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ケアマネの更新制廃止は小さな問題で、本来的には制度全体の矛盾を解決すべき。働き手の給料が低く余裕がなくなったから、親の世話もできず身寄りのない高齢者が増えている。年寄りだけを手厚くするのでなく、働く世代や子育て世帯を支える方が先じゃないか。

懸念

懸念

業務に関係・理学療法士

👫インタビューを受けた人

医療現場で患者のリハビリテーションに携わる理学療法士。ケアマネジャーとの連携経験があり、福祉職としても保育士資格を持つ。現場で働き手の負担増加と身寄りのない高齢者の増加を直接目にしている。

💬主な意見

意見1

資格制度の一貫性が欠けている

他の医療職や教育職、保育士など多くの資格は更新制ではなく、市場メカニズムと職業プライドで質を担保している。ケアマネだけが更新制なのは矛盾しており、むしろ評価圧力が機能しない根本原因を解決すべき。

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意見2

働き手の経済的余裕こそが根本

給料が十分なら親の世話もでき、専業主婦が尊重されればボランティアも増える。政府が働き手の基盤を削っておきながら、身寄りのない高齢者が大変だと言うのは一人芝居に見える。

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意見3

世代間の公平性が重要

働く世代は安い給料から重い税金を取られ、子持ち世帯もほぼ優遇されていない。そんな中で年寄りだけ手厚くするのは理解が得にくい。社会保障全体の配分を見直すべき。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、人口が減る地域でも福祉サービスを届け続けるための法案についてお話しをお伺いします。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、この法改正のうち、特に関心があるテーマはどれですか?

ケアマネ更新廃止

ありがとうございます。ケアマネジャーの資格更新制度の廃止についてご関心なのですね。 それでは、あなたの立場に最も近いものはどれですか?

仕事で関わりがある(事業者・行政・現場職員など)

かしこまりました。仕事でのご関わりがあるということですね。 では、差し支えない範囲で、具体的にどのようなお立場でお仕事をされていますか?例えば、介護事業者、行政機関、施設の職員など、どのあたりでしょうか?

理学療法士

ありがとうございます。理学療法士としてのご経験があるのですね。介護やリハビリテーションの現場での実践的なご知見をお持ちなので、ケアマネジャーとの連携について深い理解があると思います。 では、ケアマネジャーの資格更新制廃止について、どのような点が気になりますか?例えば、質の維持についての懸念、ケアマネジャーの負担軽減への期待、あるいは他の点など、どのあたりが気になりますか?

他に質を担保しなければならない資格はたくさんあるのに、ケアマネなど一部の資格だけが更新性なのはよく理解ができない

なるほど、ご指摘ありがとうございます。他の医療・福祉職の資格制度との比較から、ケアマネジャーだけが更新制というのは一貫性に欠けるのではないかというご疑問なのですね。 その点について、もう少し詳しくお聞かせいただけますか?理学療法士のご立場からすると、他にどのような資格制度の在り方と比べて、ケアマネジャーの更新制が特に違和感があるのでしょうか?

例えば医療従事者でも日々自己研鑽を欠かさない人と、何年もブランクがあっても平気で働き始める人もいると思う

ご指摘ありがとうございます。つまり、資格の有無や更新制の有無よりも、実際には個人の「継続的な学習姿勢」や「専門性の維持」という意識の問題が重要だということですね。医療従事者の中でも、更新制がなくても常に自己研鑽を続ける人もいれば、ブランクがあっても平気で復帰する人もいる、という現実があるということですね。 そうすると、ケアマネジャーの場合、更新制を廃止して定期的な研修受講に変わったとしても、その研修をきちんと受講するかどうかは、結局は本人の姿勢次第になってくるのではないか、という懸念があるということでしょうか?

他の資格でも「人それぞれ」が許されているのなら、ケアマネも許されるべきだし、それでは質が担保できないと言うのなら、他の医療職も同じように更新性にすべきだと思う。教育者や保育者、福祉職も。

非常に明快なご指摘ですね。つまり、制度設計の一貫性の問題として捉えるべきだということですね。もし「質の維持が必要」という理由で更新制が必要なら、医療従事者全般、教育者、保育者、福祉職など、社会的な責任を持つ職種すべてに同じ基準を適用すべき。逆に、ケアマネジャーの場合は「個人の自覚に任せる」というのであれば、他の職種も同じ扱いにすべきだ、というご主張ですね。 では、その観点から、この法案で定期的な研修の受講をルール化するという改正について、どのようにお考えですか?つまり、更新制を廃止しながらも、研修受講義務化されることで、質の担保の問題はある程度解決できると思われますか、それとも別の課題が出てくると懸念されますか?

