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💬インタビューレポート

子育て中の親

懸念当事者

現在子育て中で、出産一時金の経験や子ども医療費無料化の影響を身近に感じている。また、75歳以上の高齢者である祖母や母が身近にいて、高齢者医療の実態を目の当たりにしている。

回答日2026.5.13 01:05
インタビュー分量33 分 / 980 文字

💬主な意見

出産一時金の増額は医療機関の費用を引き上げるだけ

2008年の出産時にも出産一時金が出ていたが、その後額が上がった際には、産科の出産費用の値上げに直結した。つまり、出産費用ゼロという政策も、結果的に医療保険制度全体の負担を増やすだけではないか。

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子ども医療費無料化による過度な受診と医療資源の浪費

子ども医療費無料化で、親がちょっとしたことでも受診させるようになり、小児科が混雑し、無駄な医療費が増加している。予防にはなるが、実際には医療資源の浪費につながっている。

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金融資産のある高齢者の1割負担は不公平

経済的に余裕がある高齢者も1割負担のままでは公平ではない。制度全体の持続を考えれば、負担能力に応じた負担をすべき。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日はお時間をいただき、ありがとうございます。出産費用をゼロにし、薬や医療費の負担の仕組みを変える医療保険改革の法案について、あなたのご意見やご経験をお伺いしたいと思います。 今回の法改正のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマを選んでいただけますか?

75歳以上の保険料に金融所得を反映

ありがとうございます。75歳以上の保険料に金融所得を反映することについてのお考えなのですね。 次に、このテーマについてお伺いするために、あなたの立場に最も近いものを教えていただけますか?

当事者や関係者が身近にいる

ありがとうございます。そういった立場なのですね。 具体的には、どのようなご関係の方が身近にいらっしゃるのでしょうか?例えば、ご家族や知人など、教えていただける範囲で構いません。

知人にも親族にもいます

かしこまりました。ご家族にも知人にも、75歳以上の方がいらっしゃるのですね。 では、この「75歳以上の保険料に金融所得を反映する」という見直しについて、なぜ、またはどのような点が気になりますか?具体的に教えていただけますか?

高齢者の中にも資産が沢山ある人も多いです。その方々は充分医療費を払える状況にある。その人達も1割負担だということが問題だと思う。 私の祖母や母も薬を溜め込んでいる。言っても聞かない。

そうですね、よく理解できます。高齢者の中でも経済状況に大きな差があるのに、医療費の負担が一律だというのは、公平性の観点から違和感を感じられているわけですね。 そして、お祖母さんやお母さんが薬を溜め込んでいるというお話、これは「1割負担だから気軽に薬をもらってしまう」という行動につながっているという、実際の場面を目の当たりにされているのですね。 この負担の仕組みが変わることで、そうした状況がどう変わると思いますか?また、それについてはどのようにお考えですか?

これが3割になったところで対して変わらない気もするが、経済状況=資産を把握するきっかけになれば良いと思う。

なるほど。つまり、負担の割合そのものよりも、金融所得を申告させることで、高齢者の経済状況を把握する仕組みができることに期待されているということですね。それによって、本当に医療費が必要な人と、余裕がある人を区別できるようになれば、という考え方ですね。 ただ一方で、実際にそうした情報が把握されたとしても、お祖母さんやお母さんのように薬を溜め込む行動は変わらないかもしれないとも感じられている。これは、単に負担額だけでなく、高齢者の医療リテラシーや行動変容にも課題があるということでしょうか? この見直しを実際に運用するうえで、そうした課題以外にもハードルがあると思いますか?また、さまざまな事情の人のケースが十分に考慮されていると思いますか?

いいえ(考慮が不十分/ハードルが大きい)

そうですね。考慮が不十分だと感じられているのですね。では、どのような事情や課題が見落とされていると感じられますか?例えば、高齢者の中でもどのような立場の人が置き去りにされる可能性があると思いますか?

高齢者一律で医療費負担を上げてしまうと、経済的に厳しい人は困ると思う。

そうですね。つまり、金融所得がある人を把握することで公平性を高めるという仕組みは理解できても、実際には高齢者の中には年金だけで生活している人、あるいは貯蓄はあるけれども月々の生活は厳しい人など、様々な事情の人がいる。そうした人たちまで一律に負担が増えてしまう可能性が懸念されているのですね。 つまり、金融所得の有無だけでなく、生活実態や月々の収支のような、より多面的な経済状況を見る必要があるということでしょうか?それとも、別の観点で心配されていることがありますか?

