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💬インタビューレポート

保護者

当事者

学校に通う子どもを持つ保護者。仕事ではSEとしてデジタル文書に日常的に触れており、デジタルは記憶に残りにくいという実感がある。

回答日2026.3.29 08:38
インタビュー分量24 分 / 440 文字

💬主な意見

紙は周辺情報も含めて学びやすい

“紙だと関連性のない情報も含め満遍なく目に入り、全体の中で理解しやすい。デジタルは欲しい情報に特化しがちだと感じる。

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デジタルは疲れやすく「読んだ気」になりやすい

“目が疲れると読む気が失せ、長文だと流し読みになって理解したつもりになりやすい。理解・集中・記憶など学習面が一番の懸念。

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授業中の運用負担とコスト増が心配

“授業中に機器不具合や操作フォローなどツール管理が増え授業設計が難しくなる。端末・保守費が膨らんでも他の教育費を圧迫しない配慮が必要。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、率直なお話を伺えればと思います。まず、この法案はあなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

保護者の立場なのですね。お子さんの学校では、学習者用のデジタル教科書(紙の内容を端末で見られるもの)を、すでに使っていますか?

分からない

承知しました。では、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

ある程度知っている

ありがとうございます。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

紙の方が学びやすい

紙の方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。そう感じるのは、どんな学習場面(例:授業中に読む、宿題で解く、復習する等)のときが多いですか?

紙は他の情報がある事を認識しやすい デジタルは自分の欲しい情報に特化してしまう。

なるほど、紙だと「全体の中でどこを見ているか」「周辺にどんな情報があるか」を把握しやすい一方、デジタルだと必要なところだけに視線や注意が寄ってしまう感覚があるのですね。 その「他の情報があることを認識しやすい」というのは、教科書の中でいうと、どんな情報(例:欄外の注、前後のページの流れ、図表、まとめ、索引など)を指しているイメージに近いですか?

全く関連性のない情報も満遍なく取得できる。 また、自分自身SEをしているが、デジタルのテキストは記憶に残りにくいと感じているため、 本や紙のテキストがあっていると感じる

お仕事でSEをされていて、デジタルのテキストは記憶に残りにくいという実感があるのですね。紙だと関連性が薄い情報も含めて“広く”取り込める感覚、よく分かりました。 その「デジタルだと記憶に残りにくい」という感覚は、具体的にはどんなときに強く出ますか?

目が疲れて読む気が失せてくる時や、 読んだ気になってしまう

目の疲れで読む意欲が落ちたり、「読んだ気になってしまう」感覚があるのですね。 その「読んだ気になってしまう」は、デジタルだとどんな読み方になりやすいときに起きますか?

この設問のように、長くなる時

長文になると、デジタルだと流し読みっぽくなって「理解したつもり」になりやすい感覚なのですね。 ここまでのお話を踏まえて伺います。デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学習面(理解・集中・記憶など)

学習面がいちばん気になるのですね。今のお話だと、長文で「読んだ気になる」、目が疲れて集中が切れる、といった点が特に心配に聞こえました。 その懸念がいちばん出やすいのは、どんな教科の学習のときですか?

全般

全般で起きうる懸念なのですね。 その中でも特に影響が大きそうだと感じるのは、「授業中」「宿題(家庭)」「テスト前の復習」のどの場面に近いですか?

授業中

授業中での影響が大きそうなのですね。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

授業設計の難しさ

授業設計の難しさがハードルになりそう、という感覚なのですね。 その「授業設計が難しい」は、具体的にどういう点が難しくなりそうだと感じますか?

ツールの管理が必要になるのは授業において,管理業務を増やす

授業の中に「ツール管理」という管理業務が入り込んで、先生の負担が増えそうということですね。 その「ツールの管理」というのは、授業中だと具体的にどんな作業を指しているイメージですか?

機器の不具合や、操作性

機器の不具合対応や、操作性のフォローが授業中に発生するイメージなのですね。先生が授業の流れを止めて対応せざるを得ない場面が増える、という懸念に聞こえました。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

ITを進める事が主題ではなく、教育が等しく受けられる事を主題に検討してほしい。 タブレットやPCは高価であり、管理が必要。 アップデートや保守に対しても必要な経費が増えるがそう言った予算やリソースの確保も必要。 教育費が高騰し、人件費が削減される中でIT化の経費が膨らむ事で、 他の設備費等が削られないようにしてはいけないと思う。

おっしゃる通りで、「IT化そのもの」ではなく「教育の機会が等しく担保されること」を主題にしてほしい、という点が中心にあるのですね。端末が高価で、運用(管理・アップデート・保守)にも継続コストと人的リソースが要るのに、そこが手当てされないと他の教育費(設備や人)を圧迫しかねない、というご懸念だと理解しました。 ここまでで事前の論点は一通り伺えましたので、これまでのお話をまとめてレポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容に抜け漏れやニュアンス違いがないか、ご確認ください。