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💬インタビューレポート

介護経験者

当事者

40代の家族、70代の父親、80代の義父親が介護サービスを利用する中で、複数世代の介護手続きや調整を家族として支援してきた経験を持つ。難病の医療証手続きから死亡後の手続きまで、複数分野にまたがる手続きの複雑さを経験している。

回答日2026.4.28 13:16
インタビュー分量38 分 / 735 文字

💬主な意見

窓口が分散していることの負担

難病の医療証は保健所、健康保険と介護は役所と複数の窓口を回る必要があり、高齢者本人だけでは何の申請をしているのか理解できないほど複雑。窓口が統合されれば、一人の担当者に全て相談できるようになり、利用者にとってはとても楽になるはず。

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窓口職員の負担増加への懸念

利用者側は便利になる一方で、複数分野の知識を持つ必要がある窓口職員の負担は大きくなる。判断に迷う状況も多くなり、疲弊したり専門知識が不足したりすると、結局は利用者にも悪影響が出てしまう可能性がある。

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実現するための組織的課題

公務員の配置や異動の仕組み、県と市町村の雇用体系の違いなど、組織的な障壁がある。ただし、年金部門のように異動が少なく経験を積める仕組みを作れば、小さな市町村でも専門人材の育成は不可能ではないと考える。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、人口が減る地域でも福祉サービスを届け続けるための法案についてお話しいただきたいと思います。 まず、この法改正のなかで、特に関心があるテーマはどれでしょうか?

これ全部わかりやすく説明してください

かしこまりました。法案の内容をわかりやすく説明させていただきますね。 **この法律が目指すこと** 日本は人口が減っています。特に田舎や小さな町では、介護の職員が足りなくなって、介護施設が閉じてしまう問題が起きています。この法律は、人口が減った地域でも介護サービスを続けられるようにしよう、という法律です。 **主な変更点を5つに分けて説明します** **①介護職の人手不足への対応** 普通は「入居者3人に対して職員1人」というルールがあります。でも田舎では職員が集まりません。そこで、人口が減った地域に限って、このルールを少し緩くします。質は保ちながら、サービスを続けられるようにするという考え方です。 **②ケアマネジャーの資格更新をなくす** ケアマネジャーは、介護が必要な人の計画を立てる専門家です。今までは5年ごとに資格を更新しなければなりませんでした。この更新に時間と費用がかかるため、仕事を辞める人もいました。新しい法律では、この更新をなくして、代わりに定期的な研修を受けることにします。 **③身寄りのない高齢者への支援** 一人暮らしの高齢者が増えています。入院の手続きや、亡くなった後のことを誰が担うか、という問題があります。新しく、こうした高齢者を支える公的な仕組みを作ります。 **④有料老人ホームの品質管理** 一部の有料老人ホームで、入居者に必要以上の介護サービスを使わせる問題がありました。今までは「届出制」でしたが、これを「登録制」に変えます。登録制にすることで、基準を満たした施設だけが運営できるようにして、入居者を守ります。 **⑤小さな市町村の相談窓口を整備** 小さな市町村では、介護・障害・子育てなど、分野ごとに相談窓口が分かれていて、高齢者が困ることがあります。新しく、分野を横断した相談窓口を作ります。 --- こうした内容について、**特に関心があるテーマはどれですか?**次の中からお選びください。

5⑤

ありがとうございます。小さな市町村の相談窓口の整備についてご関心なのですね。 では、あなたの立場に最も近いものはどれでしょうか?

家族や周囲に介護サービスや関連する制度を使っている人がいる

そうなのですね。ご家族やご周囲に介護サービスを使っている方がいらっしゃるということですね。 そうしましたら、その立場について、差し支えない範囲で具体的に教えていただけますか?例えば、ご家族のどなたが、どのようなサービスを使っていらっしゃるのか、といった感じで構いません。

もう皆他界しましたが、40代の家族が若年で介護サービスをうけていました。70代実父、80代義父も

そうなのですね。ご家族が複数、異なる年代で介護サービスを利用されていたご経験をお持ちなんですね。40代のご家族の若年での介護、そして70代、80代のご両親の介護と、様々なステージでのサービス利用を目の当たりにされてきたのですね。 では、小さな市町村の相談窓口の整備について、特にどんな点が気になりますか?例えば、ご経験の中で「相談窓口があれば良かったのに」と感じたことや、「逆にこういう課題があるのでは」と思うことなど、いかがでしょうか?

