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💬インタビューレポート

一般市民

教育のデジタル化に一般市民として関心を持ち、紙とデジタルの学びやすさ、家庭の通信環境による格差、学校現場の運用負担を懸念している。

回答日2026.3.31 21:18
インタビュー分量51 分 / 721 文字

💬主な意見

学習は紙とデジタルの使い分けが良い

確認・単語検索・解答はデジタルが効率的。一方で初回の理解や深掘りは、余白に考えを書ける紙が望ましい。

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紙は「つまずきの場所の記憶」が残りやすい

紙は苦手箇所を何度も開くことでページごとの特色が残りやすいが、デジタルはそうした手がかりが薄く、ある程度懸念がある。

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通信格差とトラブル対応が運用課題

宿題提出や動画視聴が前提だと家庭の通信環境で差が出る。オフラインで動画12時間+宿題保存、更新は小学校は宿題に合わせ、中学は週1、予備端末も必要。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。今日は「学校においてデジタルを含む教科書を使えるようにする法律案」について、感じていることや影響を丁寧に伺いたいです。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

一般市民として関心がある

ありがとうございます。一般市民としての目線で関心を持たれているのですね。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

ありがとうございます。名前は聞いたことがある程度、ということですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

使い分けが良い、という感覚なのですね。 その「使い分け」が必要になりそうだと感じるのは、どんな学習場面ですか?

確認や単語検索、問題の回答などはデジタルが効率が良く望ましいが、初回の知識を付ける、深めるといっは場面では横に自分の考えを書ける紙ベースが望ましい。

なるほど、確認や検索、解答のような作業はデジタルが効率的で、いっぽうで初回に知識を入れたり深めたりする場面では、余白に考えを書き込める紙が合う、という感覚なのですね。 その「初回の知識を付ける・深める」場面で、デジタルだとやりにくいと感じるのは具体的にどんな点ですか?

人にもよるかもしれないが、紙だと苦手なところ、つまづきやすいところを何度も開いたり見たりすることにより、デジタルと違いページ毎の特色がでやすい。逆にデジタルはそういうのがないため。

おっしゃること、よく分かります。紙だと「このページのここでつまずいた」という“場所の記憶”が残りやすくて、何度も開き直す動きとも結びつくけれど、デジタルだとその手がかりが薄く感じられる、ということですね。 この法案でデジタルを含む教科書が正式な教科書になっていく中で、今お話のような「場所の記憶が残りにくい」点は、あなたにとってどの程度大きな懸念ですか?

ある程度ある

ありがとうございます。「ある程度」懸念があるのですね。 その懸念が特に出やすいのは、どんな教科だと感じますか?

人により違いが出ると思っている。 苦手科目が特に影響が出ると考えている。 逆に得意科目であればデジタルでも紙でも関係ないと思う。

なるほど、教科そのものよりも「その子にとって苦手かどうか」で影響が大きく変わりそう、という見立てなんですね。苦手だと、紙の“場所の手がかり”が効いてくる一方、得意だと媒体差は小さい、という整理で受け取りました。 デジタルを含む教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学校運用(準備負担・トラブル・ルール)

ありがとうございます。運用面(準備負担・トラブル・ルール)がいちばん気になるのですね。 その運用面の中でも、特に起こりそうだと感じるのはどんな種類のトラブルですか?

家庭の通信環境による学習への差、 紛失、破損の弁償費用など。

通信環境の差で学習機会に差が出ることや、端末の紛失・破損時の弁償負担が気になるのですね。 まず「家庭の通信環境による学習への差」について伺いますが、差が出やすいのはどんな学習場面だと思いますか?

今後デジタル学習が一般的になっり、宿題の提出や家庭での動画視聴などが当たり前になった際に、自宅での学習に差がでると考えられる。

ご自宅での提出や動画視聴が前提になっていくと、通信環境の違いがそのまま学習機会の差になり得る、ということですね。 その差を小さくするために、制度として「ここまでは最低限担保してほしい」と感じるラインはどのあたりですか?

通信ができる。または、端末内に動画や宿題などのデータをある程度入れられる端末の全生徒への配布など

ありがとうございます。通信を使えること自体を担保するか、あるいはオフラインでも学べるように端末内に必要データを入れられる形で全員に配布する、といったライン感なのですね。 その「オフラインでも端末内にデータを入れて学べる」形にする場合、どの程度までオフラインで完結できるのが望ましいと感じますか?

学校では通信ができる前提として、土日祝日に学校に行かなくても自習できる程度のため、動画として12時間程度と宿題データが保管できる程度で問題はないと思う。

イメージが具体的で助かります。学校では通信前提として、休日でも学校に行かずに学べる分として「動画12時間程度+宿題データ」くらいを端末に持てれば、という感覚なのですね。 そのくらいのオフライン対応を制度として前提にする場合、更新や配布のタイミングは「どの頻度」だと現実的だと感じますか?

小学校、中学校、高校で変わってはくると思うが、義務教育で考えると、小学校は宿題に合わせて、中学校は週1回ぐらい。

ありがとうございます。義務教育で考えると、小学校は宿題のタイミングに合わせて更新、中学校は週1回くらいが現実的、という感覚なのですね。 その運用を学校が回すとしたとき、更新や配布の作業は「学校の誰が担う」のがよさそうだと感じますか?

小学校はクラスの担任、中学校は各教科の先生が行うのがいいと思う。 ただし、学校の先生の負担が増えないように市町村または都道府県の教育委員会によって作られたデータ運用が望ましいと思う。

運用の担い手について、学校内では小学校は担任・中学校は教科担当が自然だけれど、先生の負担増を避けるには教育委員会側でデータ運用を整えるのが望ましい、ということですね。 では、学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

ありがとうございます。端末・通信トラブル対応がハードルになりそうなのですね。 端末や通信のトラブルが起きたとき、授業が止まらないようにするために「学校として最低限用意しておくべき対応」はどんなものだと思いますか?

予備端末の用意。

予備端末の用意、ということですね。授業が止まらないための現実的な手当だと感じます。 最後に、この法案(デジタルを含む教科書を正式な教科書として扱い、義務教育では無償給与の対象にもする)について、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、それは何ですか?

デジタル化による学習面への影響について、きちんと精査をし、その後の教育へつなげていってほしい。

ありがとうございます。デジタル化が進むほど、学習面への影響をきちんと検証して、その結果を次の教育設計に反映してほしい、ということですね。 ここまで伺った内容は、 - 学びやすさは場面で使い分け(検索・確認はデジタル/初学・深い理解は紙が合う) - 苦手分野ほど「紙の場所の手がかり」が効く可能性 - 家庭の通信環境で差が出る懸念があり、オフラインでも学べる設計(一定時間の動画+宿題データ)や更新運用が重要 - 学校運用では端末・通信トラブル対応、特に予備端末の備えが鍵 - そしてデジタル化の学習影響を継続的に精査して政策に繋げてほしい …という点が中心でした。 それでは、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまで伺った内容をレポート案としてまとめました。ご確認ください。