💬インタビューレポート
一般市民
国会審議(内閣委員会)を視聴するなど法案への関心が高く、AI活用による制度改善案を具体的に述べている一般市民
💬主な意見
AIを活用し検知から注意喚起までを迅速化してほしい
“怪しいやり取りをAIで検知し、犯罪タイプや想定被害を分析して警察・公安に伝え、天気予報の注意報のように国民へ知らせる仕組みがあれば犯罪抑止につながると考えている。
実施状況の国会報告・公表を義務化してほしい
“実施件数や犯罪タイプだけでなく、未然に防げた効果や捜査に関わった人数まで、効果検証に使えるデータを国会に報告・公表してほしいと考えている。
🎤すべての会話ログ
本日はお時間をいただきありがとうございます。今回は「犯人が連絡に使ったスマホなどから、被害を防ぐ情報を警察が得られるようにする法案」について、皆様のご意見を伺うインタビューです。さっそくですが、今回の法案で、あなたが特に気になること、または意見を伝えたいことに、いちばん近いものを教えてください。
詐欺や強盗の被害を防ぐ効果
ありがとうございます。「詐欺や強盗の被害を防ぐ効果」というテーマを選んでいただきました。この点について、期待していることや気になっていることなど、具体的にお考えを聞かせていただけますか?
午前中の内閣委員会を見て思ったのですが、捜査のスピード感が遅すぎると思いました
内閣委員会でのやり取りをご覧になっていたのですね。具体的に、どのあたりに「遅い」と感じられましたか?例えば、答弁の様子なのか、実際の捜査・対応にかかる時間なのか、教えていただけますか?
予め了承を得て、という段階から実際に遠隔で情報を得て、更に対象者に知らせるという流れをAIを活用すればもっと早く出来ると思いました
なるほど、裁判官の許可から情報取得、事後通知までの一連の手続きに、AIを活用することでもっとスピードアップできるのではないか、というお考えですね。そうしたスピード感が増すことで、被害を防ぐ効果にどのような違いが出ると思われますか?
まず、怪しいやり取りを察知した段階でAIを活用した組織に情報が集まり、そこからどの様な犯罪タイプか、どの様な被害が想定されるのかを出し、それを警察なり公安なりに伝えて、天気予報や警報注意報の様な感じで国民が何に注意をすれば良いのかを知る事が出来れば犯罪抑止と、犯罪を犯そうとしている存在への抑止に繋がると思いました
とても具体的なビジョンですね。怪しいやり取りをAIで察知し、天気予報の注意報のように国民へ知らせることで、被害を未然に防ぐだけでなく、犯行を思いとどまらせる抑止効果も期待できる、というお考え、よく分かりました。 視点を変えて伺いたいのですが、この法案はスマホの中のやり取りなど、犯人とみられる人の端末から情報を取り出す仕組みです。詐欺や強盗の被害を防ぐことと、そうしたプライバシーを守ることについて、あなたのお考えにいちばん近いものを教えてください。
どちらも同じくらい大事
「どちらも同じくらい大事」ということですね。差し支えなければ、そう思われる理由を簡単に教えていただけますか?
どちらかというと犯罪抑止の方を重視したいですが、そのためにプライバシーがダダ漏れではそもそもの国民が安心できる社会にはならないと思うからです
犯罪抑止を重視しつつも、プライバシーが守られなければ安心できる社会にはならない、というバランス感覚ですね。よく分かりました。 この法案には、事前に裁判官の許可を得ること、関係ない情報は消すこと、端末を使っていた人にあとで知らせること、公安委員会が正しく行われたかを確かめること、といった歯止めの決まりがあります。こうした決まりで十分だと思うか、いちばん近いものを教えてください。
十分ではないと思う
「十分ではない」と思われるのですね。具体的に、どのあたりが足りないと感じられますか?
スピード感がない
なるほど、先ほどのAI活用のお話にもつながりますね。裁判官の許可や事後通知といった手続き自体に時間がかかることが、歯止めとしての実効性や、被害防止のスピード感を損なっている、ということですね。よく分かりました。 次に伺いたいのですが、この法案には、実施した件数などを国会に報告したり、公表したりする決まりはありません。捜査のための通信の傍受では、政府が毎年、国会に報告しています。信頼のために、あとで振り返れる形で公表することが大切だという意見がある一方で、公表で犯人が対策をとれるようになると効き目が落ちるという意見もあります。この点について、いちばん近いものを教えてください。
国会への報告や公表を義務にするべき
「国会への報告や公表を義務にするべき」ということですね。具体的に、どのようなことを報告・公表してほしいとお考えですか?例えば実施した件数や、対象になった犯罪の種類などでしょうか。
実施した件数、対象になった犯罪のタイプ、犯罪を未然に防げた効果指数、捜査に関わった人の人数
ありがとうございます。実施件数や犯罪タイプだけでなく、未然に防げた効果や捜査に関わった人数まで、効果検証に使えるデータを公表してほしいというお考え、よく分かりました。 ここまでいろいろ伺ってきましたが、今回の法案について、全体としての評価にいちばん近いものを教えてください。
どちらかといえば良いと思う
「どちらかといえば良いと思う」ということですね。どういった点がその評価につながったか、教えていただけますか?
特流による犯罪は悪質で根絶して欲しいです。一方で今までのやり方ではやはりスピード感が無いと思います。捜査段階の途中にシステムエンジニアによる組織をはさみ、検知から注意報警報までの流れを滑らかにし、その中はぐらかした方が良い情報はAIに隠してもらえばもっとスピーディに運用出来ると思います
トクリュウ犯罪を根絶してほしいという思いと、現状の手続きにはまだスピード感が足りないという課題意識が、評価の背景にあるのですね。エンジニア組織を挟んで検知から注意喚起までの流れを滑らかにし、機微な情報はAIに扱わせるという具体的なアイデアも、よく分かりました。 最後に伺いたいのですが、今回の法案について、国会や政府に伝えたいことを一つ教えてください。
午前中の議員の発言の中に、私は議員だから大丈夫ですが、と発言した方がいらっしゃいました。議員だから対象にならないという考え方は甘いし、危機感が足りないと思います
その発言には危機意識の薄さを感じられたのですね。議員だから対象外という考え方自体が、この法案の趣旨(重大犯罪に使われたと合理的に認められる端末が対象であること)とずれている、という点はもっともなご指摘だと思います。 もし国会や政府が、スピード感のある運用体制や、立場に関わらず公平な制度運用、そして実効性のある報告・公表の仕組みをしっかり整えた場合、法案全体への評価はどのように変わると思われますか?
良い方に変わると思います
貴重なお話をありがとうございました。AI活用によるスピード感のある運用、プライバシーと犯罪抑止のバランス、実効性のある報告・公表の仕組み、そして立場に関わらない公平な制度運用など、具体的で示唆に富むご意見をたくさん伺うことができました。 それでは、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
ご協力いただきありがとうございました。これまでの内容を踏まえ、インタビューのレポート案を作成しましたので、ご確認をお願いいたします。内容に問題がなければそのまま完了としますが、修正したい点があればお知らせください。
