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💬インタビューレポート

実務担当

期待事業者

業務で顧客にアンケートを送付するなど、個人情報を取り扱う企業・組織の実務担当者として法改正を見ている。

回答日2026.4.25 15:07
インタビュー分量14 分 / 273 文字

💬主な意見

課徴金で現場の違法行為抑止を期待

企業の運用が大きく変わるというより、現場担当にアナウンスメント効果が働き、安易な違法行為を抑制できると思う。

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顧客リスト持ち出し・転売を踏みとどまらせたい

顧客リストの持ち出しは転職時や転売目的で起きやすく、課徴金が入ることで「よほどの理由がないと」踏みとどまる効果を期待する。

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救済と開示の充実で納得感を高めたい

過去に子どもの情報が転売された経験から、違反企業の罰則と被害者救済(補償額の妥当さ)が気になる。利用状況や閲覧者の人数・種別の開示が進むと納得性が上がり、匿名加工情報の利用も進むと思う。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。今回は「個人情報の使い方にルールを追加し、悪質な違反には課徴金を科せるようにする法案(個人情報保護法改正案)」について、感じていることを伺いたいです。 この法案に、あなたはどういう立場で関わっていますか。

仕事で個人情報を扱っている(企業の担当者、行政職員など)

ありがとうございます。差し支えなければ、仕事の中で個人情報を扱うのはどんな場面が多いですか。

顧客にアンケートを送るなど

なるほど、顧客アンケートで個人情報を扱われているのですね。 今回の個人情報保護法の改正について、現時点でどの程度ご存知ですか。

ほとんど知らない

承知しました。前提として今回の改正案は、①AI開発・統計目的なら一定条件で本人同意なしのデータ提供を可能にする、②16歳未満の子ども情報と③顔データの保護を強める、④悪質な大規模違反(被害者1000人超など)に課徴金を導入する、といった柱があります。 そのうえで伺いたいのですが、この法改正について、全体としてどのように評価していますか。

良いと思う

良いと思われたのですね。 全体として「良い」と感じた点は、どのあたりですか。

大規模違反への罰則強化

罰則強化に期待されているのですね。 今回の改正案の「課徴金」は、悪質な違反で不正に得た利益に相当する額を国が命じる仕組みで、対象は被害者が1,000人を超える大規模なケースなどに限られます。 この課徴金の仕組みが入ることで、企業側の行動や社内の優先順位がどう変わりそうだと感じますか。

企業ではあまり変わらないが個人単位でアナウンスメント効果が期待できる

なるほど、企業の実務というより、個人側に「違反は割に合わない」という印象が伝わる効果を見込まれているのですね。 その「アナウンスメント効果」は、具体的にはどんな相手(例:一般の利用者、取引先、経営層、現場担当など)に対して一番効くイメージですか。

現場担当

現場担当の方に対して効くイメージなんですね。 その場合、現場担当の行動としては具体的にどんな点が変わる(または変えてほしい)と感じますか。

安易な違法行為を抑制

安易な違法行為の抑制につながってほしい、ということですね。 今回の課徴金は「被害者が1,000人を超える大規模な悪質違反」が中心ですが、それでも現場担当が“これは危ないかも”と踏みとどまるのは、どんな行為・場面だと想像していますか。

顧客リストの持ち出し

顧客リストの持ち出し、まさに現場で起こり得るリスクですね。 今回の法案だと、課徴金の対象は「不正に取得・提供して利益を得た」などの悪質な類型で、かつ被害者が1,000人超の大規模なケースが中心になります。 そのうえで伺いたいのですが、「顧客リストの持ち出し」が起きてしまうのは、現場ではどんな状況のときが多いと感じますか。

転職や個人情報の転売

転職時の持ち出しや転売目的、現場のリアルなリスクですね。 今回の改正案の「課徴金(不正に得た利益の返還)」が入ることで、転売目的のような行為はどの程度やりにくくなると思いますか。

よほどの理由がないと踏みとどまることを期待できる

踏みとどまる効果に期待されているのですね。 今回の法改正で、あなたが特に気になっている点はどれですか。

違反した企業への罰則や、被害を受けた人の救済のしくみ

ありがとうございます。罰則と、被害を受けた人の救済のしくみが特に気になっているのですね。 その点が気になるのは、どのような背景やきっかけがあってのことですか。

子どもの情報を転売された経験があるため(ベネッセ)

それは不安が強く残るご経験だったのですね。お話しくださってありがとうございます。 今回の改正案だと、名簿の転売を防ぐために「名簿を他社に渡すとき、渡す先の身元や利用目的を事前に確認する義務」を強める方向も入っています。 そのうえで伺いたいのですが、ベネッセの件のあと、被害者側として「こういう救済があったらよかった」と感じたのはどんなことでしたか。

補償額を相応の金額にしてほしかった

補償額の水準が見合っていないと感じられたのですね。 最後に伺います。この法案について、制度を設計する人に伝えるとしたら、どんな点を重視して制度を作ってほしいですか。

個人情報取り扱いの企業の開示充実

ありがとうございます。企業側の開示をもっと充実させてほしい、というご要望ですね。 ここで確認させてください。あなたが想定している「開示の充実」は、企業がどんな情報を公表することを指しますか。

利用状況、閲覧者の人数や種別

ありがとうございます。「利用状況」や「閲覧者の人数・種別」まで見える化してほしい、ということですね。 その情報が開示されると、あなたご自身や社会全体として、どんな点が一番変わる(良くなる)と思いますか。

納得性の向上と匿名加工情報の利用推進

ここまで伺った内容だと、開示が進むことで「本人が納得してデータ提供できる」状態が作れて、結果として匿名加工情報などの利活用も進む、という見立てなのですね。 ここでインタビューは一区切りにして、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をレポート案としてまとめました。ご発言の趣旨とズレがないか、ご確認ください。