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💬インタビューレポート

保護者

懸念当事者

学校に通う子どもを持つ保護者として、学校での端末利用(宿題配信等)による家庭の学習リズムや見守りのしやすさ、子どもの視力への影響を懸念している。

回答日2026.3.28 10:59
インタビュー分量28 分 / 717 文字

💬主な意見

視力への影響が心配で使用時間は抑えてほしい

タブレットを見る時間が増えると気をつけても視力に影響が出そう。1日1〜2時間程度までにしてほしく、授業中ずっと開きっぱなしは避けてほしい。

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端末前提の運用で学習開始が遅れる

宿題がタブレット配信だが先生の送信が遅れ、週1回ほど2〜3時間開始が後ろ倒しになる。下校と同時の送信や予約送信などで遅延を減らしてほしい。

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保護者が教科書内容を全部確認しにくい

紙はめくって学習内容を把握できるが、デジタルはログイン等が壁で親子の内容共有が難しい。デジタルでも全部見られ、パスワード不要(公開でも可)が望ましい。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることやご経験をうかがえればと思います。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

ありがとうございます。保護者の立場だと、学校での使われ方が気になりますよね。 お子さんの学校では、デジタル教科書(紙と同じ内容を端末で見るもの)を実際に使っていますか?

使っていない

ありがとうございます。まだ使っていない学校なんですね。 もしこの法案が成立して、学校でデジタル教科書を導入する話が出てきたら、最初に気になりそうなのはどんな点ですか?

子どもの視力の問題

視力のことがいちばん気になっているのですね。保護者としてはとても自然な感覚だと思います。 お子さんの視力について、現時点では「特に問題はない」状況でしょうか、それとも「すでに気になる症状や診断がある」状況でしょうか?

今は問題ないです

今は問題ないのですね。だからこそ、これからの影響が気になりますよね。 デジタル教科書を使うようになった場合、視力への影響が「どんな使い方のときに起きそう」と想像していますか?

タブレットを見る時間が増えるのでどんなに気をつけていても影響ぐあると思う。

見る時間が増えると、気をつけていても影響が出そう…という感覚なのですね。 その「時間が増える」という点でいうと、学校でデジタル教科書を使うのは、1日の中でどのくらいまでなら許容できそうですか?

せいぜい1-2時間くらいまでにしてほしい

1〜2時間くらいまで、という感覚なんですね。上限の目安を持っていらっしゃるのは大事だと思います。 その1〜2時間を超えそうだと感じるのは、どういう授業の使われ方のときですか?

授業中に常にタブレットを開きながら先生の話を聞く

授業中ずっとタブレットを開きっぱなしで話を聞く形だと、確かに視線が近くに固定されやすくて不安になりますよね。 そうした使われ方になった場合、学校側に「こういう運用ルールは入れてほしい」と思うものはありますか?

教科書をスクリーンに投影してほしい

教科書をスクリーンに投影してほしい、ということですね。子どもが自分の端末をずっと見続けなくて済む形を求めているのが伝わってきました。 その場合、投影で授業を進めるときに「ここだけは各自の端末で見たい」と感じるのは、どんな場面ですか?

気になったページに戻ったり、先のページを見たくなったり…かな

なるほど、授業の流れの中で自分のペースで前後のページを行き来できるのは大事なんですね。 その「各自でページを行き来できる」良さを残しつつ、視力面の負担を抑えるとしたら、学校ではどんな使い分け(投影と端末の切り替え)だと現実的だと思いますか?

紙の教科書に戻す

紙に戻すのが現実的、という感覚なのですね。視力の心配がある中で、いったん紙を軸にしたいというお気持ちが伝わります。 紙の教科書を基本にするとして、この法案で「デジタル教科書も正式な教科書になる」こと自体については、今の時点でどんな印象ですか?(賛成寄り/慎重/反対寄りなど)

反対

反対寄りなのですね。視力への影響がはっきり見えない中で「正式化」されることに不安がある、という感覚でしょうか。 反対だと感じる気持ちが強くなったのは、どんなきっかけや背景がありましたか?

教育のデジタル化で学力が低下したという話をよく聞くので

学力低下の話を耳にしていると、正式化には慎重になりますよね。 その「学力が低下した」という話は、どんな内容として聞くことが多いですか?

デジタル化を先に進めていた他国での学力調査の話、デジタル化した国がまた紙に戻した話、娘が通う校長先生のお話など

いろいろな情報源(海外の学力調査、紙への回帰の事例、そして学校の校長先生の話)から入ってきているのですね。 校長先生のお話では、「どういう点が学力低下につながる」という趣旨で話されていましたか?

詳細は聞いてません

承知しました。詳細までは聞いていない中でも、校長先生がそういう趣旨の話をされたというのは印象に残りますよね。 海外事例のほうで、あなたの判断にいちばん影響しているのは「学力調査の結果」の話でしょうか、それとも「紙に戻した」という動きの話でしょうか?

紙に戻した動き

「紙に戻した」という動きがいちばん影響しているのですね。いったんデジタルを進めた国が戻すと聞くと、慎重になって当然だと思います。 その「紙に戻した」という話で、あなたが特に重く受け止めたのはどんな点ですか?

日本はデジタル化しようとしているけれどやめた方がいい

日本は今デジタル化を進めようとしているけれど、他国が戻したと聞くと「日本もやめた方がいい」と感じるのですね。 その「やめた方がいい」という感覚は、デジタル教科書を“正式な教科書”として認めることのどの部分にいちばん結びついていますか?

分かりません

率直に「分かりません」と言ってくださってありがとうございます。考えが揺れている段階でも全く自然だと思います。 今の時点で、デジタル教科書が「正式な教科書」になることで、学校が“デジタル中心”に切り替わってしまう感じがしますか?

