💬インタビューレポート
教員・支援者
教員・支援者の立場から、子どものSNS利用と安全対策について意見を述べている。
💬主な意見
サービス別の判断と専門家の是正を
“国や専門家だけが決める基準は実効性に乏しいとして、SNS事業者がサービスごとに決め、必要に応じて専門家が指導する形を支持する。利用できるSNSを限定する方式にも賛成している。
🎤すべての会話ログ
ご協力ありがとうございます。これから「青少年インターネット環境整備法の見直しに向けた中間整理報告書」について、子どものSNS利用に関するお考えを伺います。あなたはどの立場に一番近いですか?
教員・支援者
ありがとうございます。年代を教えてください。
50代
ありがとうございます。SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。
おすすめ表示で偏った情報や刺激的な動画が止まらなくなる(無限スクロール)
刺激的な内容が連続して表示され、利用を止めにくくなる仕組みに懸念をお持ちなのですね。これは何歳くらいから許容できると思いますか?小学生・中学生・高校生で違いますか?
18
18歳未満では、そうしたおすすめ表示への対応をより慎重に考えるべき、というお考えですね。 なお、この中間整理報告書自体は、一定年齢未満のSNS利用を一律に禁止する制度を提案しているわけではなく、今後の検討課題としています。そのうえで、一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?
賛成
賛成とのことですが、何歳未満を対象にするのが妥当だと思いますか?
18
18歳未満を対象とするのが妥当と考える背景を教えてください。
成人として大人とされる。刑法や民法も同様に変更すべき。そこが起点となって年齢を引き下げてもいいと思う
18歳を基準に、成人としての制度上の位置付けをそろえていくべきだ、という考えですね。 「何が子どもに有害か」の線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが一番納得できますか?
SNS事業者がサービスごとに決める
SNS事業者がサービスごとに決めるのがよいと考える理由を教えてください。
国や専門家が決めても、実測性に乏しく効果を発揮できない。他の事例をみても成功するとは到底思えない。SNS事業者がサービスごとに決めて、それを専門家などが是正の必要があれば指導するのがまだよい。本来はSNSを画一的にアウトにする方がいいと思う。利用できるSNSを限定する方式に賛成する。
事業者の実態に応じた判断を基本にしつつ、専門家が必要に応じて是正を促す形がよい、ということですね。決める話し合いや基準は、どこまで公開されていれば信頼できますか?
決める話し合いなどの対象はなんですか?事業者のサービス?指導の基準?
ここでいう対象は、事業者のサービスそのものではなく、専門家などが事業者に是正を求める際の判断基準や手続きです。その基準や話し合いの過程は、どこまで公開されていれば信頼できますか?
専門家など指導は全面公開でいいのでは?事業者側を召喚するのもすべてWeb公開で
指導の基準や事業者とのやり取りを全面公開し、透明性を確保すべきというお考えですね。 年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。
SNSのアカウントを作るとき
では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。
マイナンバーカードなどの身分証で確認
「マイナンバーカードなどの身分証で確認」を受け入れられる方法として挙げられました。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で一番重要なものはどれだと思いますか?
知らない人からのDMを最初はOFFにする
知らない人からのDMを初期設定でOFFにすることを重視されるのですね。 最後に、このルール作りをする人に一つ伝えるとしたら、それはなんですか?
事業者側の言い分は無視していいと思う。
事業者側の事情よりも、子どもの保護を優先して制度を設計すべき、ということですね。そのように考える背景を教えてください。
事業者はどこまでいっても営利です。子供の権利や保護など建前いいますが、SNSを子供が利用しない方が利益が上がるのであれば、すでにやっているはず、それをしてこなかったことが問題となっているのが今です。
営利性がある以上、事業者の自主的な対応だけには期待しにくく、子どもの保護を優先する強いルールが必要だという問題意識ですね。ほかに、このテーマで伝えておきたいことはありますか?
技術の進歩でどこまでいっても解決を見ない気はしますが、当初にしっかり締めないと既得権益などを盾に反対する事業者や議員をを使ってくると思われます。最初にしっかり締めることをお勧めします。
技術の変化で課題が続くからこそ、制度の導入時点で強い基準を設け、後から事業者や政治側の反対によって骨抜きにならないようにすべき、というご意見ですね。貴重なお話をありがとうございました。これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をもとにレポート案を作成しました。ご確認ください。