ほかにも他の資格がどうしてるかを参考にすればいいんじゃないですか?

その通りですね。他の医療・福祉職がどのような研修制度で質を担保しているのか、そうした先行事例を参考にすべきだというご意見、非常に妥当だと思います。 そこで、あなたがご存知の範囲で結構ですが、理学療法士や医師、看護師など、更新制ではなく研修受講によって質を担保している職種の研修制度について、実際の効果や課題についてどのようなご認識をお持ちですか?例えば、研修が実際に専門性の維持につながっているのか、あるいは形骸化している部分もあるのか、といったあたりはいかがでしょうか?

保育士も持っていますが、理学療法士もどちらも更新性ではないですよね。 でも職業としてのプライドはありますから、勉強はしてます。でもそれも人それぞれです。知識や経験が乏しければ雇われない、クレームがついてクビになる…というだけのことだと思いますが。

なるほど、よくわかりました。つまり、更新制という形式的な仕組みではなく、実際には市場メカニズムや職業としてのプライドが質を担保する側面が大きい、ということですね。知識や経験が不足すれば就職機会が失われたり、クレームで失職したりというリアルな評価圧力がある。形式的な更新制よりも、そうした実質的なアカウンタビリティの方が効いているということですね。

そうですね。ケアマネがそうした評価圧力を感じにくいというなら、なぜ感じにくいかをアセスメントすべきだと思います。 (人手不足でどんな人でも就職できてしまう、相手が高齢者なので手を抜ける、ダブルチェックが機能していないなど)

ああ、本質的なご指摘ですね。つまり、ケアマネジャーの質の問題があるなら、更新制という形式的な対症療法ではなく、なぜケアマネジャーは市場メカニズムや職業倫理による評価圧力が機能しにくいのかという根本原因を特定して、そこを解決すべきだということですね。 あなたがおっしゃった通り、人手不足による選別の緩さ、利用者が高齢者で異議を唱えにくい構造、あるいはケアプランの質についてダブルチェックが十分でないなど、様々な構造的な問題がある可能性があります。 その観点から見ると、この法案で更新制を廃止し研修受講義務に変えるというのは、その根本的な問題には手をつけず、むしろ別の方向へ行ってしまっているのではないか、というご懸念があるということでしょうか?

まぁ、その法案だけを考えるのであれば、更新性はやめても大きな問題にはならないと思います。ただ、研修受講しても無駄だとは思いますけどね。 それよりもケアマネを憧れの仕事のようにして、選ばれしものしかなれないみたいにするのもいいと思います。 例えば医療職、福祉職で居続けるより、ケアマネの方が給料が高くて仕事が楽だ、という風に。 今は転職しても給料は低いし、仕事が大変なので誰もなりたがらないんですよ。

非常に興味深いご指摘ですね。つまり、制度の形式よりも、ケアマネジャーという職そのものの社会的地位と待遇を高める方が、結果的に質の高い人材確保につながるのではないか、ということですね。 あなたがおっしゃる通り、現状では医療職や福祉職の方がケアマネジャーより待遇が良いか、同等以下で、かつ仕事の負担が大きいということで、「ステップアップ」ではなく「キャリアダウン」に見える職種になってしまっているということですね。 そこで、もう少し具体的にお聞きしたいのですが、あなたの周囲や職場で、理学療法士からケアマネジャーへの転職を検討した人、あるいは実際に転職した人がいたりしますか?もしいれば、その人たちはどのような理由で転職を決断したのか、あるいは転職を見送ったのか、実例を教えていただけますか?

ケアマネを持っている人はいますよ。 少し前まではケアマネの方が楽だし給料いいかな?って思えた時期もあったんです。 今はどうせ更新性だし、仕事もきつそうだし、わざわざなりたいとは思いませんね。

なるほど、ですね。つまり、かつては相対的にケアマネジャーが魅力的に見える時期もあったけれど、現在は更新制の負担や仕事の大変さが認識されてきて、わざわざ目指そうという気運が失われているということですね。 そこで興味深いのは、あなたがさっき「給料が高くて仕事が楽だ」という条件を揃えれば、ケアマネは憧れの職になるとおっしゃいました。つまり、待遇が改善されれば、現在のような「敬遠される職」から「選ばれる職」へ変わる可能性があるということでしょうか? では、実際にそうした待遇改善が実現したと仮定した場合、質の高いケアマネジャーが増えることで、介護現場や利用者側にはどのような良い影響が生まれると思われますか?