はい

デジタル中心に切り替わってしまいそう、という感覚なんですね。そこがいちばん不安の核になっていそうです。 「デジタル中心になった」と感じる基準って、例えば授業の何割くらいが端末前提になったらそう感じますか?

今でも感じています

今の時点でも、すでに端末前提になっている感覚があるのですね。そう感じると、不安も強くなりますよね。 「今でもデジタル中心だ」と感じたのは、どんな場面を見聞きしたときですか?

タブレットに宿題が送られてくるのですが、先生が送ってくれないことで宿題の開始時間が遅くなることが多い

それは困りますね。宿題の開始が「先生の送信待ち」になってしまうと、学習のリズムも崩れやすいですし、保護者としてもモヤモヤしやすいと思います。 その状況は、どのくらいの頻度で起きていますか?

週1くらい

週1くらいの頻度で起きているのですね。それだと「たまに」ではなく、生活の中で影響を感じやすいペースだと思います。 その遅れが起きると、お子さんの宿題はだいたいどのくらい後ろ倒しになりますか?

2-3時間遅れることも多々あります

2〜3時間遅れることもあるのですね。それは家庭の予定も崩れやすいですし、お子さんの集中や就寝時間にも影響が出そうで心配になります。 こうした「宿題が端末経由で届く運用」について、学校側に最低限ここは守ってほしいと思うルールはありますか?

下校と同時に宿題は送信してほしい

下校と同時に送ってほしい、ということですね。待ち時間が減れば家庭の段取りも立てやすいですし、お子さんも取り掛かりやすくなりそうです。 もしそれが難しい日があるとして、学校から「今日は送信が遅れます」といった連絡が事前に来るだけでも、負担の感じ方は変わりそうですか?

予約そうしんしてほしいです

予約送信してほしい、ということですね。毎回の送信作業が先生の都合でブレないようにしてほしい、という意図だと受け取りました。 学校でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でいちばんハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

端末・通信トラブル対応がいちばんのハードル、という見立てなんですね。いまの宿題の遅れの経験があると、なおさら現実味があります。 端末や通信のトラブルが起きたとき、学校に「最低限こうしてくれたら助かる」と思う対応はどんなものですか?

対処方法を事前に知らせておいてほしい

対処方法を事前に知らせておいてほしい、ということですね。いざ起きたときに迷わず動けるかどうかで、子どもも家庭も負担がかなり変わりそうです。 その「事前に知らせてほしい対処方法」は、どんなトラブルを想定した内容だと特に助かりますか?

端末の不具合と通信の不具合

端末の不具合と通信の不具合、それぞれで事前に手順が分かっていると安心ですよね。 通信の不具合(家や学校でつながらない等)が起きたとき、学校にまず用意しておいてほしい代替手段はどんなものですか?

特にないです。仕方ないねという寛容な心かな

「仕方ないね」と受け止められる寛容さが必要、というのは現実的なお考えですね。 一方で、同じ状況でも「ここだけは仕方ないで済ませにくい」と感じるのは、どんな場面ですか?

特にないです

ありがとうございます。ここまでのお話だと、視力面の不安に加えて、端末前提の運用が遅延やトラブルで学習リズムを崩しうる点を強く気にされている印象でした。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、それは何ですか?

紙の教科書であれば、保護者がパラパラとめくり、こういう学習をしているのかと理解することができます。デジタル教科書では、ログインが必要だったりするので親子での内容共有がしにくいです。これは大きなデメリットだと思います。

それは大きなポイントですね。保護者が「今どこを学んでいるか」を気軽に把握できること自体が、家庭での声かけや見守りにつながりますし、ログインが壁になると共有が一気に難しくなりますよね。 デジタル教科書が正式化される前提で考えると、保護者が内容を確認できる仕組みは「どの程度まで」用意されていれば許容できそうですか?

全部です。紙の教科書であれば全部なので、デジタルでも全部

全部見られる状態が必要、ということですね。紙と同じだけ家庭での見通しが持てないと、学習の共有が成り立ちにくいという感覚が伝わってきました。 デジタル教科書が正式化されるとして、「保護者が全部見られる」状態を実現するなら、学校や自治体から保護者用のID・パスワードを配る形が現実的だと思いますか?

教科書を見るのにパスワードはいらないと思います

たしかに、紙の教科書は「開けば見られる」ので、内容確認にパスワードが必要になること自体が負担に感じられますよね。 デジタル教科書でもパスワード不要にする場合、保護者としては「誰でも見られる(公開)」状態まで許容できますか?

はい

公開でもよい、ということですね。保護者としては「家庭でいつでも中身を確認できる」ことを優先したい、というお気持ちがよく伝わります。 では次に、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

承知しました。名前は聞いたことがある程度、ということですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

紙の方が学びやすい

紙の方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。 デジタルより紙の方が学びやすいと思うのは、どんな学習の場面のときですか?

気軽に手に取って見ることができる

気軽に手に取って見られる、という点が紙の強みだと感じていらっしゃるのですね。 その「気軽に手に取れる」感覚でいうと、デジタル教科書にすると何が“ひと手間”になってしまうイメージですか?

端末の充電、開閉、ログインなど

端末の充電や起動、ログインといった“ひと手間”が積み重なる感じがあるのですね。学習を始めるハードルが上がる、という懸念はよく分かります。 その中でも、お子さんの学習の流れをいちばん止めてしまいそうだと感じるのは、どの手間ですか?

端末をわざわざ出して起動する

端末を出して起動するところが、学習の流れを止めやすいと感じていらっしゃるのですね。紙だと「思い立ったらすぐ開ける」のに比べて、初動のハードルが大きいのは納得感があります。 ここまでで事前の質問は一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。ご確認いただき、事実と違う点や補足したい点があれば教えてください。