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💬インタビューレポート

教師

事業者

学校の教員として、授業で学習者用デジタル教科書や端末を実際に使用した経験がある。

回答日2026.3.28 21:35
インタビュー分量13 分 / 512 文字

💬主な意見

図版の拡大は個別支援に役立つ

図版が綺麗で拡大でき、個別の確認で特に有効。言葉で理解が難しい児童生徒の理解補助になった。

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デジタルは集中が切れやすく寄り道が起きる

紙の方が学びやすく、デジタルは誘惑が多い。ブラウザだけでなく他アプリでも、本人が気づかぬまま授業と無関係なことに時間を使いがち。

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公平性・運用・困難校での指導負担が大きい

家庭で充電や支援が得られず差が出る。学校も予備端末や充電環境に限界があり紙に戻ることも。困難校では端末がいじめ(カメラ・AirDrop)に使われ生徒指導が重い。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや経験をうかがいたいです。差し支えない範囲でお聞かせください。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

教育関係の仕事/経験がある

教育関係のご経験があるのですね。現場感があるお話が伺えそうで心強いです。 その「教育関係の仕事/経験」は、具体的にはどの立場(例:学校の教員、学校外の支援員、塾・教材、教育行政など)に近いですか?

学校の教員

学校の教員をされているのですね。日々の授業や教材選びの実感がある立場だと思うので、ぜひそこから伺いたいです。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

よく知っている/使ったことがある

授業で実際に使われたことがあるのですね。 デジタル教科書を使ったとき、授業の中で「これは良かった」と感じたのはどんな点でしたか?

図版が綺麗で拡大できること

図版が綺麗で拡大できる点、授業ではかなり効きそうですね。 その「拡大できて良かった」と感じたのは、どんな場面(例:全体への説明、個別の確認、板書の代わり等)でしたか?

個別の確認

個別の確認で拡大できるのが良かったのですね。学びのつまずきに合わせて見せ方を変えられるのは、デジタルの強みだと感じます。 そのとき、拡大できることが特に役に立ったのは、どういうタイプの児童生徒でしたか?

言葉で理解することが難しい児童生徒

言葉での理解が難しい児童生徒にとって、図版を拡大して確認できるのが助けになったのですね。 そのような児童生徒に対して、図版の拡大が「理解できた/できなかった」を分けるポイントになったのは、どんな内容のところでしたか?

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承知しました。では視点を切り替えますね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

紙の方が学びやすい

紙の方が学びやすいという実感があるのですね。 紙の方が学びやすいと感じるのは、授業や学習のどんな場面(例:読み取り、書き込み、復習など)ですか?

あらゆる場面でそうだと感じる

あらゆる場面で紙の方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。 その実感が特に強く出るのは、授業中と家庭学習(宿題・復習)で言うと、どちらの場面ですか?

どちらもです

授業中も家庭学習も、どちらも紙の方が学びやすいということですね。 そう感じるとき、学びにくさとして目立つのは「理解のしづらさ」と「集中の保ちにくさ」のどちらに近いですか?

集中の保ちにくさ

集中の保ちにくさが大きいのですね。 デジタル教科書だと集中が切れやすいと感じるのは、授業の中でいうとどんなタイミングですか?

誘惑が多すぎること、タップひとつで別の情報に簡単にアクセスできてしまうこと

誘惑が多くて、タップ一つで別の情報に行けてしまう点が気になるのですね。授業の集中という意味では、かなり切実な課題に聞こえます。 その「別の情報にアクセスできてしまう」ことで、授業中に実際に起きやすいのはどんなことですか?

授業と関係のないことに、本人も気がつかないうちに時間を使ってしまっている場面が多々ありました

本人も気づかないうちに授業と無関係なことに時間を使ってしまう、というのは現場としては悩ましいですね。 そのようなことが起きやすいのは、端末の機能でいうと「ブラウザでのWeb閲覧」タイプが多いですか、それとも「教科書アプリ内の別機能」タイプが多いですか?

