💬インタビューレポート
20代の当事者
20代で、子ども本人の立場からSNS上の性的広告や過激な投稿への懸念、年齢制限、保護者による管理機能について意見を述べた。
💬主な意見
過激投稿の取締りと広告管理を求める
“自殺勧誘や薬物販売などの過激なコンテンツは警察が取り締まり、性的広告は子ども向けアプリにも表示されるため、政府がアプリ会社へ適切な広告管理を求めてほしい。
一律のSNS年齢制限には反対
“一律に利用を制限すると、子どもが解除の抜け道を探し、怪しいサイトに引っかかりやすくなると懸念する。制限する場合も、一部のSNSに絞り生活に不可欠なサービスは残す考えである。
保護者機能は監視ではなく通知・制限に
“保護者には子どもの責任を負う役割があると考える一方、投稿ややり取りの中身を見られることには抵抗がある。年齢制限コンテンツへのアクセス通知や利用制限を想定している。
🎤すべての会話ログ
ご協力ありがとうございます。これから、「こどもとインターネットのルールを見直す方向性(中間整理報告書)」について、子どものSNS規制を中心にお話を伺います。 あなたはどの立場に一番近いですか?
子ども本人
ありがとうございます。あなたの年代(学年)を教えてください。
20代
ありがとうございます。SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。
性的なコンテンツ・広告
性的なコンテンツや広告に問題を感じているのですね。それは何歳くらいからなら許容できると思いますか?小学生・中学生・高校生で違いはありますか?
性的なコンテンツに限らず、Twitterを見ていると暴力的なもの、移民への過激なヘイト等刺激的なものを多く見かける。また、広告については、Twitterに限らず様々なところで性的な広告が掲載されていたりする。高校生くらいからならば、自己判断はしっかりできる年齢だと思うので許容できる。年齢問わず、刺激的なものは目に入ってしまう環境が出来ている気がする。
年齢を問わず目に入りやすい環境そのものに課題を感じているのですね。こうした刺激的な内容が表示される問題は、投稿や広告そのものよりも、おすすめ表示の仕組みに原因があると感じますか?
投稿や広告そのものに原因があるように感じる。
ありがとうございます。では、一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?
どちらかといえば反対
一律の年齢制限を設けない場合、今のままでよいと思いますか。それとも、別の対策が必要だと思いますか?
別の対策が必要
どのような対策がよいと思いますか?
反対の理由として、制限してしまうと制限をいかに解除するかを子供達は頑張ってしまい、怪しいサイトなどにより引っかかりやすくなってしまうと思うためである。 snsの完全な制限は保護者が責任を負って管理すべきだと思う。 ただ、政府ができることもあると思う。 SNSに溢れている過激コンテンツ(自殺勧誘、薬物の販売など)については警察がしっかりと取り締まるべきだと思う。啓発にも繋がるだろうし。 また、性的な広告については、子供向けのアプリ(漫画など)でさえ流れてくるのでその辺は、各アプリ会社に広告の管理を適切に行うように政府が指示すべきであると思う。 また、もし制限するのであれば、TwitterやThreadsなどの1部snsに絞り、日常生活で不可欠なLINEなどは残すべきだと思う。
一律にアカウントを禁じるより、違法・有害な投稿への取締りや広告管理、サービスごとの扱い分けが必要だと考えているのですね。 「何が子どもに有害か」の線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが一番納得できますか?
保護者や子ども・若者も参加する場で決める
保護者や子ども・若者も加わる形がよいのですね。そう考える理由を教えてください。
当事者が居る場が1番だと思うから。 家庭ごとで考えるべきという意見もやや賛成
当事者の実感を反映しつつ、家庭ごとの考え方も尊重したいということですね。決める話し合いや基準は、どこまで公開されていれば信頼できますか?
どういう話し合いの過程でガイドラインが決まったのか分かればいい
話し合いの経過が見えることを重視されるのですね。子どもや若者自身も、その話し合いに参加すべきだと思いますか?
はい。
ありがとうございます。年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。
DMなど知らない人とやり取りできる機能を使うとき
では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。
スマホや携帯会社の情報で確認
子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で一番重要なものはどれだと思いますか?
保護者が使える管理機能を用意する
保護者が使える管理機能を重視されるのですね。そう考える理由を教えてください。
保護者が子供の責任を負うべきだと思うから。でも、抜け道は絶対開拓されると思うので、難しい部分はあると思う
抜け道があるという難しさを踏まえつつも、保護者が関われる機能を会社が整えるべきだと考えているのですね。 最後に、このルール作りをする人に一つ伝えるとしたら、それはなんですか?
SNSに溢れている過激コンテンツの取り締まり強化と、性的・過激広告の適切な対応を国内の会社に呼びかけて欲しい。
ありがとうございます。過激な投稿への取締りと、広告管理の実効性を求めたいということですね。 保護者に見られてもよいと思えるのは、どこまでですか?
どれも見られたくない/見るべきでない
保護者による確認機能は必要と考える一方で、利用内容そのものは見られるべきではない、という線引きですね。その境界にした背景を教えてください。
見られたくないから。 保護者による確認機能はあくまでも、年齢制限ありのコンテンツ行く時の通知とか、インターネット制限のようなものをイメージしています
内容の閲覧ではなく、年齢制限のあるコンテンツへのアクセス通知や利用制限のための機能を想定しているのですね。保護者と事前に話し合って決める形なら、許容できる範囲は変わりますか?
変わらない
ありがとうございます。事前に話し合っていても、やり取りや投稿の中身を保護者が見ることには抵抗があり、保護者向け機能は通知や利用制限にとどめるべきだというお考えですね。 これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
ご協力ありがとうございました。これまでのお話をもとに、レポート案をまとめました。内容をご確認ください。