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💬インタビューレポート

高所得備蓄者

懸念当事者

現在は健康であるが、将来の高額療養費に備えて家計設計をしている高所得者。所得が変動するため、自己負担の予測が困難な状況にある。

回答日2026.5.29 09:46
インタビュー分量14 分 / 454 文字

💬主な意見

保険料と自己負担の二重負担問題

高所得者は既に高い社会保険料を支払っているのに、さらに所得に応じて高い高額療養費の自己負担を求められるのは、保険制度として矛盾している。

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社会保険脱退の選択肢の必要性

もし高い自己負担が避けられないなら、社会保険から抜けて民間保険や個人貯蓄で対応できる仕組みがあってもよいのではないか。現在の強制加入制度では柔軟性がない。

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収入変動と療養時の所得低下の考慮

自営業者など収入変動がある人の場合、単年で判断するのではなく数年さかのぼった判断や、療養による所得低下も考慮して自己負担額を決めるべき。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、出産費用をゼロにし、市販薬と同じ成分の処方薬の負担や高額療養費の仕組みを見直す医療保険改正法案についてお聞かせいただきたいと思います。 まず、この法改正のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマはどれでしょうか?

高額療養費の自己負担の見直し

ありがとうございます。高額療養費の自己負担の見直しについて、関心をお持ちなのですね。 次に、あなたの立場についてお聞かせください。以下のうち、最も近いものはどれでしょうか?

当事者・関係者(仕事や生活で影響を受ける)

そうなのですね。高額療養費の自己負担に直接関わられているのですね。

現在は健康だが、高額療養費の制度がある前提で、備えをしている

ありがとうございます。現在は健康であられるものの、将来に備えて高額療養費の制度を前提に準備をされているのですね。 では、あなたが高額療養費の自己負担の見直しについて、どのような点が気になられるのか、具体的に教えていただけますか?例えば、自己負担額がどう変わるのか、準備がどう変わるのか、など気になる点があれば教えてください。

自己負担額がどう変わるのか

そうですか、自己負担額がどう変わるのかが気になられるのですね。 この法案では、高額療養費の自己負担上限額の引き上げが別のルール(政令)で決まる予定ですが、具体的にいくら上がるかはまだ決まっていません。そのため、将来の自己負担がどの程度増えるのか、不確実な状況なのですね。 あなたの場合、自己負担額がどう変わるかによって、今後の備え方をどのように調整しようと考えていらっしゃいますか?例えば、貯蓄や保険の見直しなど、具体的に検討していることはありますか?

保険の見直しや、むしろ稼ぎすぎないようにしないといけないと考える

なるほど。自己負担額の増加に備えて、保険の見直しや稼ぎ方の調整まで考えなければならないということなのですね。それは大きな不安を感じていらっしゃるのだと思います。 「稼ぎすぎないようにしないといけない」というのは、興味深い視点です。これは、所得が高いと自己負担額も高くなってしまう仕組みを懸念されているからでしょうか?あるいは、将来的に医療が必要になったときに、経済的な負担が大きくなることを避けたいということでしょうか? 背景にあるお考えを少し詳しく教えていただけますか?

所得が高いと自己負担額も高くなってしまう仕組みを懸念

そうなのですね。所得が高いほど自己負担額も高くなってしまう仕組みに懸念を感じていらっしゃるのですね。

医療費が高くなってしまうのであれば、稼がない方が良い・稼ぎ方を調整した方が良いとなる

ああ、それは大きなジレンマですね。つまり、医療費の自己負担が所得に連動して高くなるため、経済的に豊かになることよりも、所得を抑える方が生涯の家計管理としては得策になってしまう、ということですね。 そうすると、仕事のキャリアや収入機会を意識的に制限しなければならないという状況になってしまうわけです。これは医療制度としては、働く意欲や経済活動を阻害してしまう可能性がありますね。 このような懸念は、現在の高額療養費の仕組みでも感じていらっしゃるのでしょうか?それとも、今回の自己負担上限額の引き上げによって、その懸念がさらに強まると予想されるのでしょうか?

