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💬インタビューレポート

小学生の親

懸念当事者

現在は小学生低学年の子どもを含む2人の子を持つ親。以前は民間教育の現場で働いていた。

回答日2026.9.11 00:05
インタビュー分量56 分 / 1176 文字

💬主な意見

教育を優先し発信側を規制する

“利用者をルールで縛る前に、対面とオンラインを特別視せず、道徳・情操教育の中で自制・自衛を考える仕組みを優先してほしい。発信側には罰則が必要だと考える。

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有害性は家庭ごとの判断を軸にする

“国が有害性を一律に決めるのではなく、保護者が価値観の軸を子どもに伝え、各家庭で判断できることを重視する。ただし発信側には罰則が必要だと考える。

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保護者管理は通知付きで使う

“子どもの成長に応じて機能を段階的に使える管理機能は必要だが、保護者が管理者権限を使った場合は子ども側の端末やアカウントにも通知し、一方的な管理にならない形がよい。

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🎤すべての会話ログ

ご協力ありがとうございます。「こどもとインターネットのルールを見直す方向性(中間整理報告書)」について、お考えを伺います。率直に感じていることを、話せる範囲でお聞かせください。 あなたはどの立場に一番近いですか?

以前は民間教育の現場で働いていた。今は2人の子を持つ親です。

現在は保護者としてお考えを伺います。あなたの年代を教えてください。

30代

ありがとうございます。主に念頭に置いているお子さんの学年を教えてください。

小学生低学年(1-3年生)

SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。

他人との手軽すぎる繋がりやすさ、および、偏った情報のアルゴリズム。また、フェイク動画や終わり時の見えないショート動画など。

見知らぬ人との接点の作られやすさと、おすすめによる情報の偏り、ショート動画をやめにくい設計に懸念を感じておられるのですね。それらは何歳くらいからなら許容できると思いますか?小学生・中学生・高校生で違いますか?

問題はむしろ、コミュニケーションというものの捉え方にあると思う。いつから許容できるかではない。許容できるか否かによらず、すでに意識せずとも存在するものだ。

年齢で許容・不許容を分けるだけでは捉えきれず、日常に入り込んだコミュニケーション環境そのものとして考える必要がある、ということですね。制度をつくる側には、子どもがオンライン上のコミュニケーションをどう捉えられるようになることを重視してほしいですか?

そもそも、まだコミュニケーションについて対面(ダイレクトコミュニケーション)を前提としているから、ネット上やオンライン上のコミュニケーションが特別視され、議論の俎上に上がる。

対面のやり取りを標準としてオンラインを例外的に扱う枠組み自体が、議論を狭めているというご指摘ですね。 一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?

ルールで縛ろうとすることについては反対。意味がないと思う。

一律にアカウントを持てなくするルールには実効性がないとお考えなのですね。一律の年齢制限を設けない場合、今のままでよいと思いますか。それとも、別の対策は必要だと思いますか?

そもそもの学校教育や低年齢教育から見直すべきではないか。ダイレクトコミュニケーションについては既に学校教育で皆が話し合う場がある。対人コミュニケーションのあり方として、オンラインやテキストコミュニケーションを特別視することなく、道徳・情操教育の中でごく当たり前に皆で考え、自制し自衛する心を育むことが重要ではないかと思う。

学校教育の中で、対面とオンラインを切り分けずに対人コミュニケーションとして扱い、自制や自衛する力を育てることが必要だというお考えですね。 「何が子どもに有害か」の線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが一番納得できますか?

国は決めず家庭ごとに判断すればよい

家庭ごとの判断を基本にするのがよいと感じる背景を教えてください。

前提としてルール化するのではなく、各個人が価値観に基づきそれを有害だと判断できるようにすることの方が大事だと思うから。そしてそれは最も身近にいる保護者側が確たる軸をもって子供に伝えることが親としての責任だと思うから。ただしもちろん、発信側には罰則が必要だと思う。

家庭で価値観を育てていくことを軸にしつつ、発信側には責任を求めるべきだ、というお考えですね。 年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。

DMなど知らない人とやり取りできる機能を使うとき

では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。

身分証や指紋認証などが有効と思うが、それでトラブルリスクが低くなるわけではないということは教育として必要。

年齢確認の方法として、受け入れられると思うものを選んでください。

マイナンバーカードなどの身分証で確認

受け入れられる方法は「マイナンバーカードなどの身分証で確認」ですね。本人確認はリスクを下げる手段の一つであり、それだけで安全になるわけではないことも教育で伝える必要がある、というご意見として受け止めました。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で最も重要なものはどれだと思いますか?

保護者が使える管理機能を用意する

保護者が利用状況を把握し、必要に応じて関われる機能を重視されるのですね。そう考える理由を教えてください。

子供は個人差が大きいため、一律年齢で成長を測れるものではない。また、機器の設定はすぐに本人で変更できるようになる。であれば、子供ごとに話し合いながら、機能のアンロックを段階的に行っていくべき。

年齢だけで一律に決めず、お子さんの状況を見ながら話し合い、使える機能を段階的に広げていくための管理機能が必要だ、ということですね。 お子さんとの関係を考えたとき、見るのが妥当だと思うのはどこまでですか?

通常は各アプリの利用状況と機能設定まで。ただし、やり取りや投稿の中身まで見られる機能は付けたうえで、当該機能を用いた場合は子供側に通知がいくシステムが良いと思う。

通常は利用状況と機能設定までにとどめつつ、内容を確認する場合にはお子さんへ通知される仕組みが望ましい、というお考えですね。 最後に、このルール作りをする人に伝えるとしたら、それはなんですか?

まずは教育的な仕組み作りを優先してほしい。その上で発信側の規制作りを行ってほしい。利用者側へのルール作りは、作る側の自己満足で何も実を結ばない可能性が高いと考える。

教育を先に整えたうえで、発信側の責任を制度化し、利用者への一律の制限は慎重に考えるべきだ、というメッセージですね。 このテーマについて、ほかに伝えておきたいことはありますか?

ありません。

ありがとうございました。これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をもとにレポート案を作成しました。

3. 保護者管理は段階的な利用に役立てる 子どもの成長には個人差があり、設定は本人でも変えられるため、保護者が利用状況や設定を見ながら話し合い、機能を段階的に使えるようにする管理機能が必要だと考える。 ここについて、親からの一方的な管理が必要と聞こえる。管理者権限を用いた場合に子供側の端末やアカウントにも通知される機能は子供の自立性や主体性を損なわないようにするためには必要。

ご確認と補足をありがとうございます。保護者管理が一方的に受け取られないよう、管理者権限の利用を子ども側へ通知し、自立性・主体性に配慮する点を反映して修正しました。