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💬インタビューレポート

一般市民

懸念

一般市民としてデジタル教科書の制度化に関心を持ち、紙の学習効果や子どもの集中・発達、家庭での端末管理負担などの観点から意見を述べた。

回答日2026.4.24 01:00
インタビュー分量18 分 / 805 文字

💬主な意見

紙のほうが定着し、デジタルは学力低下が心配

電子より紙のほうが頭に入りやすい実感があり、海外では学力低下データやデジタル教材からの回帰もあるとして懸念している。

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画面は集中を切り、低年齢の発達影響も不安

他の子の画面が目に入るなどで集中が途切れやすく、過度な画面使用が脳や発達に影響しうる研究が増えている点を重視している。

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正式採用より、教師管理の補助教材に限定したい

選択制でも実態は普及目的だと見ており、充電切れ・持ち忘れ・費用・電力消費、個人情報や持ち帰り管理の負担が大きいとする。

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本日は、「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることやご経験を伺えればと思います。率直なお話で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

一般市民として関心がある

ありがとうございます。一般市民として関心を持たれているのですね。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

ある程度知っている

ありがとうございます。「ある程度知っている」とのことですが、どんなきっかけで知りましたか?

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承知しました。では次に、紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

紙の方が学びやすい

紙の方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。 紙のほうが学びやすいと感じるのは、どういう学習場面のときが多いですか?

全てにおいて紙が上回る。デジタルは学力低下につながり定着率が低い。諸外国では廃止している。バッテリーの問題や機器の費用負担の問題もあり不要である。動画などは補助的に教師が見せればよい。

ご意見ありがとうございます。紙のほうが全般に優れていて、デジタルは定着が弱く学力低下につながりうる、というご懸念なのですね。 いま挙げてくださった中で、「学力低下・定着率が低い」という点について、どんな情報や経験をもとにそう感じていますか?

電子書籍を読むより紙書籍の方が頭に入りやすい。諸外国では学力低下のデータがでている。スウェーデンやフィンランドでは廃止している。

なるほど、ご自身の読書体験として「電子より紙のほうが頭に入りやすい」という実感がまずあって、さらに海外でのデータや動き(スウェーデンやフィンランドなど)も踏まえて懸念が強まっているのですね。 その「諸外国では学力低下のデータが出ている」という情報は、どの媒体で知りましたか?

紙の教科書への回帰……スウェーデンはなぜデジタル教材から離れているのか https://www.bbc.com/japanese/articles/c0kr2x0ey4go

共有ありがとうございます。BBCの記事から情報を得られたのですね。 その内容を踏まえて伺いたいのですが、あなたが「これは日本でも特に避けたい」と感じたリスクは、どの点ですか?

端末画面を使わない授業の方が、子どもたちは集中するし、書く力や読む力を伸ばすためより良い条件を作り出すと、政府は主張している。 ナトリー博士は、端末画面上で他の子どもたちが何をしているかが目に入ることで、生徒が集中力を失う可能性があると言う。さらに、デジタル機器で文章を読むことでや、過度な画面使用が低年齢の児童の脳にさえ影響を及ぼしかねないことを示す国際的な研究が増えているとも話す。

ご引用ありがとうございます。集中が途切れやすいことや、読む・書く力への影響、さらに低年齢での画面使用が脳や発達に影響しうる点が、特に避けたいリスクとして強く響いているのですね。 その中でも「集中が切れる(他の子の画面が目に入る等)」というリスクは、授業の場面でどのくらい起きやすいと思いますか?

デジタル教科書であれば常にそのリスクは孕んでいる。

常にリスクがある、と感じていらっしゃるのですね。 そのリスクを下げるとしたら、学校側にどんなルールや運用が必要だと思いますか?

原則としてデジタル教科書を使用するべきではない。

お考えありがとうございます。原則として使うべきではない、という強い立場なのですね。 その前提で伺いたいのですが、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

その全てである

懸念が多岐にわたっていて、「全部が気になる」という感覚なのですね。 その中でも、学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

個人情報・端末管理

個人情報・端末管理がいちばんのハードルになりそう、ということですね。 端末管理の面で、特に心配しているのはどのタイプのリスクですか?

端末の持ち帰り・家庭での管理

ありがとうございます。持ち帰り後の家庭での管理が特に心配なのですね。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、それは何ですか?

利権のためにデジタル教科書を導入するべきでない。必ず充電切れや、端末持ち運び忘れ、電力消費の増加、端末機器の費用負担など物理的なデメリットも大きい。電気は無限には生まれない。北欧では廃止するのに日本で導入するのはおかしい。

ご意見ありがとうございます。利権目的のような形で拙速に進めるのではなく、現場と家庭に確実にしわ寄せが来る「物理的な運用コスト(充電切れ・持ち忘れ・電力消費・端末費用)」を直視してほしい、というメッセージだと受け取りました。 ここで一点だけ確認させてください。この法案は「紙をやめてデジタルに一本化する」ことを決めるものではなく、デジタルを含む教科書も紙と同じく“正式な教科書”として位置づける(自治体・学校が採択できるようにする)趣旨です。 この点を踏まえたうえで、制度として最低限入れるべきだと思う歯止め(例えば、原則紙・例外的にデジタル、のようなルール)はありますか?

お時間を割いて率直にお話しいただき、ありがとうございました。ここまで伺った内容を、要約レポート案としてまとめました。事実関係やニュアンスの取り違えがないか、ご確認ください。

採用できるようにするということで、選択できるように一応しているが、その実態はデジタル教科書の普及が目的だろう。それは不要である。補助教材として教師の指導のもと一時的に必要な時に利用するのは構わないが、教科書として正式に採用するべきではない。

お時間を割いて率直にお話しいただき、ありがとうございました。以下、要約レポート案です。事実関係やニュアンスの違いがないかご確認ください。

懸念ではなく反対である

お時間を割いて率直にお話しいただき、ありがとうございました。ご指摘のとおり、スタンスは「懸念」ではなく「反対」として整理してレポート案をまとめ直しました。ご確認ください。

基本スタンスは反対である

お時間を割いて率直にお話しいただき、ありがとうございました。ご発言を踏まえ、スタンスは「反対」として最終版を整理しました。ご確認ください。