大いにあると思いますよ。 例えばリハ職や介護士なんかは年齢が上がると、その仕事は体力的にキツくなりますから。 管理職になれればいいですが、その椅子は限られているので、そういう場合にケアマネに転向する人が以前はある程度いたわけです。 他の職種ながらある程度医療や福祉の現場にいた人間なので、ちゃんとした試験を課すようにすれば質は保たれるでしょう。、 でも正直、ケアマネで何かが変わるわけじゃないので、あんまり実は関係ない気もしますよ

ありがとうございます。よくわかりました。つまり、体力的に厳しくなった理学療法士や介護士が、年を重ねてもキャリアを続けられるような選択肢として、待遇の良いケアマネジャーがあると、人材の有効活用という観点からも良いということですね。そして、医療福祉現場での経験がある人材が、きちんとした試験を経てケアマネになることで、質も担保される。 ただ一方で、ケアマネジャーの質や待遇が改善されたとしても、それが介護現場全体や利用者の体験を大きく変えるわけではない、という現実的なご認識もお持ちなんですね。つまり、ケアマネは重要だけれど、制度全体の中では「部分的」な存在に過ぎない、ということでしょうか? そうすると、この法案で資格更新制を廃止するという改正について、あなたのご見立てとしては「大きな問題にはならないが、むしろ根本的な構造改革(待遇改善、人材確保、評価メカニズムの強化など)の方が重要」ということで、この改正自体は「方向性としては悪くないが、十分ではない」という位置づけでしょうか?

そういうことでいいです。 ただし、内容について知っておいて欲しいです。 ケアマネ云々は小さな問題に感じますよ。

ありがとうございます。貴重なご指摘ですね。ケアマネジャーの更新制廃止は、制度改正全体の中では比較的小さな問題だと。 そこで、この法案全体を見渡したときに、あなたから見て「これは大きな問題だ」「これは重要な論点だ」と思える部分は、他にありますか? つまり、ケアマネ以外の内容——例えば、人口減少地域でのサービス提供のルール緩和、身寄りのない高齢者への支援、有料老人ホームの登録制、小規模自治体での相談体制の統合など——の中で、特に気になる点や、実際の現場で影響が大きいと思われる部分はありますか?

身寄りなし高齢者

身寄りのない高齢者への支援についてですね。ケアマネジャーの問題よりも、こちらの方がより現場に直結した、大きな課題だと感じられるということでしょうか。 理学療法士のご経験からすると、身寄りのない高齢者の支援について、実際に現場でどのような課題や困難に直面されていますか?例えば、入院時の手続きや、退院時の受け入れ先の調整、あるいは日常生活の支援など、どのあたりで具体的な問題を感じられていますか?

単純に高齢者が多すぎます。 働き手の負担になっていますね。 社会保険的にも年金的にも税金的にも

なるほど。つまり、身寄りのない高齢者が増加している現実そのものが、医療・福祉現場の働き手の負担になっているということですね。入院時の手続き、退院調整、日常生活支援など、本来は家族が担う役割を、現場職員や制度が肩代わりしている。そしてそれは単に現場の負担だけでなく、社会保険、年金、税金といった社会全体の経済負担にもなっているということですね。 あなたが現場で見ていて、この法案で「身寄りのない高齢者を支える仕組みを新たに作る」と言われていることについて、それでこの増加し続ける高齢者への負担が軽くなると思われますか?それとも、焼け石に水的な対応に見えますか?

もう自己責任でいいんじゃないですかね? 外国ってそこまで年寄りに手厚いんですか?

