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💬インタビューレポート

保護者

当事者

学校に通う子どもを持つ保護者として、今後のデジタル教科書導入が学習のしやすさや学校運用(端末管理・個人情報)に与える影響に関心がある。

回答日2026.3.29 07:44
インタビュー分量26 分 / 695 文字

💬主な意見

単語が出ないとデジタルは探しにくい

「この辺にあった」という前後文脈やページ感覚が使いにくく、検索ワードを入れられないと目的箇所に辿り着きにくい。

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全範囲試験だと復習が順番どおりになりそう

紙はページ数や前後の記載で当たりをつけやすいが、デジタルは結果的に書かれた順番通りの履修にならざるを得ないと感じる。

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教科横断のリンクを国で統一してほしい

歴史→理科のように教科を飛び越えて学べるリンク(容量が厳しければ短いコラム→該当箇所案内)を整備し、縦横のつながりは国で統一したい。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや経験を丁寧に伺えればと思います。率直な範囲で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

保護者の立場なのですね。お子さんの学習環境に直接関わる話なので、期待と不安の両方が出やすいテーマだと思います。 お子さんの学校では、デジタル教科書(学習者用デジタル教科書)を実際に使っていますか?

いいえ。ただし、低学年のためまだ使っていないだけかもしれない。

なるほど、低学年だと今はまだ導入されていない可能性もありますね。 もし今後、お子さんの学年でもデジタル教科書が本格的に使われ始めた場合、保護者としてどんな点が気になりそうですか?

この辺のページにあったなー…という、前後ページの記憶がしにくい印象がある。

紙だと「この辺のページにあった」という位置の記憶が手がかりになるけれど、デジタルだとそれが弱くなりそう、という印象なのですね。 その「前後ページの記憶がしにくい」と感じるのは、どういう学習場面で特に影響が出そうですか?

調べたいものがあるが単語が出てこない場合、デジタルだと検索しにくい印象がある。

たしかに、紙だと「だいたいこの辺」を手がかりにパラパラ戻れる一方で、デジタルは単語が思い出せないと検索も効きにくくて詰まりやすい、という感覚はありそうですね。 その状況になったとき、デジタルだと具体的にどんな操作や探し方になって「見つけにくい」と感じますか?

検索にワードを入れられない

検索語が思い出せないと、入口自体が作れなくて詰まってしまう感じなのですね。 そういうとき、紙の教科書だとどんな探し方で見つけていますか?

前後のページの記載内容や、ページ数であたりをつけることができそう。おそらく、この辺は中学や高校といった全範囲試験において顕著だと思っている。

紙だと前後の文脈やページ数で“だいたいここ”を復元できる、という感覚なのですね。特に中学・高校みたいに範囲が広い試験だと、その差が効いてきそうという見立ても理解できます。 その「全範囲の試験」で、デジタル教科書だと復習のやり方がどんなふうに変わりそうだと思いますか?

基本的に書かれた順番通りの履修にならざるを得ないと感じている

復習の自由度が下がって、「書かれた順番通りに追う学び」になりやすい感覚なのですね。 その前提で伺いたいのですが、紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

使い分けが良い、という感覚なのですね。 その「使い分け」を考えるとき、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学校運用(準備負担・トラブル・ルール)

学校運用面がいちばん気になるのですね。現場の負担やトラブル、ルール作りまで含めると、保護者としても見えにくいところが多くて不安になりやすい点だと思います。 その「学校運用」の中でも、特にハードルになりそうだと感じるのはどのあたりですか?

個人情報・端末管理

個人情報や端末管理がいちばんのハードルに感じられるのですね。トラブルが起きたときの影響範囲も大きそうで、保護者として気になりやすい点だと思います。 学校でデジタル教科書を使う前提で、特に心配している「個人情報」の種類はどんなものですか?

成績

成績情報が外に漏れたり、意図しない形で扱われたりするのが心配、ということですね。 成績のような情報について、学校がデジタル教科書を正式に扱うなら「ここだけは守ってほしい」と感じるルールはどんなものですか?

