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💬インタビューレポート

小学生保護者

当事者

子どもが小学校に通う保護者。学校配付タブレットの持ち帰りがあり、家庭内の端末利用時間管理や子どもの視力への影響を強く気にしている。共働きで宿題時間が遅くなる日もある。

回答日2026.3.27 23:27
インタビュー分量36 分 / 924 文字

💬主な意見

視力低下への不安とエビデンス不足

姿勢・画面距離・照明などの対策に医学的知見が十分でないと感じ、視力や睡眠への影響について研究と根拠の整備を進めてほしい。

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家庭で時間管理しづらい端末設定

学校一括設定で家庭側がアプリごとの時間制限をできず、家の端末もあるためスクリーン時間が増えやすく管理が難しい。

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授業中心の活用と保護者向け管理機能

共働きで21時以降に宿題になる日もあるため、端末宿題は少なめで授業活用を主にしてほしい。アプリ別利用内訳の可視化や1時間で15分休憩などがほしい。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや経験を伺いたいです。率直なお話で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

ありがとうございます。保護者の立場から伺いたいのですが、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

ありがとうございます。では、紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

使い分けが良い、という感覚なのですね。 「使い分けたい」と感じるのは、どんな学習場面のときですか?

デジタル機器に触れる機会が増えると視力の低下が進むことが心配です。 また、書字の練習や紙媒体の資料の読解力、処理能力の基礎は、紙の教科書の方が優れていると思います。

視力への影響が心配で、学習内容によっては紙の方が基礎力を作りやすいという感覚があるのですね。 まず視力の点から伺いたいのですが、デジタル教科書の利用で「視力が心配」と感じるのは、どんな使われ方(時間帯や利用時間の長さなど)を想定していますか?

こどもの視力低下の若年化が進んでいると言われていますが、それに対応する対策(タブレット使用時の姿勢や画面との距離の取り方、照明など)については、医学的な知見が得られていないかと思います。 現在こどもが学校で配付されたタブレットを持ち帰ってきていますが、学校での一括設定のため、各家庭で帰宅後の使用時間制限ができません(22 時になったらタブレットが使えなくなる設定はありますが、アプリごとの使用時間制限はありません)

若年化していると言われる視力低下に対して、姿勢や距離・照明などの対策が“医学的に固まっていないのでは”という不安があり、さらに家庭側で細かな利用時間の制限ができないのは心配になりますね。 その「家庭で制限しにくい」点について伺いたいのですが、いま一番困っているのはどのような場面ですか?

自宅にもタブレットやゲーム機器がありますので、学校のタブレットを使用するとずっとデジタル機器を使用していることになります。家庭で制限をかけても、もう1台タブレットが使えることで時間管理が難しくなります。

なるほど…。ご家庭にも端末がある中で、学校タブレットがもう1台増えることで「合計のスクリーン時間」をコントロールしにくくなるのですね。 この法案でデジタル教科書が正式化して利用が増えるとしたら、学校側の運用としてどんな仕組みがあると「時間管理がしやすくなる」と感じますか?

少し話はそれますが、共働きのため、タブレット端末を使う宿題が出たときに制限時間内に必ずしも宿題にいっしょに取り組めるとは限りません。 日によっては、ごはん、お風呂を済ませて21時以降に宿題に取り組むこともあります。 タブレット端末を使った宿題の量は少なくして、授業場面での活用をメインにしてほしいです。 また、こどものスクリーン時間を保護者が確認できるような管理体制にしていただくこと、連続して1時間タブレットを開いたら強制的に15分程度休憩をいれる等の工夫がほしいです。

共働きの中で、宿題の時間がどうしても遅くなる日があるのに、端末の利用制限や宿題設計がそれに追いついていない、という切実さがありますね。授業中心にしてほしい、保護者がスクリーン時間を把握できる仕組みや強制休憩のような機能がほしい、という具体案もよく伝わりました。 では確認ですが、保護者がスクリーン時間を確認できる仕組みが入るとしたら、「どの単位」で見られるのが一番助かりますか?

アプリ(教科書/ドリル等)ごとの内訳

ありがとうございます。アプリ(教科書・ドリル等)ごとの内訳まで見えると、学習目的の利用とそれ以外が切り分けられて管理しやすい、ということですね。 次に伺いたいのですが、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

健康面(目・姿勢・睡眠など)

健康面(目・姿勢・睡眠など)がいちばん気になるのですね。 その中でも、いま特に心配が大きいのは「目・姿勢・睡眠」のどれに近いですか?

目(視力など)

目(視力など)が特に心配なのですね。 その不安が強くなったのは、何かきっかけになる出来事(健診結果、本人の訴え、周囲の事例など)がありましたか?

娘が小学校1年生の時にタブレット型の通信制家庭学習教材を取っていたところ、後期に一気に視力が落ち、眼鏡をかけ始めました。

それは心配になりますね…。小1の頃にタブレット型教材を使っていて、後期に視力が一気に落ちて眼鏡になったとなると、端末利用との関係を強く意識されるのも自然だと思います。 そのときの通信教材は、1日あたりどのくらいの時間使っていましたか?

日によりますが、2時間くらいだと思います

2時間くらい使う日があったのですね。それは目への負担が心配になります。 最後に、制度設計をする人に向けて伺います。デジタル教科書に関して、制度を作る側に「こうしてほしい」と伝えたいことは、どんなことですか?

視力や睡眠の質の低下が心配ですので、医学的研究・エビデンスが得られるようにしてください。 また、スマホやタブレットなど、動画が見られるデジタル端末がないと暇をつぶせないこどもにはなってほしくないといい家庭方針のため、端末の利用はあくまで補助的なものとしてほしいでせす。

医学的なエビデンス整備を進めてほしいこと、そして端末利用は“補助的”にとどめたいというご家庭の方針、とても筋の通ったご意見だと感じました。 ここまで伺った内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、具体的なお話をありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容に誤りや抜けがないかご確認ください。