💬インタビューレポート
一般市民
一般市民として関心があり、法案自体は「ほとんど知らない」状態から、切手の買い置きの不便さやクリックポストで信書が送れない不便さなど、生活者の実感ベースで意見を述べた。
💬主な意見
クリックポストでメッセージ同封できず割高になる
“友人への小さな贈り物を送りたいのに、信書扱いでメッセージを付けられずクリックポストが使いづらい。結果としてレターパック等の高い手段になる。
🎤すべての会話ログ
本日は、「手紙の値段を日本郵便が自分で決められるようにして、郵便サービスを続けやすくする法律」について、ご意見を伺うインタビューです。率直に感じていることを、自由にお話しください。 この法案に、あなたはどういう立場で関わっていますか?
一般市民として関心がある
ありがとうございます。一般市民として関心をお持ちなのですね。 この法案について、現時点でどの程度ご存じですか?
ほとんど知らない
ありがとうございます。 簡単に要点だけお伝えすると、この法案は「手紙の料金(上限)を、国が決める仕組みから、日本郵便が案を作って国が認める仕組みに変えて、料金改定をしやすくする」ことが中心です。 そのうえで伺います。今回の法案について、全体としてどのように評価していますか。
どちらかといえば良い
ありがとうございます。「どちらかといえば良い」と感じていらっしゃるのですね。 そう評価されるうえで、どのあたりが良いと思われましたか?
短いスパンで何度も郵便料金が上がるのが嫌なので、その金額でいける!という金額に設定してほしいです。過去の切手の金額を今に合わせるのが面倒です。
なるほど、料金改定が短いスパンで何度も起きるより、ある程度先を見越した料金にしてほしい、という感覚なのですね。 「過去の切手の金額を今に合わせるのが面倒」とのことですが、具体的にはどんな場面でその面倒さを強く感じますか?
例えば、ハガキ63円、郵便84円の頃に買った切手シートがたくさんありますが、今はハガキ85円、郵便110円ですよね。 84円切手に1円切手を足さないと、今はハガキすら送れないわけです。こちらとしては切手の絵柄にもこだわりがあったりするので、その点は不便です。
たしかに、手元にある切手を「今の料金に合わせて組み合わせ直す」手間が出てしまうのは不便ですよね。絵柄のこだわりがあると、なおさらだと思います。 この法案で料金の見直しが“しやすく”なると、逆に値上げの回数が増えるかもしれない点もありますが、そのあたりの不安はどの程度ありますか?
なるほど、回数が増える可能性もあるのですね。そうなったら、私は切手シートを買わなくなると思いますよ。
受け止めました。値上げの回数が増えるなら、先にまとめて切手シートを買う行動自体をやめる、ということですね。 その場合、郵便を使うときは切手の代わりにどうするのが現実的だと思いますか?
郵便窓口でキャッシュレス決済ですね。
ありがとうございます。窓口でキャッシュレス決済に寄せていく、ということですね。 今回の法案で、あなたが特に気になっている点はどれですか?
信書の定義について議論してほしいです。現在、例えばクリックポストには信書を入れることができません。使う側からすれば、おかしな話だと思います。 このあたりがもっとユーザーにとって便利になれば、使う人も増えると思いませんか?
ご意見ありがとうございます。クリックポストに信書を入れられない点を「利用者にとって不便」と感じていらっしゃるのですね。 補足すると、今回の法案の中心は「手紙の料金(上限)を、日本郵便が案を作って国が認める仕組みに変える」ことで、信書の定義そのものを見直す内容は主題ではありません。一方で、民間の信書便事業者の“料金ルール”の見直しは含まれています。 その前提を踏まえて伺います。信書の定義が今のままだと、あなたご自身は具体的にどんな場面で一番困りますか?
クリックポストに信書を入れられない、というところです。
ありがとうございます。クリックポストで「信書が送れない」こと自体が、いちばんの困りごとなのですね。 その「クリックポストで信書が送れない」ことで、直近だとどんな郵送(どんな内容物のやりとり)ができずに困りましたか?
友人にちょっとしたものを贈りたいが、レターパックだとライト430円、プラスで600円もかかります。クリックポストで送ることができればなんの問題もありません。しかし、今の決まりでは、その贈り物にちょっとしたメッセージをつけることも原則できないことになっているはずです。信書になるからです。 ちなみに「ちょっとしたもの」の内容としては、アニメやゲームのキャラクターのアクリルスタンドやトレーディングカード、あるいはご当地のドリップコーヒーなど、そういったサイズ感のものです。
具体例がとても分かりやすいです。ちょっとした品物に一言メッセージを添えたいだけなのに、信書の扱いのせいでクリックポストを使いにくくなって、結果としてレターパック等の高い選択肢になってしまう、という不便さですね。 最後に、この制度を設計する人に、何か一つ伝えるとしたらそれは何ですか?
現代に合わせた法律にさっさと変えないと、郵便離れは免れないです。
おっしゃる通りで、今の生活感覚に合わないルールが続くと「じゃあ郵便は使わなくていいか」となってしまう、という危機感なのですね。 いまの「現代に合わせた法律」に変える、という点で、具体的にはどのルールを優先して変えてほしいですか?
やはり根っことしては信書の扱いですかね。裁判所からの書類など、場合によっては命に関わるような書類は特別扱いすべきだと思いますが、そうでない手紙までも特別扱いする必要があるでしょうか?
ご意見ありがとうございます。重要性が高い書類は別として、日常的なメッセージまで「信書」として強く縛る必要があるのか、という問題意識なのですね。 ここで伺いたいのは1点だけです。信書の扱いを見直すとしたら、あなたは「どの範囲までなら規制を緩めてもよい」と感じますか?
先ほどまとめてもらったもので構いません。お礼状や手紙なんかは、信書扱いしなくて良いと思いますよ。
ありがとうございます。お礼状や個人的な手紙は、信書として強く扱わなくてもよい、という線引きのイメージなのですね。 では確認ですが、もし「お礼状・個人的な手紙」は信書扱いを外して送れるようになった場合、あなたの郵便サービスへの評価(この法案も含めて)は今よりどのように変わりそうですか?
クリックポストに手紙を入れることができるようになりますよね。もっと気軽に家族や友人に送りものをしたいと考えるようになります。
ありがとうございます。クリックポストで手紙も一緒に送れるようになれば、送りものがぐっと気軽になって、家族や友人へのやりとりが増えそう、ということですね。 ここまで伺った内容は、今回の法案(料金の上限設定を日本郵便提案→国が認可の仕組みにする)が「料金改定の回数が増えると切手シートを買いにくくなる」という実感と結びついている一方で、生活者の不便の根っこには「信書の扱い(クリックポスト等でメッセージを同封しにくい)」がある、という整理でした。 このあと、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの会話内容をもとに、インタビュー結果をレポート案としてまとめました。ご確認ください。
