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💬インタビューレポート

小学生の保護者

期待当事者

小学生低学年の子どもを念頭に、SNSの年齢制限、レコメンド表示、ペアレンタルコントロールについて意見を述べた保護者。

回答日2026.9.8 12:35
インタビュー分量38 分 / 851 文字

💬主な意見

レコメンド型とつながり型を区別する

“人と人のつながりを主軸とするSNSと、収益目的の動画を見続けさせるレコメンド型メディアは別物として扱い、後者のアテンションエコノミーを規制の中心に据えるべきだと考える。

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おすすめ表示を弱め、オフ可能にする

“レコメンドSNSは刺激だけを目的とする内容を優先しがちで、成長途中の子どもが見続けると、集中力、批判的思考、感性を養う妨げになりうると懸念する。

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独立した第三者機関が有害性を判断する

“有害性の線引きは科学的根拠に基づき客観的に行う必要があるため、政府の意向を受けにくい、政府から距離のある専門家の第三者機関が決めることを望む。

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🎤すべての会話ログ

ご協力ありがとうございます。これから「こどもとインターネットのルールを見直す方向性(中間整理報告書)」について、子どものSNS規制を中心にお話を伺います。 あなたはどの立場に一番近いですか?

保護者

ありがとうございます。主に念頭においているお子さんの学年を教えてください。

小学生低学年(1-3年生)

ありがとうございます。SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。

おすすめ表示で偏った情報や刺激的な動画が止まらなくなる(無限スクロール)

おすすめ表示によって、見続けてしまう仕組みに懸念をお持ちなのですね。それは何歳くらいから許容できると思いますか?小学生・中学生・高校生で違いますか?

レコメンドメディアに関する正しいリテラシー教育を前提にすれば、高校生くらいからは本人の自由として認めてもいいと思います。 ただ、プラットフォーム側の責任は、ユーザーの年齢に関係なく追及されるべきだと思います。

リテラシー教育を前提に高校生の自己決定を尊重しつつ、年齢を問わずプラットフォームの設計責任も重視されているのですね。 一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?

賛成

何歳未満を対象にするのが妥当だと思いますか?

16歳まで(小学生)

ありがとうございます。確認ですが、「16歳まで」は通常は高校生相当ですが、年齢の基準としては16歳未満を想定されていますか?

間違えた、法律によるSNS禁止は小学生までを対象にするのがバランスがいいと思う

小学生までは一律にアカウント利用を制限するのがバランスよい、というお考えですね。そう考える背景を教えてください。

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承知しました。では、有害性の線引きについて伺います。 「何が子どもに有害か」の線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが一番納得できますか?

専門家による第三者機関が決める

専門家による第三者機関が決める形がよい、というお考えですね。そう考える理由を教えてください。

線引きは科学的根拠に基づいて客観的に行われる必要があるので、政府の意向を受けにくい、なるべく政府から距離のある機関が決めるのが望ましい

科学的根拠を軸に、政府から一定の独立性を保つことを重視されているのですね。決める過程や基準は、どこまで公開されていれば信頼できますか?

完全に公開されれば信頼できる

ありがとうございます。年齢確認について伺います。 年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。

その他(自由記述)

ありがとうございます。では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。複数選べます。

アカウント作成時に、マイナンバーカードなどの身分証で確認する。 ただし匿名性は維持されることが理想で、公的書類によってこのユーザーがアカウント作成に必要な年齢を超えているということ「だけ 」を証明する仕組みがあるとよい。

「マイナンバーカードなどの身分証で確認」を受け入れられる方法として挙げられました。年齢条件を満たすことだけを証明し、SNS上の匿名性は保てる仕組みが望ましい、ということですね。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で一番重要なものはどれだと思いますか?

おすすめ表示を弱めたりOFFにできるようにする

おすすめ表示を弱めたりOFFにできることを最も重視されるのですね。そう考える理由を教えてください。

レコメンドSNSには、視聴者にインスタントに報酬を与える動画を優先して表示する傾向があり、そのため、本質的な内容を伴わない、ユーザーに刺激を与えることのみを目的としたコンテンツが溢れている。 そうしたコンテンツを成長途中の子供が見続けることは、集中力や批判的思考、感性を養うことを妨げると思う。

刺激を優先するおすすめ設計が、子どもの集中力や批判的思考、感性の育ちに影響しうる点を懸念されているのですね。 ペアレンタルコントロールについて伺います。お子さんとの関係を考えたとき、見るのが妥当だと思うのはどこまでですか?

どのアプリをどれくらい使ったか

アプリごとの利用時間までを把握するのが妥当で、やり取りや投稿内容には踏み込まない線引きなのですね。 最後に、このルール作りをする人に一つ伝えるとしたら、それはなんですか?

一番重要なのは、現代のレコメンドSNSは、Facebookや旧Twitterのように人と人のつながりを主軸としたソーシャルネットワーキングとは全くの別物だとしっかりと区別することだと思う。 SNSが「子供の居場所」となりうるのはその通りだが、それは血の通った「ほかのユーザー」と繋がれる場所ということで、収益に動機づけられたインフルエンサーの動画を見続けることとは全く別のことだと思う。 規制するべきはアテンションエコノミーで、それと「子供の居場所」を混同するのは違う。

重要なご指摘ですね。人とのつながりを中心とするSNSと、レコメンドによって注意を引きつけ続けるメディアを区別し、後者のアテンションエコノミーを規制の中心に据えるべきだ、ということですね。 これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間を割いてお話しいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をもとにレポート案をまとめました。