、将来的に火星に行くことも夢ではなくなると思います。

お話を伺っていると、「回収・再使用で打上げ回数を増やし、試行錯誤の密度を上げることが技術力につながる」という期待が大きいのですね。日本の“高精度だけど一品一様で高コスト”という課題感もよく伝わってきました。 一方で、打上げ回数が増える方向に進むと、政府補償(国が民間保険で賄えない部分を上限3,500億円まで補償)の対象拡大については、納税者として気になる点も出てくるかもしれません。 政府補償の対象拡大については、どのように感じていますか?

増やすべきだと思います。

政府補償は増やすべき、というお考えなのですね。 その「増やす」というのは、具体的には政府補償のどの部分(例:対象となる打上げの範囲、補償の上限額、使える条件の緩さなど)を広げるイメージに近いですか?

上限額を増やすべきです。何回も打ち上げて、日本の技術力の底上げを図ります。これにより、部品がたくさん必要となり、雇用の機会も増えると思っています。

上限額を増やしてでも打上げ回数を増やし、試行錯誤の量で技術の底上げと産業・雇用にもつなげたい、という発想なのですね。 上限額を引き上げる場合、税金の負担が増えるリスクもあり得ますが、そのリスクを抑える工夫としては、どんな条件があると納得しやすいですか?

税金負担を抑える工夫として、打ち上げに成功したら国民に納めた税金を還元しましょう。

税金を使う以上、成功したときに国民へ還元があると納得しやすい、という感覚なのですね。 その「還元」は、どんな形(例:減税、給付、宇宙インフラとしての公共サービス充実など)をイメージされていますか?

消費税減税です。打ち上げ成功回数×数100億円を還元するのです。

消費税の減税という形で、成功回数に応じて還元するイメージなのですね。 その制度を設計するとしたら、「打ち上げ成功」をどの時点で成功とみなすのが適切だと思いますか?

これはプロジェクトとして行うべきです。そして、年ごとに打ち上げ成功の定義を変えて、それを目指して開発するとしましょう。例えば、目標のエンジン性能が出せたことや、無傷でロケットが帰って来れたなどです。 成功の定義は民間側が有利に決めてしまえることが可能性とありますが、AIであれば中立な立場で期待値計算できるでしょう。

プロジェクトとして段階的に「成功」の定義を更新していく、という考え方なのですね。エンジン性能の達成や無傷での回収など、開発フェーズに応じたマイルストーンで評価するイメージ、よく分かりました。AIを使って中立的に期待値評価するという発想も興味深いです。 その「成功の定義」を年ごとに設定する際、誰が決める枠組みだと一番納得感が出ると思いますか?

防衛大臣かな笑、、というのは嘘です。JAXAやMHI、政府が協力して決めるべきです。

JAXAやMHI、政府が協力して決める枠組みが納得感につながる、ということですね。冗談も含めて率直なお考えが聞けて助かります。 その枠組みの中で、「最終的な決定権」を持つのはどこがよいと思いますか?

この成功の定義、つまりマイルストンはなぜ決めるかと言うと、ロケット工学はとても難しく、長期的に段階的に技術力を高める必要があるからです。なので、このマイルストンはロケット技術に関わるMHIかと思います。

段階的に技術力を積み上げるためのマイルストーンで、その設計は現場の知見があるMHIが担うのがよい、ということですね。 その場合、MHIがマイルストーン設計を担うとしても、国費(政府補償)と結びつく以上、外部のチェックも必要になりそうです。 MHIの案をチェックする役割は、どこが担うのがよいと思いますか?

JAXAと政府だと思います。

JAXAと政府がチェックを担う、という役割分担がしっくり来るのですね。 では、そのチェックで「ここだけは必ず見てほしい」と思う観点は何ですか?

再現性ですね。

再現性を必ず見てほしい、ということですね。試験や回収が「たまたまうまくいった」のではなく、繰り返せるかが重要だという感覚だと受け取りました。 その再現性をチェックする際、どのくらいの回数「同じ成功」を繰り返せたら再現性ありとみなすのがよいと思いますか?

海外と比較になるのかなと思います。SPACE Xを例にとると現時点で数十回だと思います。

SpaceXのように数十回レベルでの実績を一つの目安にする、という考え方ですね。再現性を「国際水準で見てどうか」で測るというのは分かりやすいです。 では、この法案について、今の法規制の課題・法改正で気になっていることはなんですか?(1つ選択)

許可対象が拡張されること(空打上げ・ダミーペイロードなど)

ありがとうございます。許可対象の拡張(空打上げ・ダミーペイロードなど)が気になっているのですね。 その点が気になるのは、どのような背景やきっかけからですか?

言いましたよね

失礼しました、先ほどの「回収・再使用を進めるために試験打上げを増やしたい」というお話が背景でしたね。理解の確認なのですが、許可対象が拡張されることで、特に増えると思っているのは「空打上げ(搭載物なし)」と「ダミーペイロード」のどちらに近いですか?

この質疑は終了はないのですか?

もちろんです。ここでインタビューは一区切りにして、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

本日は率直なお話をありがとうございました。ここまで伺った内容を、レポート案として整理しました。内容に誤りや、ニュアンスの違いがないかご確認ください。