次の質問に進む

承知しました。では次に進めますね。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

ありがとうございます。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

関連する内容のページに飛べること

ありがとうございます。「関連する内容のページに飛べること」を重視されているのですね。 ここでいう「関連する内容のページに飛べる」は、どんなつながり方(例:用語から参照先へ/似た問題へ/前に学んだ単元へ)を想定していますか?

前だけでなく先の履修内容も含めた単元の確認。学年の履修範囲とするかは判断が難しい。世界史と日本史の並列などを想定。

なるほど、前に戻る参照だけでなく、先の学習内容も見渡せる形で単元を確認したい、ということですね。世界史と日本史のように並列で理解したい分野だと特に効きそうです。 そうした「先の履修内容も含めて飛べる」機能について、学校の学習(授業や評価)に入れるとしたら、どの程度まで許容されるのが良いと感じますか?

自分で好きなだけ進めることは良い。先生の授業範囲であれば、あくまで単元の解説に絞ってもよいと考える。

ありがとうございます。生徒側は自分で先取りできる余地を残しつつ、授業として扱う範囲では単元解説に絞るのがよい、という考え方なのですね。 ここまで伺った内容を踏まえると、この法案で「デジタル教科書が正式な教科書になる」ことで、いちばん良くなると期待している点はどこだと感じますか?

教科を飛び越えたつながりを学べる。たとえば、電気が使われるようになったことと、電力の作り方を学べるようにする。歴史で電気が普及したと学び、リンクで理科の教科書に飛ぶ、など。

教科をまたいでリンクできることで、知識が“点”ではなく“つながり”で理解できる、という期待なのですね。たとえば歴史で電気の普及を学んだ流れで、理科の発電の仕組みに飛べる、というのはデジタルならではだと思います。 そのような「教科を飛び越えたリンク」を学校で実現するとしたら、リンク先の内容はどの程度まで載っているのがよいと感じますか?

最終的には教科書そのものに飛べればいいが、容量的に難しければ最初のリンクは数行程度のコラムとし、詳しくはこの教科書のここ調べる…と記載しておけばよいと思う。

ありがとうございます。最初は数行のコラムで橋渡しして、深掘りは該当教科書の該当箇所へ、という設計イメージなのですね。 ここまでのお話全体を踏まえて、今の法案に「最低限ここは入れてほしい」と思う要件は何になりますか?

勉学は多面的であるという認識

ありがとうございます。学びを「単元ごと・教科ごと」に閉じないで、多面的につなげて扱ってほしい、という要望なのですね。 最後に確認です。この法案が成立してデジタル教科書が正式化されるなら、その「勉学は多面的である」という認識は、制度や運用のどこにいちばん反映されるのがよいと感じますか?

小学校から専科制にして、子供も職員も知識の深掘りができるようにする。

ありがとうございます。教科のつながりを活かすには、教える側も学ぶ側も「専門性を深められる体制」が大事、というお考えなのですね。 ここで伺いたいのですが、この法案(デジタル教科書を正式な教科書として認めること)に関連して言うと、専科制を進める上でデジタル教科書にいちばん期待する役割は何ですか?

同一内容を他教科からみるとこのような発展を遂げた、という縦横のつながり。

ありがとうございます。デジタル教科書には、同じ内容を他教科の視点から見たときの「縦横のつながり」を作って、学びを立体的にしてほしい、という期待なのですね。 ここまでのお話を踏まえると、その「縦横のつながり」を実現するために、教科書側(コンテンツ)に必須だと思うのはどんな仕組みですか?

縦横のつながりがある内容にリンクをつける

ありがとうございます。教科をまたぐ「縦横のつながり」がある箇所にリンクを整備する、ということですね。 そのリンクは、誰が付ける設計がいちばん現実的だと感じますか?(出版社/国の基準で統一/自治体や学校/先生個人 など)

国で統一

ありがとうございます。国で統一されたリンク設計なら、学校や先生ごとのばらつきを減らして、全国で同じ学びのつながりを担保できそうということですね。 ここまでで事前の質問は一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をもとにレポート案をまとめました。内容に違和感や抜けがないか、ご確認ください。