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💬インタビューレポート

保護者

当事者

学校に通う子どもの保護者。過去に教職経験があり、学校現場でICTが得意な教員に業務やトラブル対応が偏る状況を見聞きしている。

回答日2026.3.29 11:38
インタビュー分量23 分 / 622 文字

💬主な意見

見比べる学習は紙の方がやりやすい

総合学習・調べ学習や算数で前に戻って確認する場面では、紙なら同じ大きさで複数ページを同時に広げて見比べやすい。

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理解のしやすさに不安がある

紙の方がデジタルより理解しやすいという話を聞いたことがあり、デジタルだと内容が頭に入りにくいのではと心配している。

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教員負担が得意な人に集中しない設計を

準備など端末を使う作業全般で負担増を懸念。ICTが得意な教員に肩代わりやトラブル対応が集中し、少人数だと回らず休職リスクもある。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。今日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや影響を丁寧に伺いたいです。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

保護者の立場で関わりがあるのですね。お子さんの学校では、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

ありがとうございます。「名前は聞いたことがある程度」なのですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

どちらも変わらない

「どちらも変わらない」と感じていらっしゃるのですね。 デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学習面(理解・集中・記憶など)

学習面がいちばん気になるのですね。 「理解・集中・記憶」の中でも、特に心配が大きいのはどのあたりですか?

理解(内容が頭に入りにくい)

理解の面で「内容が頭に入りにくい」ことが心配なのですね。 その「頭に入りにくい」と感じるのは、どんな学習場面を想像していますか?

紙の方がデジタルよりも理解がしやすい、という話を何かで聞いたことがあるからです。 わたし個人としてはたくさんのページを見比べるという場合は紙で並べた方が視覚的に見やすいとは思います。

なるほど、見聞きした情報として「紙の方が理解しやすい」がありつつ、ご自身の感覚でも「ページを見比べる場面は紙が見やすい」ということなのですね。 その「たくさんのページを見比べる」というのは、どんな教科や学習内容を思い浮かべていますか?

総合的な学習や調べ学習の時くらいかな,と思います。 算数もこの場合はこうだったけど、ここが変わったらどうかな?のような、前に戻って学習を思い出すところでは見比べることもあるかな,と思います。あまりやらなそうですが。

ありがとうございます。総合的な学習や調べ学習、算数で前に戻って条件を見比べるような場面がイメージに近いのですね。 その「見比べたいとき」に、デジタルだとやりづらそうだと感じるのは、どんな点ですか?

同時に同じ大きさでそのページを開くことができないからです。

たしかに、紙だと机の上に広げて「同じ大きさで同時に見比べる」がやりやすいですよね。 もしデジタル教科書側に機能を足して「見比べ」を支えるとしたら、どんな機能や使い方があると近づきそうですか?

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承知しました。では視点を変えて伺います。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

教員の負担/研修

教員の負担や研修がハードルになりそうなのですね。 その「負担」が特に大きくなりそうだと感じるのは、どんな種類の作業の部分ですか?

タブレットやパソコンを使う作業全てにおいてです。

なるほど、タブレットやパソコンを使う作業全般で負担が増えそう、という感覚なのですね。 その「作業全て」の中でも、特に負担が集中しそうだと感じるのはどんな場面ですか?

どんな場面というと、たとえば?

例えば、授業の「準備」の場面です。教材(デジタル教科書)のどの機能を使うか決めたり、端末でちゃんと動くか事前に確認したりするあたりを想像しています。 この「準備」の負担は、増えそうだと感じますか?

そうですね、準備の負担はもちろん増えると思います。デジタルが苦手な教員が多いイメージです。

準備の負担は増えそうで、特にデジタルが苦手な先生が多いイメージがあるのですね。 ここで最後に、制度設計に関する意見を伺わせてください。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

教師に負担を丸投げしないことですかね。

「教師に負担を丸投げしないでほしい」というお気持ち、とても核心だと思います。 その“丸投げ”だと感じやすいのは、具体的にどんな支援が無い状態だと思いますか?

一時期教職に就いていたのですが、パソコンが苦手な教員の仕事をパソコンが得意な教員が肩代わりするということが多くありました。今の学校の様子を子どもから聞いても、タブレットとモニタの接続がうまくいかなかったり、トラブルが起こった時に他の得意な先生に頼るということが起こっているようです。

教職のご経験があって、実際に「得意な先生に業務が偏る」「トラブル時に詳しい先生へ集中する」という状況を見聞きされているのですね。それは現場の負担感につながりやすいと思います。 その“得意な先生に頼る”状況が起きたとき、学校全体としていちばん困りそうだと感じる影響はどんなことですか?

「得意な先生」が少ない場合カバーしきれなくなってしまう。または仕事が集中したせいで長期のお休みが必要になってしまう、などが考えられます。

おっしゃる通りで、「得意な先生」が少ないと回らなくなるし、仕事が集中して休職につながる、というリスクが見えているのですね。 ここまでで一通り重要な論点を伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまで伺った内容でレポート案をまとめました。内容にズレがないか、ご確認ください。