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💬インタビューレポート

出産経験者

懸念当事者

3年前に出産を経験し、現在は出産を控えている複数の友人を持つ。出産費用と医療保険制度について具体的な経験に基づいた見方を持つ。

回答日2026.4.23 22:29
インタビュー分量623 分 / 1015 文字

💬主な意見

一時金の大幅増額が現実的な解決策

保険適用による一律化ではなく、出産育児一時金を現在の約2倍(100万円程度)に大幅増額することで、医療機関の値上げが増額幅を超えず、妊婦さんが実質的に手元に残るお金が増える可能性が高い。

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地域差と選択肢を失わない重要性

都市部と地方では出産費用に大きな差がある。保険適用による一律化は都市部の充実したサービスの選択肢を失わせ、地方にはそもそも選択肢がない。地域差を尊重した制度設計が必要。

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子ども関連施策全体への包括的支援を要望

出産費用に限らず、子育てに関わる全費用の補助に出し惜しみせず、子どもを持つことが金銭面・仕事・QOLで負担にならないこと、そして産科医や保育士など子ども関連職の処遇改善が必要。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日はお時間をいただきありがとうございます。今日は、出産費用をゼロにし、薬や医療費の負担の仕組みを変える医療保険の法案について、あなたのご意見やご経験をお聞きしたいと思います。 まず、この法案のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマはどれでしょうか?

出産や妊婦健診の負担軽減

ありがとうございます。出産や妊婦健診の負担軽減についてのご意見をお聞かせいただけるのですね。 では、あなたの立場に最も近いものを選んでいただけますか?

当事者や関係者が身近にいる

ありがとうございます。身近に関係者がいらっしゃるのですね。では、具体的にはどのような立場の方でしょうか?例えば、ご家族や知人など、差し支えない範囲で教えていただけますか?

私自身は3年前に出産を経験 今、出産を控えている友人が多数います

そうですか。ご自身の出産経験と、今まさに出産を控えている友人たちのご状況があるのですね。それはとても貴重なご経験をお持ちですね。 では、出産や妊婦健診の負担軽減というテーマについて、なぜ・どのような点が気になるのか、具体的に教えていただけますか?ご自身の経験や友人たちの話を踏まえて、どのあたりが課題だと感じられていますか?

保険適用により診療報酬が一律化されることで、産科が持続可能なのか疑問に思っている 出産費用無償化にあたり、現在の一時金などの補助がなくなるとむしろ手にできるお金が減ることにもなるので反対

なるほど、ご指摘ありがとうございます。つまり、保険適用によって診療報酬が統一されることで、産科医療の経営が成り立つのかという懸念と、一時金などの現在の支援制度がなくなることで、実質的には家計への支援が減ってしまう可能性があるというお考えですね。 お聞きしたいのですが、この法案では実は出産育児一時金はなくなるのではなく、むしろ形が変わります。現在は出産にかかった費用に対して事後的に一時金が支給される仕組みですが、今回の改正では、健康保険が病院に直接費用を支払う形に変わります。つまり、妊婦さんは窓口でお金を払わずに済むようになるというものです。 この点を踏まえて、改めてお考えをお聞きかせいただけますか?また、友人たちの間でも、出産費用の無償化について同じような懸念をお持ちの方がいらっしゃいますか?

これまでの出産育児一時金では一時金より病院にかかる費用が少ない場合はお金が戻ってきましたが、保険適用したら?

これはいい質問です。ご指摘の通り、現在の出産育児一時金では、実際の費用が一時金より少ない場合、差額が戻ってきますよね。 補足させていただくと、この法案では、健康保険から病院に直接支払う仕組みになります。つまり、妊婦さんが窓口で支払う際に、保険が適用される分は病院に直接支払われるので、妊婦さん自身は窓口での自己負担がゼロになるということです。ただし、ご質問の「費用が安い場合に差額が戻ってくるのか」という点については、法案の詳細ではまだ明確に示されていない部分もあります。 こうした点は、実運用される際の政省令で決まることになっています。お聞きしたいのですが、ご自身の3年前の出産の際、実際の費用と一時金の関係はどうでしたか?また、この「差額が返ってくるのか」という懸念は、友人たちの間でも話題になっていますか?