費用負担

費用負担が気になるということですね。小さな市町村で新しく相談窓口を整備するとなると、費用がかかりますし、それがサービスを使う人たちの負担につながるのではないか、という懸念ですね。 それでは、具体的にお聞きしたいのですが、ご家族が介護サービスを利用されていた時に、相談や手続きにかかる費用面で、どのような課題を感じられたのでしょうか?

当然の話ではあるけれど、介護度があがれば受けられるサービスも増えるが、負担も増えるし、全部必要と言われればこちらが選んで辞退することも難しい。介護度が低ければ、費用はかからないけど助けにもあまりならない

そういうことなのですね。介護度が上がるにつれて、サービスが充実する一方で、費用負担も増えていく。そしてケアマネジャーや事業者から「このサービスが必要です」と言われると、本当に必要かどうか判断しづらくて、辞退しにくい状況になってしまう。一方、介護度が低いと費用は抑えられるけれど、実際には困っているのに十分な支援が受けられない、という葛藤があったということですね。 それは本当に難しい選択を迫られるご状況だったと思います。 ここで気になるのですが、ご家族が**複数の分野**(例えば、介護だけでなく、障害や医療、生活保護など)のサービスに関わる必要があった時に、その相談や手続きの負担はどうでしたか?例えば、それぞれ別の窓口に行かなければならなかったとか、情報が一元化されていなかったとか、そういった経験はありますか?

実父については難病であったため、別の場所の保健所で医療証の手続き。役所内でも健康保険、介護の担当はできる限りスムーズには手続きしてくれたが、お互い専門外のことについては対応に時間がきかったり。高齢者だけで手続きしていたら、何の申請をしているかも理解できないと思う

ああ、そういうことなのですね。実父さんの難病という複雑な状況では、保健所での医療証手続き、役所での健康保険、介護と、複数の窓口を回る必要があった。役所内では努力してくれたけれど、それでも各部門が専門外のことについては対応が遅くなったり、時間がかかったりしたと。 そして非常に大事なご指摘だと思うのですが、**高齢者本人だけで手続きしていたら、何をしているのか理解できないくらい複雑**だったということですね。それはご本人にとって、かなりの心理的な負担があったのではないでしょうか。 そうすると、今回の法案で目指している「小さな市町村で分野を横断した相談窓口を作る」という取り組みについて、あなたからすると、どう見えますか? 例えば、あの時代に**「介護・医療・障害など全部相談できるワンストップの窓口があったら」**という視点で、この改正をどう評価されますか?それとも、窓口が統合されても、**根本的には解決しない課題もある**と感じられますか?

実現してほしいけど、全部公務員だし県?と地方の雇用も異なる。役所内でも配置換えをよしとしている面もあるので、その辺りはどうなのか。ちなみにうちの自治体は年金のエキスパートは部署異動がめったになかった。ベテランの正食辞員じゃない方もいた。なのでそういうとくれはできなくもなさそう。

なるほど、非常に現実的で重要なご指摘ですね。ワンストップ窓口を作るという理想はわかるけれど、公務員の配置や異動の仕組み、そして県と市町村の雇用体系の違いといった、組織的な課題がある。さらに、部署異動がある文化の中で、相談窓口を支える「専門性を持った人材」をどう確保するのか、という問題があるということですね。 ただし、あなたがおっしゃる年金部門の例は興味深いです。年金のエキスパートが異動が少なく、経験を積める環境があったから専門性が保たれた。つまり、**工夫次第では、小さな市町村でも専門人材を育てることはできるかもしれない**ということですね。 そこで、もう一歩掘り下げたいのですが、あなたがご実父の手続きを支援されていた時に「この人がいたら助かったのに」と思った職員の専門性やスキルって、具体的にはどんなものでしたか?例えば、複数の制度をまたいで全体像を説明してくれる人、とか、申請書類を簡潔にまとめてくれる人、とか。

窓口に行くのは高額還付の申請とか死亡後の手続きだったので回数は限られてるけど、大変な作業だなと感じた 自宅での介護サービスと医療サービスもそれぞれと相談するのが大変だった記憶 論点からからずれますね