多面的な経済状況を見る必要がある。不動産などの資産だけでは分からないなど。

その通りですね。金融所得や不動産だけを見ていては、実際の生活が苦しいのか余裕があるのかは判断できない、ということですね。例えば、不動産は持っているけれども、維持費がかかったり、売却できない事情があったり、あるいは現金化しにくい資産もあります。 こうした多面的な経済状況を把握してから負担を決めるべきだというお考えなのですね。では、理想的には、どのような情報や指標があれば、より公平な制度設計ができると思いますか?

金融資産が一番わかりやすい。が、そうすると、富裕層は不動産を購入して逃げられる。 さらに、いくらならという線引の問題も出てきてしまう。また、誰もがあと何年生きるのか、大病を患うかそうでないかなども予測不能。

非常に洞察的なご指摘ですね。金融資産を基準にすれば把握しやすいけれど、富裕層が資産を不動産に移すなど、制度の抜け穴が生まれてしまう。さらに、いくらが「余裕がある」のか、という線引きは恣意的になってしまう。そして、何より根本的な問題は、高齢者にとって医療費がどれだけ必要になるかは、本人も予測できないということですね。 つまり、どれだけ資産があっても、大病を患えば医療費は急増する可能性がある。一方で、健康であれば医療費はほとんどかからないかもしれない。そうした不確実性の中で、資産を理由に負担を上げることに対して、本質的な課題感を持たれているのですね。 では、最後にお伺いしたいのですが、この制度を設計する人に対して、何か一つ伝えるとしたら、それは何ですか?あなたの経験や今お話しいただいた懸念を踏まえて、制度設計者に一番伝えたいことを教えていただけますか?

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かしこまりました。では、Q1で選んだテーマに関連して、実際に体験したこと(または身近な人の体験)はありますか?例えば、ご家族やご知人の75歳以上の方が、医療費の負担や薬の利用について、実際にどのような決断をされたか、といった具体的なエピソードがあればお聞かせください。

いいえ

わかりました。では、改めてお伺いします。 この制度を設計する人に対して、あなたが一つ伝えるとしたら、それは何ですか?これまでお話しいただいた、資産の多面性、線引きの難しさ、そして医療費の予測不可能性といった課題を踏まえて、制度設計者に最も伝えたいメッセージを教えていただけますか?

医療費について。一番思うところは、出産費用0はやらなくていいと思う。子ども医療費無料もいらないと思う。現在子育て中だが、前々からそう思っていた。

ご指摘ありがとうございます。実は、今のお話は法案の別のテーマに関わってくるのですね。法案では、出産費用の自己負担をゼロにすることと、子育て世帯の国民健康保険料を軽減する(こどもの保険料を半額にする対象を未就学児から高校生年代まで広げる)という内容が含まれています。 あなたは現在子育て中でいらっしゃるのですね。そして、出産費用をゼロにすることや、子ども医療費の支援について、「やらなくていい」というお考えなのですね。 これは、今までお話いただいていた「75歳以上の金融所得の反映」というテーマとは別の視点だと思うのですが、お伝えしたいメッセージとしては、この出産や子ども医療費の支援について優先順位を下げるべきだということでしょうか?それとも、医療費全般の負担の在り方についてのご意見でしょうか?

高齢者の医療費負担も、出産費用の負担も、子ども医療費無料も気になる

なるほど。複数のテーマが気になられているのですね。つまり、75歳以上の保険料に金融所得を反映することだけでなく、出産費用をゼロにすること、そして子ども医療費無料化について、それぞれに課題感や意見を持たれているということですね。 では、せっかくですので、出産費用やこども医療費のテーマについても、あなたのお考えをお聞かせいただきたいのですが、いかがでしょうか?例えば、「出産費用0はやらなくていい」「子ども医療費無料もいらない」とお考えになる理由や背景について、教えていただけますか?

