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💬インタビューレポート

教育関係者

事業者

教育関係の仕事として中学生と関わっており、学校現場での英語学習(QR音声等)の利用実態や、端末利用制限・通信環境の弱さといった運用上の課題を見聞きしている。

回答日2026.4.17 18:02
インタビュー分量39 分 / 859 文字

💬主な意見

英語は音声・AI対話でデジタルが効く

シャドーイングや、文法をAIとやり取りしながら実践する学習はデジタルが効果的だと思う。

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QR音声は授業で使われず定着しにくい

授業は訳や文法解説が中心で音声再生まで至らず、学校で使わないため家でも使われない。端末・携帯制限も障壁。

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公平性と現場運用には通信・研修・軽さが鍵

回線が弱い家庭や教室が多く差が出る。オフライン閲覧で差は減るが音声や個別最適化には通信も必要。教員研修と不具合サポート、接続の速さが大事。

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🎤すべての会話ログ

本日は、「デジタルを含む教科書を正式な教科書として認める」法案について、お考えやご経験を伺いたいです。差し支えない範囲で大丈夫ですので、率直にお話しください。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

教育関係の仕事/経験がある

教育関係のご経験があるのですね。現場の感覚も踏まえたお話が伺えそうで心強いです。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

承知しました。名前は聞いたことがある程度、という距離感なのですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

デジタルの方が学びやすい

デジタルの方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。 どんな学習場面だと、特にデジタルの方が学びやすいと思いますか?

英語(語学)の学習時に音声を真似てテキストをシャドーイングしたり、文法の学習時にAIとやり取りをしながら実践的な学習をする時にデジタルが効果的だと思います。今起きたの教科書にも音声を聞くためのQRコードがついていますが、単に再生をするだけなので、生徒はそんなに興味を持たないようです。私は中学生と関わる仕事をしていますが、実際生徒たちは音声を聞いていないし、学校でも積極的に使用していないようです。

英語学習でのシャドーイングや、AIと対話しながらの実践練習の場面だとデジタルが効く、という見立てなのですね。一方で、今のQRコードの音声再生だけだと、生徒も学校もあまり使っていないという現場感もとても具体的です。 その「生徒が音声を聞かない」状況について、どういう場面・流れだと結局使われずに終わってしまうことが多いですか?

学校の授業では、単語や熟語の意味、文法の解説、本文の翻訳などに力を入れているようで、先生が毎回QRコードを読み込んで音声を再生していないようです。学校で生徒がQRコードを読み込むことがないため、家でも使っていないのではないかと思われます また、親が携帯の使用を制限している、学校支給のタブレットは勝手に使えない、などもあるかもしれません

授業の中で「訳や文法解説」に時間が割かれて、音声を再生するところまで毎回たどり着かない、ということなのですね。学校での導入がないと家庭にもつながりにくい、という流れもすごく納得感があります。端末やスマホ利用の制限も、実際の障壁になりそうですね。 今のお話を踏まえると、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

家庭・公平性(端末/通信/支援の差)

家庭での端末や通信環境、保護者の支援の差があると、デジタル教科書の効果が出やすい子と出にくい子が分かれてしまう、というご懸念なのですね。 その「家庭・公平性」の点で、どんな差が出る場面が特に心配ですか?

ネットワーク環境が弱い家庭が非常に多いです 学校の教室も読み込みが早いわけではなかったり、そこに差が出ると思います デジタル教科書はネットに繋ぐ必要があるのですか

ネットワーク環境の弱さが、家庭でも学校でも“待ち時間”や利用可否の差につながる、というご心配なのですね。 ご質問に補足すると、デジタル教科書は仕組みによってはオフラインでも使える形(端末に事前に入れておく等)もあり得ますが、音声・動画・AI連携のような機能は通信が必要になる場面が出やすいです。 この点を踏まえてお伺いしたいのですが、もし「基本はオフラインでも閲覧できる」設計になった場合、通信環境の公平性の懸念はどの程度和らぎそうですか?

オフラインで使えるのなら、家庭や学校のネットワーク環境による差はかなり減ると思います ただ、語学の学習には音声は欠かせないし、個人にカスタマイズされた学習を提供するならばネット環境が必要になると思います

オフラインで閲覧できれば、まず“見られる/見られない”の差はかなり縮まる、という感覚なのですね。一方で、語学の音声や個別最適化のような価値を出すほど通信が必要になってくる、という整理もとても現場的だと思います。 その前提で伺いたいのですが、学校や自治体が制度として優先して整えるべきだと感じるのは「音声などのコンテンツを安定して使える通信環境」の方ですか、それとも「最低限オフラインで誰でも使える形にすること」の方ですか?

両方同じくらい重要

どちらも同じくらい重要、ということですね。最低限の学習機会を保証しつつ、音声や個別最適化で学びを伸ばす土台も要る、というバランス感だと受け取りました。 では、学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

教員の負担/研修

教員の負担や研修がハードルになりそう、というご見立てなのですね。現場としてはとても現実的なポイントだと思います。 その「教員の負担/研修」の中でも、どんな負担が特に大きくなりそうですか?

デジタルツールを手に入れても使いこなせない教師を多く見てきました デジタルを触って満足、ということに終わらないように、教師への研修は必須だと思います デジタルを避けて使わない教師がいないようにするべきだ思います 不具合が出た時に対応できるサポートも必要と思います、それはAIでもいいと思います

現場で「ツールはあるのに使いこなせない」「触って満足で終わる」「避けて使わない先生が出る」ことが起きうる、というご懸念なのですね。加えて、不具合時のサポート(AIも含めて)がないと運用が回らない、という感覚もよく分かります。 最後にお聞きしたいのですが、デジタル教科書に関して制度設計をする人に伝えるとしたら、どんなことを伝えたいですか?

接続がスムーズなこと、重すぎて次に進むのに時間がかかると見る気がなくなるので 先生も生徒も、操作のサポートが使いながらに出てくると受け入れやすいと思うので良い方法を考えてみてください

接続がスムーズであること、重くて次に進むのに時間がかかると使う気が削がれてしまうこと、そして先生・生徒が“使いながら”操作サポートを受けられる仕組みが重要、ということですね。現場での受け入れやすさに直結するポイントだと感じました。 ここまでのお話は十分伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容に抜けやニュアンス違いがないか、ご確認ください。