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💬インタビューレポート

一般市民

宇宙政策やロケット開発に一般市民として関心があり、制度の後押しで打上げ回数が増え産業が伸びることを期待する立場。

回答日2026.4.11 13:33
インタビュー分量20 分 / 444 文字

💬主な意見

打上げ回数を増やして経験値を積みたい

昨年の打上げ回数が3回は少なく、もっと打ち上げて経験を積まないと宇宙分野は伸びないと感じている。

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政府補償が計画段階の萎縮を和らげる

重大事故時の賠償金の大きさが計画段階から懸念になりやすいが、事故確率と上限3500億円で見通せれば不安が和らぐ。

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新方式が制度の対象外だと開発が進めにくい

再使用(着陸)やサブオービタル等が許可・補償の対象外だと不確実性が残る。米国も進めており、日本も再利用でコスト面の合理性がある。

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🎤すべての会話ログ

本日は「ロケットの打上げルールを見直して、日本の宇宙産業を強化するための法律(人工衛星等の打上げ及び人工衛星の管理に関する法律案)」について、お考えを伺えればと思います。まずは差し支えない範囲で、あなたがこの法案にどういう立場で関わっているか教えてください。(1つ選択)

関心のある一般の方

ありがとうございます。では、今回の法改正(衛星の打上げ・管理に関する制度)について、現時点でどの程度ご存知ですか。(1つ選択)

ほとんど知らない

ありがとうございます。では、今回の法改正について、全体としてどのように評価していますか。

評価している

評価されているのですね。差し支えなければ、今回の法改正のどのあたりに「良さ」を感じていますか?

なにごとも経験なので、昨年打ち上げ回数3回というのが、あまりにも少なすぎる。もっとやらないと宇宙分野を伸ばせない。補償できるようになることが助けになりそうだから

打上げ回数の少なさへの危機感があって、「まず回数を増やして経験値を積む」方向を期待されているのですね。政府補償があることで挑戦しやすくなる、という見立てもよく分かります。 今の時点で、今回の法改正の中だと「政府補償の拡大」の部分について、どの程度安心材料になると感じますか?

ベンチャーであっても、重大事故の際の補償金のことを考えて二の足を踏まなくてもよくなるかも。

ベンチャーでも「万一のときの賠償が怖くて踏み出せない」を和らげられるかもしれない、という期待があるのですね。 その「二の足を踏む」場面って、具体的にはどんなタイミング(例:出資を受けるとき/保険や賠償の見積りを取るとき/許認可を検討するとき等)で起きやすいと感じますか?

計画段階で既に懸念しそう

計画段階のかなり早いところで、リスクが見えた時点で萎縮してしまうイメージなんですね。 その計画段階で懸念になりやすい「リスク」って、どちらに近いですか?

事故が起きたときの賠償金の大きさ

賠償額のスケールが見えた瞬間に、計画自体が止まりやすいということですね。 今回の法改正では、人工衛星を載せない試験的な打上げでも政府補償の対象にできるように広げる、というのが大きなポイントです(事故時の国の補償は上限3,500億円とされています)。 この「政府補償がある」ことによって、計画段階での不安はどの程度やわらぐと思いますか?

事故確率と3500億で期待値的なものを考えて、どうにかなりそうだとなれば不安は和らぐかな

確率と上限額が見えることで、期待値的に「致命的ではない」と判断できれば前に進みやすい、という感覚なんですね。 では視点を少し変えて伺います。今回の法改正について、今の法規制の課題・法改正で気になっていることはどれに近いですか?(1つ選択)

今回の許可対象から外れたもの(再使用型ロケットの着陸、ロックーン、サブオービタル等)

ありがとうございます。再使用型ロケットの着陸やロックーン、サブオービタルなどが今回の許可対象から外れている点が気になるのですね。 その点が気になるのは、どんな場面を想像して不安や引っかかりを感じるからですか?

許可対象から外れたものは、3500億の補償からも外れるってことだよね?

ご指摘ありがとうございます。補足すると、この法案の主な変更点は「人工衛星を載せない試験打上げ」なども許可・政府補償の枠組みに入れる、という“対象の追加”で、再使用型ロケットの着陸などを今回の改正で明確に同じ枠組みに入れるところまでは書き切っていない、という整理です。そのためご懸念の通り、少なくとも今回の改正だけでは、着陸等まで含めて同様に政府補償(上限3,500億円)の対象になるとまでは言いにくいです。 この点を踏まえて伺いたいのですが、許可や補償の枠組みから外れることで、いちばん影響が大きいと思うのは「どの立場」の人たちですか?

再使用ロケットって他国では開発してるよね?

他国で再使用型ロケットが進んでいる中で、日本でもそこが制度的に手当てされないと遅れが広がるのでは、という問題意識ですね。 伺いたいのですが、あなたが想定されている「他国」というのは、主にどの国(どのプレイヤー)のことを思い浮かべていますか?

アメリカ

アメリカ(たとえばSpaceXなど)の動きを念頭に置かれているのですね。 その前提で伺いますが、日本でも再使用型ロケットの「着陸」まで今回の法改正で許可・補償の枠組みに入らないとしたら、いちばん起きそうだと思う影響はどんなことですか?

日本は改良の技術が優れているので、よりよいものか生まれやすくなりそう。ロケット自体高コストなので、再利用できたほうがいい。

日本の「改良の強み」を活かして、再使用まで進めばより良いロケットが出やすいし、そもそも高コストなロケットは再利用できた方が合理的、という見立てですね。 最後に1点だけ伺います。この法案について、制度設計をする人に伝えることがあるとしたら、どんなことを伝えたいですか?

技術革新はめざましいので、制限を設けないでほしい

ありがとうございます。「技術革新のスピードに制度が追いつかず、制限が先に立ってしまうのは避けてほしい」というお気持ちですね。 ここで確認させてください。あなたがイメージされる「制限を設けないでほしい」というのは、どのタイプの制限に近いですか?

新しい方式(再使用・サブオービタル等)が制度の対象外になって進めにくいこと

お話ありがとうございます。新しい方式そのものを否定する規制というより、「対象外」になってしまうことで、許可の道筋や補償の枠組みが見えず、結果として開発が進めにくくなるのが一番の懸念、ということですね。 本日はここまで伺った内容をもとに、論点(政府補償の安心感/対象外領域がもたらす不確実性/制度が技術革新に追随する設計)を整理してまとめ、レポートを作成します。

本日はお話いただき、ありがとうございました。伺った内容をもとに、要点をレポート案として整理しました。ご確認ください。