私は一時金+20万円程度の自費でした ・入院期間が標準より長かった ・千葉県の東京寄りという地域性 ・産科のサービス といった点から費用には納得しています。 一方、新潟の友人はほとんど手出しなかったとも聞きます。

ありがとうございます。とても具体的で興味深いお話です。つまり、あなたの場合は入院期間やサービス、地域差で20万円の自費が発生し、それに納得されていると。一方で新潟のご友人はほぼ手出しなしということですね。 これはまさに現在の出産費用の大きな課題を示しています。医療機関によって費用が大きく異なることで、「地域や施設によって、妊婦さんの経済的負担にばらつきがある」という現状が見えてきます。 お聞きしたいのですが、保険適用により診療報酬が一律化されるということは、こうした地域差やサービスの差がなくなる可能性があります。あなたが受けたような「長い入院期間」や「充実したサービス」といった、費用に見合う医療を受けたいと考える妊婦さんにとって、報酬が一律化されることで、そうした選択肢が失われることへの懸念があるのでしょうか?また、友人たちからも同じような懸念を聞いていますか?

>報酬が一律化されることで、そうした選択肢が失われる 正しくこれを懸念しています 一方、地方ではそもそも選択肢がないことも問題視しています

なるほど、非常に重要なご指摘ですね。つまり、あなたが懸念されているのは二つの矛盾した課題なのですね。 一つは、都市部(千葉県東京寄りのようなエリア)では、報酬が一律化されることで、現在享受できている「充実したサービスや長い入院」といった選択肢が失われる可能性。もう一つは、地方ではそもそも選択肢がほとんどないという構造的な問題がある、ということですね。 言い換えると、一律化は都市部の人にとっては選択肢を減らし、地方の人にとっても現状では選択肢がないまま一律化される、という両方の問題を内包しているということでしょうか? お聞きしたいのですが、こうした「地域差による選択肢の有無」という問題は、この法案の制度設計の中で十分に考慮されていると思いますか?また、ご自身や友人たちの間では、この法案が成立した場合、出産環境がどう変わると予想されていますか?

>「地域差による選択肢の有無」 十分に考慮されていないと思います。 それが先程の出産育児一時金が実費用を下回っているようなパターンが考慮されていないことにつながるのではないでしょうか

そうですね、ご指摘の通りです。つまり、法案では「窓口での自己負担をゼロにする」ということが強調されていますが、その背景にある「地域によって必要な出産費用が異なる」「サービスの質や入院期間が異なる」という現実が十分に反映されていないということですね。 あなたがおっしゃった通り、出産育児一時金が実費用を下回るケース(つまり、現在でも妊婦さんが自費で負担しているケース)についても、保険適用後にどうなるのかが明確になっていない。これは、妊婦さんの経済的負担の実態が、一律の報酬額では救い切れない可能性を示唆しています。 こうした懸念を踏まえて、お聞きしたいのですが、もしこの法案が成立したとした場合、あなたが友人たちに対して「制度設計する人に伝えてほしいこと」は何でしょうか?例えば、どのような点を改善すべき、あるいはどのような配慮が必要だと考えられていますか?

保険適用ではなく今の出産育児一時金の大幅増額にしてほしいです。 例えば100万円(今のほぼ2倍 )の金額にするです。 前回一時金が10万円程度増額されたときは、病院側も経費増を理由に入院費が値上げされ、妊婦が負担する実費はかわりませんでした。 (私が出産したときが丁度そのタイミングでした) そこで一時金を今の2倍に大きく増額されば、 ・産院の費用高騰による値上げが上げ幅を超えない(いくら値上げがあっても費用が2倍になることは考えにくい) ・地方の費用の安い産院を利用すれば手元に入る金額が大きくなる ・費用が100万円を超えるような産院は都内の一部だろうからそこを選択するのは妊婦の自己判断