いいえ、全然論点からずれていませんよ。むしろ、とても大事なご指摘だと思います。 あなたがおっしゃっているのは、要するに**「窓口に行く手続きと、在宅での実際のサービス調整が、別々に動いている」**という課題ですね。高額還付や死亡後の手続きなど、一度きりの複雑な手続きもあるし、日々の介護サービスと医療サービスの連携もうまくいっていない。そうすると利用者側は、複数の専門家とやり取りしながら、全体を自分たちで把握しなければならない。 これは実は、今回の法案で「小さな市町村が分野を横断した相談窓口を作る」ことが目指している課題そのものなんです。窓口を一本化するだけでなく、**実際の在宅サービスと医療の連携まで含めて、誰かが調整する仕組み**が必要だということですね。 そこで、ご質問させていただきたいのですが、この見直し(分野を横断した相談窓口の整備)が実施されると、あなたや身近な人の生活や仕事にどんな影響がありそうですか?例えば、今後同じような状況になった時に、手続きや調整が楽になると思いますか、それとも別の課題が出てくると懸念されますか?

両方ある

そうですね、良い影響と懸念の両方がある、ということですね。その両方について、もう少し具体的にお聞きしたいのですが、まず**良い影響がありそうだと思う点**は、どんなところですか?

利用者としてはこの人に全て相談できる、となればとても楽になるけど、対応する側はすごく大変になるだろうなという漠然とした心配

ああ、そういうことですね。利用者側の視点と、対応する側(つまり窓口職員の側)の視点の両方が見えているということですね。 利用者としては「この人に全部相談できれば楽」という期待がある。一方で、窓口職員は介護、医療、障害、生活保護など、多くの分野の知識を持たなければならなくなるから、すごく大変になるだろう、という懸念ですね。 それは実は、非常に重要な指摘だと思います。なぜなら、窓口職員が疲弊してしまったり、専門知識が不足したまま対応していたら、結局利用者にも影響が出てしまうからです。 そこで、もう少し詳しくお聞きしたいのですが、あなたがご懸念の「対応する側の大変さ」というのは、具体的にはどんなことを想像されていますか?例えば、 ・複数分野の知識を身につけるまでの研修や学習の負担 ・実際に相談を受けた時に、判断に迷う状況 ・人手不足で対応しきれなくなる といったことでしょうか、それとも別の懸念があるでしょうか?

コピペができない。iPhoneだと打たれている文字もみえない 判断に迷うだろうなと。1人1人受給側に感情があり、家族の私でも当事者と専門の方との調整に悩まされた

そうですね、わかります。利用者一人ひとりに背景や感情があって、当事者と専門家の間で調整するのは本当に難しい。あなた自身が家族として経験されたそのご苦労は、窓口職員にも同じようにのしかかってくるということですね。

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かしこまりました。では、見直しをより良いものにするために気を付けるべきことはありますか?

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ありがとうございます。では、小さな市町村の相談窓口の整備の他に、関心があるテーマはありますか?ない場合は「スキップ」を選んでください。

スキップ

ありがとうございます。本日は貴重なお話をいただきました。 ここまでのお話から、あなたが最も関心を持たれているのは、**小さな市町村における分野横断的な相談窓口の整備**についてということが分かりました。 あなたのご経験から見えてきたのは、以下のような点です: **課題認識** - 40代のご家族、70代のご父親、80代の義父親と、複数世代で介護サービスを利用される中で、窓口が分散していることの負担を感じられた - 難病の医療証手続き、健康保険、介護など、複数分野にまたがる手続きが複雑で、高齢者本人だけでは理解できないレベルの難しさがあった - 在宅での介護サービスと医療サービスの調整も別々に行われ、利用者側で全体を把握する負担があった **法案への評価** - ワンストップ窓口の実現には期待があるが、実現には課題がある - 公務員の配置や異動の仕組み、県と市町村の雇用体系の違いが障壁になる可能性 - ただし、年金部門の例のように、工夫次第では専門人材の確保も不可能ではない **懸念点** - 利用者側には便利になるというメリットがある一方、対応する窓口職員の負担が大きくなる - 複数分野の判断が求められる中で、一人ひとりの利用者の感情や背景を踏まえた調整は非常に難しい - 職員が疲弊したり、専門知識が不足したりすると、結局は利用者にも悪影響が出る これらの内容をまとめ、詳細なレポートを作成させていただきます。

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