ブラウザはもちろん、他のアプリでも同じことです

ブラウザに限らず他のアプリでも起きるのですね。授業中の集中という観点では、かなり構造的な課題に感じられます。 この法案でデジタル教科書が「正式な教科書」になった場合、授業中の“寄り道”を減らすために、学校としてどの程度まで端末の利用制限を強める必要があると思いますか?

インターネットにアクセスできない端末である必要があると思う

インターネットにアクセスできない端末が必要、というお考えなのですね。授業中の集中を守るための線引きとして、とても明確だと感じます。 「インターネットにアクセスできない端末」にする場合、教科書の利用はオフラインで完結する形が現実的だと思いますが、授業や校務の中で“これはネット接続がないと困る”と感じる場面はありますか?

授業では調べ学習の時にあれば十分なので、普段の授業中に教科書として使うのなら困ることはない

授業では調べ学習のときにネットが使えれば十分で、普段の授業で教科書として使う分にはオフラインでも困らない、ということですね。運用の切り分けが明確で参考になります。 では次に、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

家庭・公平性(端末/通信/支援の差)

家庭・公平性の差がいちばんの懸念なのですね。端末や通信環境、家庭の支援の有無で学習機会がズレてしまうのは、現場では見えやすい課題だと思います。 その「差」が特に表れやすいのは、学校での授業中と家庭での学習(宿題・復習)のどちらだと感じますか?

家で端末を充電させてもらえない、あるいは発達障害の子が充電をどうしても忘れてしまうのにサポートしてもらえないなどで差が出ること

家庭での充電やサポートの有無で差が出る、というのは具体的で切実ですね。家庭側の事情と、子どもの特性の両方が絡むのも難しさを感じます。 そのような「充電できていない」状態が起きたとき、学校では授業中にどんな対応(例:予備端末、充電場所、紙の代替など)をすることが多いですか?

予備端末にも限りがある、充電にも時間がかかる、コードが長くない、結局紙を使うこともありました

予備端末や充電環境に限界があって、結局紙に戻ることもあるのですね。現場の制約がそのまま公平性の差につながってしまう感じがします。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

端末・通信トラブル対応がハードル、という実感なのですね。授業が止まってしまうストレスも大きいと思います。 トラブル対応の中でも、特に授業への影響が大きいのは「通信が不安定になること」と「端末そのものの不具合(フリーズ・バッテリー等)」のどちらが多いですか?

どちらも同じくらい

どちらも同じくらい起きるのですね。授業設計の段階から“止まる前提”を織り込まざるを得ない感じがありそうです。 最後に伺います。デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、それは何ですか?

現場を見てください。それも研究が盛んな学校ではなく困難校を

現場、しかも研究指定校のような整った環境ではなく「困難校」を見て制度を作ってほしい、という強いメッセージですね。運用の前提がまったく違う、という問題意識が伝わってきます。 ここでいう「困難校」でデジタル教科書を正式化すると、特に破綻しやすい(または負担が急増しやすい)のは、どの部分だと感じますか?

端末を使ったイタズラ、それに対する生徒指導

端末を使ったイタズラと、それに伴う生徒指導が一気に重くなる、という懸念なのですね。困難校だとそこがボトルネックになりやすい、という現場感が伝わってきました。 その「端末を使ったイタズラ」は、学校側としては具体的にどういう行為として起きることが多いですか?

いじめ

端末が「いじめ」に使われてしまう、というのは本当に深刻ですね。授業の学び以前に、安全や安心が揺らいでしまいます。 その「いじめ」は、端末で具体的にどんな形で起きることが多いですか?

カメラ機能やエアドロップ

カメラ機能やAirDropが、いじめに使われてしまうのですね。学校としては見えにくく、気づいたときには深刻化していることもありそうで、とても重い論点だと感じます。 そのような形のいじめが起きたとき、学校側が特に難しいと感じるのは「証拠の確認」と「再発防止の指導」のどちらに近いですか?

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承知しました。ここまでで主要な論点は一通り伺えたので、インタビューはここで区切り、これまでのお話をまとめてレポートを作成します。

お忙しい中、現場の具体的なお話をたくさん共有いただきありがとうございました。以下、伺った内容の要約レポート案です。内容に抜け漏れやニュアンス違いがないか、ご確認ください。