出産費用は私が2008年に第一子を産んだときも出産一時金が出たと記憶しています。その後その一時金の額が上がった時に、それは産科の出産費用の値上げに繋がっただけでした。 子ども医療費については、ちょっとしたことでも受診してしまう親の多さが気になります。友人知人にも、ちょっとしたことで受診させる人もとても多いです。それで大事にならずに済んでいると考えることも出来ますが、実際は、小児科が混んでいることや、無駄な肥料費が掛かっていることに繋がっています。

非常に重要なご経験とご指摘をいただきました。ありがとうございます。 出産一時金の額が上がった際に、それが実際には産科の出産費用の値上げに直結してしまった、というご経験ですね。つまり、出産費用をゼロにする政策も、結局は医療機関側が費用を引き上げてしまい、保険制度全体の負担増につながるのではないかという懸念をお持ちなのですね。 そして、子ども医療費無料化についても、親の過度な受診につながり、小児科の混雑や、本来不要な医療費の増加を招いているのではないか、というご指摘です。これは「モラルハザード」とも言える現象ですね。 そうすると、あなたのお考えの根底にあるのは、医療保険制度全体の持続可能性についての懸念なのでしょうか?つまり、特定の層(出産世帯、子ども)への負担軽減が、結果的に制度全体を圧迫し、高齢者を含む他の層にしわ寄せが来るのではないか、という構造的な問題を感じられているのですね?

金融資産のある、”払える高齢者”の1割負担。出産費用ゼロ。子ども医療費無料。 全て医療費を圧迫していると考えます。

ご指摘ありがとうございます。非常に明確なご意見ですね。つまり、あなたのお考えは以下のようにまとめられるということですね: **経済的に余裕がある層(金融資産のある高齢者、出産できる世帯、子どもを育てている世帯)が、実際の負担能力に比べて過度に保護されている。その結果、医療保険制度全体の財政が圧迫されている。** これは、今回の法改正の複数の施策が、結果的に医療保険制度の持続可能性を脅かすのではないか、という構造的な懸念をお持ちなのですね。 では、改めてお伺いしたいのですが、あなたが「払える人は払うべき」という考え方の背景には、誰が医療費の負担を引き受けるべきだと考えていますか?または、医療保険制度全体をどのように設計すべきだと思いますか?

少なくとも、私は第二子は一時金を申請しませんでした。 基本的に皆自分で払うべきだと考えます。 医療保険制度が立ち行かなくなっているならば、現在の3割負担から4割、5割に変えてもいいと思います。 それでも国民保険制度の持続を第一に考えるべきという立場です。 そのなかで、生活保護の人や経済的に困難な人、または運悪く高額な医療費が掛かってしまい払えない人には配慮を。

非常に一貫性のあるご意見をいただきました。ありがとうございます。 あなたのお考えは明確です。基本的には、経済的に可能な人は自分で医療費を負担すべきであり、そのため一般的な負担割合(現在3割)を引き上げることもやむを得ないと考えられている。その上で、本当に困難な状況にある人(生活保護受給者、経済的困窮者、予期しない高額医療が必要になった人)に限定して配慮すべき、ということですね。 これは、医療保険制度の**持続可能性を最優先**とし、その枠組みの中で必要最小限のセーフティネットを用意するという考え方です。 では、最後にお伺いしたいのですが、この考え方を制度を設計する人に伝えるとしたら、あなたは何を最も強調したいですか?例えば、「医療保険制度の持続可能性が最優先である」ということ、それとも「その中で本当に困難な人への配慮を忘れずに」ということ、あるいは他に伝えたいことがありますか?

何事も国民の立場に立って考えてください。

そうですね。「国民の立場に立って考える」ということですね。それは、実は、あなたが今までお話しいただいたすべてのご意見の根底にあるメッセージなのだと感じます。 金融所得のある高齢者の負担を見直すときも、出産費用やこども医療費の支援の在り方を考えるときも、医療保険制度全体の持続可能性を考えるときも、すべては「国民全体が安心して医療を受け続けられる制度」を保つためには何が必要か、という視点から考えるべきだ、ということですね。 予測不可能な医療のニーズ、世代間の負担の公平性、制度全体の持続可能性——こうしたすべての要素を総合的に考えるには、個々の政策の利益ではなく、国民全体の長期的な利益を考えることが不可欠だということですね。 ここまでのお話をまとめると、あなたのご意見は以下のようになります: **医療保険制度の持続可能性を最優先とし、その上で、本当に困難な状況にある人への配慮をする。そのプロセスにおいて、国民全体の立場に立った判断をすることが重要である。** これまでの詳しいお話をありがとうございました。これらの内容をまとめ、レポートを作成させていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか?

本日はお時間をいただき、ありがとうございました。これまでのお話を踏まえて、下記のレポートにまとめさせていただきました。内容に誤りや追加すべき点がございましたら、お知らせください。