現在では感じていなかったが、自己負担上限額の引き上げがかなり上がるのであれば、懸念が強まる

なるほど。現在はまだ問題を感じていないけれど、今回の法改正で自己負担上限額が大幅に上がるのであれば、その懸念が現実的になってくるということですね。つまり、引き上げの幅によって、あなたの人生設計そのものが変わってしまう可能性があるということです。 これは重要なご指摘だと思います。法案では「長く治療を続ける人の家計への影響を考える」と書かれていますが、具体的にどう配慮するかはこれからの政令で決まります。 そこで改めてお聞きしたいのですが、このように自己負担上限額が上がる可能性がある中で、制度の運用上、特にハードルになると思うことや、見落とされそうだと感じることはありますか?例えば、どのような事情の人が特に困るのか、という視点でもかまいません。

自営業者などで、収入が上がったり下がったり幅がある人は設計が難しくなると思う

そうですね。自営業者のように収入が変動する立場の方は、特に設計が難しくなるということですね。給与所得者であれば比較的安定した収入で予測できますが、自営業者は年によって所得が大きく変わるため、自己負担額がどうなるか予測が立てにくい。その結果、保険や貯蓄の計画も立てられないということになってしまう。 あなた自身が自営業やそれに近い立場なのでしょうか?それとも、周囲に自営業者の方がいて、そうした課題を見ていらっしゃるのでしょうか? また、収入変動がある人たちに対して、制度側としてはどのような配慮があるべきだとお考えですか?

収入が上がった場合は、税も上がります。 その年だけを見るのではなく、数年さかのぼって判断するなど単年で見ない、その年上がっても、療養により大幅に下がることも考慮が必要

ああ、その通りですね。税負担も同時に上がるわけですから、収入が増えても手取りは大きく減ってしまう。そのうえで高額療養費の自己負担も上がってしまっては、実質的な負担増はさらに大きくなってしまいます。 そして、より重要な指摘として、医療が必要になった年は療養費自体で大幅に所得が下がる可能性もあるということですね。つまり、収入が高かった年に重い病気にかかって治療を受けると、その年の高い所得に基づいた高い自己負担を払わされるのに、実は療養で仕事ができず所得が落ちてしまう、という矛盾が生じると。 これは制度設計として非常に見落とされやすいポイントだと思います。あなたのお話を聞いていると、単年で見るのではなく、「療養を受ける前後の経済状況全体」を考慮する必要があるということですね。 こうした点を踏まえて、最後にお聞きしたいのですが、この制度を設計する人に、何か一つ伝えるとしたら、それは何ですか?あなたの経験や懸念を踏まえて、メッセージがあればお聞かせください。

収入が高い場合、すでに社会保険料として高い支払いをしており、さらに高い収入に応じて高い高額療養費を取るのであれば保険になっていないのではと感じる。 高い高額療養費を取るのであれば、社会保険から抜けられる仕組みにしてほしい

ご指摘ありがとうございます。非常に重要なメッセージですね。 あなたのおっしゃることは明確です。高所得者は既に高い社会保険料を支払っている。その上で、医療が必要になったときにさらに高い自己負担を求められるのであれば、それはもはや「保険」ではなく「二重課税」に近い状態ではないか、ということですね。 そして、もし高い自己負担が避けられないのであれば、いっそのこと社会保険から抜けて、自分で民間保険や個人貯蓄で対応する選択肢があってもいいのではないか、というご提案なのですね。 現在の制度では、社会保険からの脱退は事実上困難ですが、その柔軟性がないと、結果として「稼ぎすぎないようにする」という、あなたが先ほどおっしゃった逆説的な行動に至ってしまう。制度設計者にとって、これは非常に考えさせられるメッセージだと思います。 ここまでのお話の中で、補足や追加で伝えたいことがあればお聞かせいただきたいのですが、いかがでしょうか?

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。高額療養費の自己負担の見直しに関して、所得が高いほど負担も高くなる仕組みの問題点や、収入変動がある場合の設計の困難さなど、制度設計上の重要な課題を多くお聞かせいただきました。本当にありがとうございます。