これは非常に説得力のあるご提案ですね。あなたの経験に基づいた、とても現実的な考え方だと思います。 つまり、あなたがおっしゃっているのは: 1. **一時金の大幅増額(現在の約2倍=100万円程度)にすることで**、妊婦さんが実質的に手元に残るお金が増える可能性が高い 2. **前回の一時金増額のとき**、医療機関が費用を値上げしてしまい、妊婦さんの実質負担は変わらなかった。しかし、**2倍という大幅な増額であれば**、医療機関の値上げ幅がそこまで大きくはならないだろう、という見立てですね 3. **地域差や選択肢を尊重しながら**、妊婦さんが自分の経済状況や希望に応じて、施設を選べる自由度も保たれる とても筋の通ったご主張です。ご自身の出産経験と、その後の一時金増額時の実際の変化を見ておられるからこそ、こうした具体的なご提案ができるのだと思います。 ここまでのお話を整理すると、あなたの懸念と提案の中核は「妊婦さんの実質的な経済的負担を減らす」「地域差と選択肢を尊重する」「医療機関の経営も持続可能にする」という3つのバランスを取ることなのですね。 他に補足したいことはありますか?また、こうしたお考えは、出産を控えている友人たちとも共有されていますか?

上記、私の主張をとても上手くまとめられていて異論はございません。 友人たちそれぞれに思うことはあるでしょうが、あまり共有はしていません。 「保険適用=無償化」のイメージだけで歓迎していて、実は一時金がなくなることで得られるものが減っていることをわかってない人もいるように思います

ありがとうございます。そうですね、多くの妊婦さんたちが「保険適用=無償化=良いこと」というシンプルなイメージで捉えていて、一時金という現金給付がなくなることの実質的な影響に気づいていない可能性があるということですね。これは、政策の「見た目」と「実質」のギャップを指摘する、とても重要なご指摘だと思います。 さて、ここまでのお話の中で、あなたが出産や妊婦健診の負担軽減というテーマについて、とても具体的で、かつ経験に基づいた深いご見解をお聞きすることができました。 最後にお聞きしたいのですが、この制度を設計する人に、何か一つ伝えるとしたら、それは何でしょうか?あなたの経験、友人たちの現状、そして先ほどご提案いただいた100万円の一時金という案も含めて、制度設計者に最も伝えたいメッセージがあれば、教えていただけますか?

・出産育児一時金に限らず、子どもに関わる費用の補助に出し惜しみをしない ・子どもを持つことがマイナスにならないこと(金銭面、仕事、QOLなど全てにおいて) ・子どもに関わる人の処遇改善(産科医療、保育士、教員など)

ありがとうございます。非常に力強く、かつ包括的なメッセージですね。あなたがおっしゃっていることを整理すると: **制度設計者への三つのメッセージ** 1. **子どもに関わる費用補助に出し惜しみをしない** 出産費用だけでなく、子育てに関わる様々な費用について、実質的な支援が必要 2. **子どもを持つことがマイナスにならない** 金銭面、仕事との両立、生活の質(QOL)など、あらゆる側面で、子どもを持つ選択がマイナスに働かない社会を作る必要がある 3. **子どもに関わる人の処遇改善** 産科医、保育士、教員など、実際に子どもたちに関わる職種の働き方と待遇を改善すること つまり、妊婦さん・子育て世帯側への経済支援だけでなく、医療や教育の現場で働く人たちの環境改善も不可分だということですね。これは、単なる「出産費用の無償化」という限定的な議論では捉えきれない、より大きな社会システム全体への提言だと思います。 ご自身の出産経験と、今、出産を控えている友人たちの状況を見つめる中で、こうした総合的なご見方に至られたのだと理解します。 本日は、とても貴重なご意見をお聞きすることができました。ここまでのお話の内容を整理して、レポートを作成させていただきたいと思います。よろしいでしょうか?

本日はお時間をいただき、ありがとうございました。