みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

一般市民

懸念

一般の立場として、自分の個人データがどう使われるかに関心がある。改正案の概要は把握しており、同意なしの第三者提供に強い懸念を示している。

回答日2026.7.10 04:52
インタビュー分量18 分 / 650 文字

💬主な意見

同意なしの第三者提供は削除してほしい

統計やAI活用目的でも、本人の許諾なく個人情報を提供できる設計は受け入れられず、例外なく削除・撤回に近い考え。

インタビューの前後を読む

何に使われるか分からないこと自体が危険

用途不明のままデータが使われるのは不安で、なりすまし詐欺や、知られたくない情報を公開すると脅される可能性を挙げている。

インタビューの前後を読む

AI活用は安全性が必要条件で、人のために

AI開発を進めるなら、個人情報を守りながら安全に利活用することが重要。安全性が欠けて「底が抜ける」ことは避け、人々の利益につながるAI開発を望む。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

本日はお時間ありがとうございます。「個人情報の使い方にルールを追加し、悪質な違反には課徴金を科せるようにする法案(個人情報保護法改正案)」について、率直なお考えを伺えればと思います。 この法案にどういう立場で関わっていますか。

自分の個人データがどう使われるか気になる一般の立場

ありがとうございます。一般の立場で、ご自身のデータがどう扱われるかに関心があるのですね。 今回の個人情報保護法の改正について、現時点でどの程度ご存知ですか。

概要は知っている

承知しました、概要は把握されているのですね。 今回の法改正について、全体としてどのように評価していますか。

良くない

率直にありがとうございます。「良くない」と感じていらっしゃるのですね。 今回の法改正で、あなたが特に気になっている点はどれですか。

本人の許諾なく、個人情報を提供すること。少なくとも医療分野へのAI活用のためにその他の個人情報を提供する必要はない。個人情報を収集・提供することの危険性を軽視している。これまでのビッグデータ利用では、個人情報をマスクするなど保護することで情報を集め、発展してきた。AI活用を推進したいならば、どのように個人情報を保護するか、ということこそ発展の鍵である。チームみらいは情報技術を強みにしていたのに、この改正案に賛成しており、何がしたいのかわからない。新政党だからしがらみがないと言っていたのに、与党に流されるばかりであると見える。

懸念がはっきりされていますね。本人の許諾なしに個人データが提供され得る点に、危険性の見積もりが甘いと感じているのだと受け取りました。 その点が気になるのは、どんな場面を想像したときに「これは危ない」と感じますか。

何に使われるかわからないことすら危険性です。勝手になりすまして詐欺などの犯罪に巻き込まれたり、知られたくない情報を公開すると脅される可能性がある。貴党は子どもの個人情報について規制を設けるべきとの立場だが、大人なら良い理由は何か。普通、年齢によって区別する場合、大人なら判断力があろうという前提のもと区別されるが、本法案は判断力があろうとも本人には判断させない、判断権を奪うというものであり、何を目指しているのかわからない。

おっしゃる不安はよく分かります。何に使われるか分からないこと自体がリスクで、なりすまし詐欺や脅しにつながり得る、という感覚なのですね。 一点だけ補足すると、この改正案で「同意なしで他事業者に渡せる」とされているのは、統計作成やAI開発“だけ”に使う目的に限る建て付けで、目的外利用は禁止されています(ただ、実際に守られるのか・監視できるのかが不安、という論点は残ります)。 そのうえで伺いたいのですが、本人の判断権を守る観点から、この法案の「同意なし提供」を許容するとしても最低限必要だと思う条件は、どのあたりですか。

違います。同意なし提供を許容しないと言っています。

失礼しました。許容しない、というご意見ですね。前提を取り違えました。 では確認させてください。この法案の「統計作成やAI開発の目的なら、本人同意なしで第三者提供を可能にする」という部分は、例外なく削除・撤回すべきだ、というお考えに近いですか。

近い(削除・撤回すべき)

承知しました。例外なく削除・撤回すべき、という立場なのですね。 最後に伺います。この法案について、制度を設計する人に伝えるとしたら、どんな点を改めてほしい(または守ってほしい)ですか。

AI活用に向け、個人情報をどう守りながら安全に利活用するかが重大だ。安全性は必要条件であり、「底が抜ける」ことはあってはならない。AI開発のためのAI開発になってはいけない。人々のためのAI開発を。

ありがとうございます。安全性を「必要条件」として最優先に置き、本人の判断権が空洞化して“底が抜ける”設計は避けるべき、という強いメッセージだと理解しました。また、AI開発それ自体が目的化せず、人々の利益につながる形で進めるべき、という問題意識も重要ですね。 ここまでで事前に用意した質問は一通り伺えたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をもとにレポート案を作成しました。ご確認ください。