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💬インタビューレポート

未就学児の保護者

期待当事者

未就学児を念頭に、子どものSNS利用と安全対策について意見を述べた30代の保護者。

回答日2026.10.18 10:00
インタビュー分量18 分 / 1569 文字

💬主な意見

SNS利用は16歳以上を目安にしたい

“SNSにはネットや社会の仕組みを知るメリットもあるが、発達段階の子どもにはデメリットのほうが大きいと考える。本音では18歳以上、現実的には16歳以上が目安。

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利用時間は強制的に制限できるとよい

“ドーパミンの過剰分泌などで子どもの有効な時間が消費されるのはもったいないため、SNS側が強制的に利用時間を制限できるとよい。

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当事者と有識者で基準を決めてほしい

“育児の現場感を反映するため、保護者や子ども・若者の意見が必要だと考える。一方で感覚論だけにせず、根拠を持つ有識者も入る委員会が望ましい。

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🎤すべての会話ログ

ご協力ありがとうございます。「こどもとインターネットのルールを見直す方向性(中間整理報告書)」について、お考えを伺います。率直に感じていることをお聞かせください。 あなたはどの立場に一番近いですか?

保護者

ありがとうございます。あなたの年代を教えてください。

30代

ありがとうございます。主に念頭に置いているお子さんの学年を教えてください。

未就学児

ありがとうございます。SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。

おすすめ表示で偏った情報や刺激的な動画が止まらなくなる(無限スクロール)

おすすめ表示が止まらない仕組みに不安を感じていらっしゃるのですね。それは何歳くらいから許容できると思いますか?小学生・中学生・高校生で違いますか?

高校生ぐらいからでないと、自我を抑制できないと思う。本当は()大学生くらい譲れても高校生。

高校生でも慎重であるべきで、本来は大学生くらいからが望ましいと感じていらっしゃるのですね。 一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?

どちらかといえば賛成

どのような点から、年齢による利用制限があったほうがよいと感じますか?

まだ脳機能や自我が発達していない段階において、刺激やドーパミン分泌が多くなるように大人が意図的に設計したSNSを触らせることは、メリットもあるが当然デメリットも伴う。そのため、ある程度の自我や脳機能が発達するまでは、子どもは別の領域に時間を割いて過ごすほうが効果的だと思う。もちろん、SNSを使用することによってネットや社会の仕組みについて詳しくなる人がいるかもしれないが、ここまで考えられる人は少数であり、大多数の人は垂れ流し的に子どもの欲望のままに使用させていると思う。

発達段階では、刺激を続けて受け取る設計よりも別の経験に時間を使えるようにしたい、というお考えですね。アカウントを持てる年齢は、何歳未満を目安にするのが妥当だと思いますか?

本音は18歳以上、それだとやりすぎとも思うから16歳以上(高校生くらいから)というのが意見。「不安の世代」というSNS依存に関しての書籍を読んで、その内容に深く共感し、エビデンスもある程度ある本であったため、その本の内容に書いてあったのがこのような制限だったと記憶している。

16歳以上を目安にしつつ、18歳以上が望ましいという感覚をお持ちなのですね。読まれた書籍の根拠も、お考えに影響していると受け取りました。 「何が子どもに有害か」の線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが一番納得できますか?

保護者や子ども・若者も参加する場で決める

保護者や当事者である子ども・若者の声も、基準づくりに入れるべきだとお考えなのですね。そう考える理由を教えてください。

政策議論の場だけだと、実際の育児の現場を知らない机上だけの意見がはいってきやすい。特に(これは批判しているわけではないが)国会議員のような立法府の場合、育児に深くコミットできている経験がある議員は少ないと思う。国民、世間の肌感覚を政策に反映させるためにも、保護者やこどもなどの当事者の意見が必要だと思う。その際には、当事者意見だけだと感覚論のみでの議論になってしまうため、当然しかるべきエビデンスももった有識者もはいった委員会などで決めていくことが好ましいと思う。

当事者の実感と、根拠を持つ専門家の知見を組み合わせた場が必要だということですね。決める話し合いや基準は、どこまで公開されていれば信頼できますか?

関係省庁のHPで内容が公表されていたり、その議論がしっかりと世間に伝わる形で動画公開されていたりしたら信頼できる。ただ議論の中身を垂れ流しにすると誰もみないから、適切な場面を切り抜いてどのような議論があったかわかる1分動画

会議資料だけでなく、議論の要点が短い動画でも伝わる形なら、参加や検証がしやすいということですね。 年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。

SNSのアカウントを作るとき

では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。

生年月日を自分で入力するだけ(今の多くのSNSと同じ)

生年月日を自分で入力するだけ(今の多くのSNSと同じ)を受け入れられる方法として選ばれたのですね。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で一番重要なものはどれだと思いますか?

利用時間制限を設ける

利用時間を制限する仕組みを最も重視されるのですね。そう考える理由を教えてください。

ドーパミンの過剰分泌などで、子どもの有効な時間を消費してしまうことがもったいないから、強制的に時間を制限できると良いと思う

SNS側で一定の利用時間を強制的に区切り、子どもの時間を守れるようにしたいということですね。 お子さんとの関係を考えたとき、保護者が利用状況を確認できる範囲として、どこまでなら妥当だと思いますか?

使った時間の合計だけ

利用時間の合計までにとどめるのが妥当だと考える背景を教えてください。

1日1時間

1日1時間を目安に管理したいということですね。やり取りの中身などではなく、利用時間の合計だけを見るのがよいと考えるのは、どのような点からですか?

本来は中身まで確認したいが、子どもとしてもあまりに親の目などが行き届いていると生きづらさを感じると思うし、自分の子供時代もそうだった。ただ、時間くらいは親にバレていると思えば、子ども自身のなかでも自重する気持ちなどが働くと思う

お子さんのプライバシーや息苦しさに配慮しつつ、利用時間が見えていること自体には抑制効果を期待されているのですね。 最後に、このルール作りをする人に一つ伝えるとしたら、それはなんですか?

日本の未来をつくるのは、日本のこどもたちです。そのこどもたちが、外資系SNSの広告などのために設計されたドーパミンの多く出る仕組みに支配されてしまい、本来であればもっと良い経験をできた子ども時代を失ってしまうことは機会損失になると思います。ぜひ、日本の子どもたちが短期的に子どもたちが退屈だと感じても、長い目でみればこの時間の使い方がよかったと思えるような環境をつくって後押しできるような制度にしてほしいです。もちろん、SNSを遮断してもすべてのこどもが良い時間の使い方をするわけではないと思いますが、子どもの未来を考えて悪い影響の多いには規制をかけるというのは一定の効果があると思っています。「子どもを守るため」という観点だけでなく、将来の人材育成にも関係する議論と考えて議論をしてほしいです。

子どもの安全に加え、将来の人材育成や時間の使い方という長期的な視点から制度を考えてほしい、というメッセージですね。ほかに、このテーマで伝えておきたいことはありますか?

ありません。

ご意見をお聞かせいただき、ありがとうございました。これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間を割いてご意見をお聞かせいただき、ありがとうございました。会話内容をもとにレポート案を作成しました。内容をご確認ください。

1. SNS利用は16歳以上を目安にしたい 発達段階の子どもが、刺激やドーパミン分泌を促すよう設計されたSNSを使うことにはデメリットがあると考える。本音では18歳以上、現実的な目安としては16歳以上を挙げる →メリットもあるが、デメリットのほうが多いという書き方がいい

ご確認ありがとうございます。SNSにはメリットもある一方、発達段階の子どもにはデメリットのほうが大きい、という趣旨が伝わるよう修正しました。