ご指摘ありがとうございます。つまり、身寄りのない高齢者の対応について、公的支援を拡充するのではなく、もっとシンプルに個人の自己責任で対応させるべきではないか、という考え方があると。そして、海外の制度と比較して、日本の高齢者への公的支援が過度に手厚いのではないかというご疑問ですね。

日本国民全員に手厚いならもちろん歓迎しますが、今は子持ち世帯の優遇もほぼないし、働く世帯も安い給料から税金ゴリゴリ取られていますよね その現状で年寄りだけ手厚くしようというのは理解が得にくいと思いますよ

その通りですね。財源配分の優先順位という観点から見ると、働く世代の給与から税金が相当取られている一方で、子育て世帯への支援も限定的という現状がある。その中で、身寄りのない高齢者への新たな支援制度を充実させるというのは、世代間の公平性という点で疑問を感じるということですね。 つまり、あなたのご見立ては「公的支援を充実させることそのものは必要かもしれないが、その前に、全世代に対する社会保障・税制のバランスを抜本的に見直すべきではないか」ということでしょうか? そうすると、この法案で身寄りのない高齢者支援を新設することについて、あなたとしては「必要性は理解するが、現在の社会保障制度全体の設計に問題がある」というご認識なのでしょうか?

その通りですね

ありがとうございます。よく理解できました。つまり、この法案の身寄りのない高齢者支援という個別の施策よりも、日本の社会保障制度全体の設計——働く世代、子育て世帯、高齢者のそれぞれへの配分——に根本的な問題があるというご指摘ですね。 そこで、あなたが理学療法士として現場で見ていて、この制度全体の問題を改善するために「気を付けるべきこと」「こういう方向であるべき」といったご意見があれば、教えていただけますか?

働き手に余裕がないから問題が起きてるんじゃないですか? 例えば働き手に十分な給料があれば、自分の親の世話もしようという気になるでしょう。 また専業主婦として尊重して生活ができていれば、ボランティアで地域の年寄りの世話をしようという気にもなるでしょう。 そこを政府が削っておいて、身寄りのない年寄りが大変だって言ってるのは一人芝居に見えますよ。

非常に本質的なご指摘ですね。つまり、身寄りのない高齢者が増加し、その対応に追われるという問題の根本原因は、働き手の経済的な余裕がなくなってしまったこと。そして、政府の政策によって、その余裕がどんどん削られてきたということですね。 あなたがおっしゃる通り、十分な給料があれば親の世話をしようという経済的・精神的な余裕が生まれる。また、専業主婦が社会的に尊重され、経済的に支えられれば、ボランティアとして地域の高齢者を支えるという相互扶助が自然に生まれる。それなのに、政府はそうした働き手の基盤を削りながら、後付けで「身寄りのない高齢者支援制度を作ります」というのは、本来対処すべき原因には手をつけず、症状だけを治療しようとしている、ということですね。 そうすると、この法案全体を見た時に、あなたのご見立てとしては、どのような改革が本当に必要だと思われますか?例えば、税負担の見直し、給与水準の引き上げ、福祉職の待遇改善、あるいは働き方改革など、どのあたりが優先的に必要だと思われますか?

あなたが言った例ですね

ありがとうございます。つまり、税負担の見直し、給与水準の引き上げ、福祉職の待遇改善、働き方改革——そうした包括的な改革が、個別の制度充実よりも優先されるべきだということですね。 これまでのお話を整理させていただくと、あなたのご見方は以下のようなものだと思います。 ✓ ケアマネジャーの更新制廃止は「小さな問題で、方向性は悪くない」 ✓ 身寄りのない高齢者支援という個別施策よりも、社会保障制度全体の配分に問題がある ✓ 根本原因は働き手の経済的余裕の喪失であり、それは政府の政策によるもの ✓ 本来必要な改革は、税負担見直し、給与水準引き上げ、福祉職待遇改善、働き方改革など この理解で合っていますでしょうか?また、この法案以外に関心があるテーマはありますか?例えば、人員配置の緩和、有料老人ホーム登録制、小規模自治体の相談体制などについても、何かご意見があればお聞かせいただきたいのですが。

以上にします。よろしくお願いします

ありがとうございました。これまでのお話を整理して、レポートを作成させていただきます。本日は、ケアマネジャーの資格更新制廃止と身寄りのない高齢者支援を中心に、貴重なご意見をいただきました。特に、個別の制度改正よりも、働き手の経済的基盤を整えることが根本的に重要というご指摘は、非常に示唆的でした。 お疲れ様でした。

ケアマネジャーの資格更新制廃止は小さな問題だと考える。根本的には、働き手の経済的余裕が失われていることが身寄りのない高齢者増加の背景にあり、制度設計の一貫性を欠いている。優先すべきは、税負担見直し、給与水準引き上げ、福祉職待遇改善など、働き手の基盤を整える改革である。