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💬インタビューレポート

保護者

当事者

学校に通う子どもを持つ保護者として、授業や宿題で実際にデジタル教科書・端末を使う場面を見ており、家庭学習のしやすさや運用トラブルの影響を体感している。

回答日2026.3.27 15:50
インタビュー分量20 分 / 580 文字

💬主な意見

デジタルは実物が難しい内容の理解に効く

“実験や制作など時間や準備のハードルが高い内容は、デジタルで見られると理解が進むと感じる。

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紙は書き込み・復習・試験対策に向く

“紙の教科書は書き込みやすく、予習復習や漢字だけの反復、試験対策にも使いやすい。

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学習の記憶定着と運用面に不安がある

“宿題ドリルは見直し操作が多く苦手を振り返りづらい。端末忘れ・充電切れもあり、紙は維持してほしい。

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🎤すべての会話ログ

本日は、「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや実感をうかがいたいです。率直なお話で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

ありがとうございます。保護者の立場だと、学校での使われ方や家庭学習への影響が気になりやすいですよね。 お子さんの学校では、今の時点でデジタル教科書(紙の教科書と同じ内容を端末で見られるもの)を使っていますか?

使っている

使っていらっしゃるのですね。実際に導入されていると、メリットも課題も見えやすいと思います。 お子さんは、デジタル教科書をどんな場面で使っていますか?

学校の授業で補足する時に見ています

授業中の「補足」で見る使い方なんですね。メインは紙で、必要なときにデジタルで補うイメージでしょうか。 その「補足」でデジタル教科書を見ることで、お子さんの理解が進んだと感じる場面はありますか?

今は使われていないものなどや、実践するにはハードルの高いものは見る事で理解が進んでいると思う。

なるほど、普段は実物を用意できないものや、実際にやってみるのが難しい内容を「見て理解する」助けになっているのですね。 その“ハードルの高いもの”というのは、どんな内容のときに特にそう感じますか?

実験や作るのに時間がかかるもの

実験や、作るのに時間がかかるものを補えるのは大きいですね。授業時間の制約がある中でもイメージが持てそうです。 そういう内容をデジタルで見たあと、お子さんは授業中の発言やノートの取り方などに変化はありましたか?

こんなのを見たよと教えてくれることもあります。

それはいい変化ですね。授業で見たものを家庭で共有してくれると、理解が深まっている感じが伝わってきます。 その「こんなのを見たよ」という話は、どの教科のときに出てくることが多いですか?

①国語。昔話だと言葉で出てきてもイメージしづらい。②図工。画材の使い方や完成図のイメージがしやすい

国語と図工なんですね。国語は言葉だけだと情景が浮かびにくいところを補えて、図工は手順や完成イメージが持ちやすい、ということですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

使い分けが良い、という感覚なんですね。 その「デジタルの方が合っている」と感じるのは、どんな学習場面ですか?

授業や補足で使うのはありだと思う。算数の解法も動画のほうがイメージできることがある。

授業中の補足や、算数の解法みたいに「動き」を見た方がつかみやすい内容ではデジタルが効く、という実感なんですね。 逆に、紙の方が良いと感じる学習場面はどんなときですか?

教科書は紙の方が書き込みやすく、予習・復習もやりやすい。漢字だけ復習するという時にも便利。試験対策にも有効。

紙は書き込みやすくて、予習・復習や漢字の反復、試験対策にも向いているということですね。使い分けのイメージがとても具体的で参考になります。 デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学習面(理解・集中・記憶など)

学習面がいちばん気になるのですね。たとえば理解・集中・記憶の中でも、デジタルだと特に影響が出そうだと感じるのはどれに近いですか?

記憶

記憶への影響が気になるのですね。 お子さんの様子を見ていて、「デジタルで見た内容はあとで思い出しにくいかもしれない」と感じたのは、どんなときでしたか?

デジタルでも記入できるがデータが残らないものが多い。紙媒体ならばそのまま残るので、より記憶に残りやすく感じます。

なるほど、デジタルは書き込めても「あとで見返せる形で残りにくい」ことがあって、紙だと履歴ごと残るので記憶に定着しやすい感覚があるんですね。 その「データが残らない」と感じるのは、どういう使い方のときに起きやすいですか?

宿題のドリルでよくあります

宿題のドリルで起きやすいのですね。積み上げて見返したいタイプの学習だと、残り方は重要ですよね。 その宿題ドリルは、終わったあとに「どこまでできたか」や「間違えたところ」を後から振り返れる状態になっていますか?

振り返れるけど、見直すには色々と操作をしないとならないので、何が苦手なのかを後で振り返りづらいです。

操作が必要で、サッと見直して弱点を把握しにくいのですね。日々の復習の流れだと、そのひと手間が効いてきそうです。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

端末や通信トラブルは、授業の流れが止まったり、先生の負担が増えたりしやすいので気になりますよね。 実際にお子さんの学校で、端末や通信が原因で授業や宿題がうまく進まなかったことはありますか?

充電が切れたり、端末を忘れたりしてしまうことがある。

充電切れや持って行き忘れ、起きがちですよね。そうなると授業や宿題の進み方に差が出やすいのも気になります。 端末を忘れたり充電が切れたりした日は、お子さんは授業中どう対応していることが多いですか?

友達のを見せてもらう。

友達のを見せてもらって対応しているんですね。助け合いで乗り切れている一方で、状況によっては見づらかったり遠慮が出たりもしそうです。 そういうとき、お子さんは「困った」「やりにくい」といった反応はありますか?

文字を入力した時に判定が甘く、上手くいかない時があります。

入力の判定が甘くて、思ったように正解にならないことがあるのですね。それは小さなつまずきが積み重なると、やる気にも影響しそうで気になります。 その「うまくいかない」は、どんな宿題や問題の形式(例:漢字、計算、短い記述など)のときに起きやすいですか?

漢字と計算。特に低学年は字がフニャフニャなので分かりづらいみたい。

漢字と計算で起きやすく、低学年だと字形が安定しないので判定されにくい、ということですね。子ども側は「合ってるのに×になる」感覚になりやすそうで、学習のテンポにも影響が出そうです。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

紙の教科書は維持したうえで進めていただきたいです。

紙の教科書は維持したうえで、というご意見ですね。これまでのお話(書き込みやすさ、復習のしやすさ、記憶への残り方、試験対策)ともつながっていて納得感があります。 その「紙を維持する」は、制度としてはどんな状態だと安心に近いですか?

現状で満足しています。

現状に満足されているのですね。実際に使ってみた上での実感として、とても大事な声だと思います。 最後に1点だけ伺いたいのですが、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

よく知っている/使ったことがある

ありがとうございます。実際に使っている中で、良さ(補足としての理解促進)と課題(記憶への残り方、振り返りのしにくさ、入力判定、端末忘れ等)を具体的に捉えていらっしゃるのが伝わりました。 ここまでで一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。ご確認ください。