💬インタビューレポート
学生
学校で学ぶ学習者として、中学英語の授業で学習者用デジタル教科書(動画・音声などのデジタルコンテンツ)を一部利用した経験がある。
💬主な意見
🎤すべての会話ログ
本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることや経験を伺えればと思います。立場によって見え方が変わるテーマなので、率直にお話しください。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?
自分が学習者(児童生徒・学生)
ありがとうございます。学習者の立場から伺いたいのですが、これまで学校で「学習者用デジタル教科書」を使った経験はありますか?
少し使ったことがある
少し使ったことがあるのですね。どんな教科でデジタル教科書を使いましたか?
中学校 英語科
中学校の英語で使ったのですね。英語の授業の中で、デジタル教科書は主にどんな場面で使っていましたか?
キャラクターが登場する、学校での英会話などを描いた教科動画の視聴など、デジタルコンテンツの利用
動画などのデジタルコンテンツを使っていたのですね。そうした使い方をしたとき、英語の学びやすさは紙の教科書のときと比べてどう変わったと感じましたか?
紙で読むのと比べて、動画は視覚・聴覚でインプットすることができるので、より直感的に理解することができたと感じる。
視覚と聴覚で入ってくることで、直感的に理解しやすくなった感覚があったのですね。 その「直感的に理解できた」と感じたのは、英語のどの部分でしたか?
発音や、状況に応じた話し方などは動画の音声があってこその情報だと感じた。
発音や、状況に応じた話し方は音声があってこそ、という実感があるのですね。 授業中、そうした動画・音声を使う時間は、紙で読む時間と比べて多かったですか?
授業中、ほとんどは紙の教科書を用いていた。
紙が中心で、動画・音声は要所で使う感じだったのですね。 その「要所で使う」場面は、授業の流れの中でどんなタイミングでしたか?
文法などを一通り学んだ後など、英単語や文法の応用などのタイミングには動画を視聴していた。
文法を一通り学んだ後の「応用」のタイミングで動画を見る、という使い方だったのですね。 その応用の場面で動画を入れることで、授業の理解や定着にどんな変化があったと感じましたか?
そのまま紙で読むよりもコンパクトにまとめ上げられる印象があったので、私はより理解しやすかった。
動画だと要点がコンパクトにまとまっていて、理解しやすかった感覚があるのですね。 一方で、デジタル教科書を使うことについて、気になる懸念や課題はありますか?
学校運用(準備負担・トラブル・ルール)
学校運用面が気になるのですね。 運用面の中でも、特にハードルになりそうだと感じるのはどれに近いですか?
教員の中でも活用できる人材とそうでない人材に差が生まれてしまうことや、端末を利用することによる不具合やトラブルの対応、その端末を学習以外に使ってしまうことを考えたルールや制限の設計などが懸念される。
懸念点がいくつかある中で、まず伺いたいのですが、「教員の中で活用できる人とそうでない人の差」が出ることで、授業や学びにどんな影響が出そうだと感じますか?
うまく活用できる教員とそうでない教員では、授業進行の速さや生徒・児童の学習理解度などに差が生まれることで、学力や理解度の向上が均一でなくなってしまうかもしれないと思う。
授業の進行や理解度に差が出て、結果として学力の伸びが均一でなくなるかもしれない、という不安があるのですね。 その差が出る場面として、どんな授業のシーンが特に想像しやすいですか?
次の質問に進む
承知しました。では次のテーマに移ります。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?
ある程度知っている
承知しました。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?
場面によって使い分けが良い
使い分けが良い、という感覚なのですね。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?
教員の負担/研修
ありがとうございます。最後に、この法案の制度設計をする人に向けて伺います。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?
デジタル教科書を用いることで理解度が大きく向上する人、逆に紙でなくなることで理解度が下がる可能性のある人など、学校には様々なタイプの生徒・児童が集まっているので、決して「デジタルに一本化」や「100%紙のまま」のような極端な選択はせず、それぞれの学力向上を図ることができる柔軟で多様な選択を尊重する制度設計を心掛けてほしい。
お話ありがとうございます。学習者の立場から見ると、英語では動画・音声が「発音」「場面に応じた言い方」を直感的に理解する助けになり、特に文法を学んだ後の応用段階で“コンパクトに要点をつかめる”実感がある一方で、運用面では教員側の活用スキル差が授業の進行や理解度の差につながりうる、という懸念があるのですね。 そして制度設計に対しては、学習者のタイプが多様である以上、「デジタル一本化」「紙一本化」といった極端な形にせず、状況や個々の学びやすさに応じて選べる柔軟さを担保してほしい、というメッセージだと受け止めました。 ここまで伺った内容をもとに、要点を整理してレポート形式でまとめますので、要約フェーズに進めます。
お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容に誤解や抜けがないか、ご確認ください。