みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

一般市民

懸念

皇室制度や民主主義の根本的な問題に関心を持つ一般国民。法案に対する懸念を率直に表明し、国民議論の不足を指摘している。

回答日2026.7.11 22:15
インタビュー分量30 分 / 828 文字

💬主な意見

男系維持のための養子制度は科学的根拠に欠ける

DNAレベルでは男系と女系に区別がないのに、現在皇族でない人を養子にして男系を守ろうとするのは強引で時代錯誤。むしろ皇籍を離脱した旧皇族の方が、現在の皇族女性よりも血統の距離が遠いのではないか。

インタビューの前後を読む

皇位継承を性別で制限する合理的理由がない

天皇は国賓として諸外国と関わる象徴であり、求められるのは品位や教育といった資質。性別は関係なく、愛子内親王のような適切な教育を受けた人材がいるのに、なぜ甥にあたる悠仁親王を優先するのか理解できない。

インタビューの前後を読む

国民議論と理解なしに重大決定を急ぐべきではない

皇室制度は国の象徴に関わる極めて重要な決定。選挙で決まる国会議員の都合で簡単に決めるべきではなく、十分な時間をかけて、国民の幅広い理解と合意を得た上で進めるべき。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

本日はお時間をいただき、ありがとうございます。皇族の数を確保するための法案(皇室典範などの改正)についてのインタビューをさせていただきます。 まず、今回の法改正のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマはどれに近いでしょうか?

今回の改正法について、それぞれ議論する必要があると思うのに、丸ごと1回で審議するのはなぜですか?

ご質問ありがとうございます。確かに、複数の重要なテーマが含まれているのに、一度に審議する点について疑問を持たれるのは自然ですね。ただ、まずお聞かせいただきたいのですが、あなたが特に関心を持たれている、または意見を伝えたいテーマは、以下のどちらに近いですか?それが見えると、その視点から今のご質問についてもお話がしやすくなると思います。

女性皇族が結婚後も皇族であり続けることは、賛成です。 しかし、養子で男系を守ろうとすることには反対です。

ありがとうございます。女性皇族の身分保持には賛成、養子制度には反対というお立場ですね。そこで確認させていただきたいのですが、この二つのテーマが同じ法案の中で一緒に審議されることについて、あなたが先ほどおっしゃった「それぞれ議論する必要があるのに、丸ごと1回で審議するのはなぜか」というご質問につながるわけですね。 そうすると、あなたのご関心は実は——賛成と反対の立場が混在する中で、どちらかに足を引っ張られることへの懸念ですか?それとも、異なる性質の改正だからこそ、十分な時間をかけてそれぞれ検討すべきだという主張ですか?どちらに近いでしょう?

もちろん、それぞれ十分な時間をかけて検討することが必要だと思いますし、賛成と反対が混在する場合の国民の意見はどうしたらよいでしょう。

非常に重要なご指摘ですね。つまり、あなたの懸念は二つのレベルにあるわけです。一つは手続き的な懸念——異なる議論には異なる時間が必要だということ。もう一つは、民主主義的な懸念——賛成と反対が対立するテーマについて、どのように国民の意思を政策に反映させるのかということですね。実際、ナレッジソースを見ると、国会の議論でも、女性皇族の身分保持についてはおおむね一致しているのに対して、養子制度については賛否が大きく分かれていることが記録されています。そこで、あなたご自身に伺いたいのですが、こうした「意見が分かれる課題」について、国民の声をどのように政策決定に反映させるべきだとお考えですか?例えば、世論調査を重視すべきだとお考えですか、それとも別の方法が必要だとお考えですか?

まずは、分けて考えてほしいです。 そして、それぞれについて、国民の声をきいてほしいです。

ありがとうございます。つまり、まずは女性皇族の身分保持と養子制度を分けて議論すること、そしてそれぞれのテーマについて国民の声をきちんと聞くことが必要だというお考えですね。これは先ほどの『それぞれ十分な時間をかけて検討すべき』というご指摘と一貫しています。 ここで、あなたの立場をより深く理解したいのですが、現在の国会での進め方(二つのテーマをセットで審議しようとしている)に対して、あなたが最も懸念されていることは何でしょう?例えば、女性皇族の身分保持は多くの人が賛成しているのに、養子制度への懸念のために全体が進まなくなる、という可能性ですか?それとも、逆に、急いで決めるために十分な国民議論がないままに進んでしまう、ということでしょうか?

そもそも、男系だから、現在皇族ではない人を養子にするというのが強引すぎるし時代錯誤であると思う。 女系になったとしても、DNAレベルでは同じではないでしょうか?

非常に率直で重要なご指摘をいただきました。養子制度そのものへの根本的な疑問ですね。つまり、あなたのご懸念は『男系を守るために現在の一般国民を皇族にする』という発想そのものが、現代の価値観や科学的事実(DNAレベルではどちらも同じ)に合致していないということですね。 ここで確認させていただきたいのですが、あなたがこう考えられる背景には、どのような点があるでしょう? **1つは** 科学的な根拠——男系と女系でDNAレベルで区別する理由がない、という点ですね。 **もう1つ考えられるのは** 時代的な価値観の問題——かつては男性中心社会で男系の血筋が強調されたけれど、現在は男女平等の時代ではないか、という点でしょうか? あるいは、他の懸念があるでしょうか?養子制度そのものについて、どのあたりが『強引で時代錯誤』だと感じられるのか、もう少し詳しく教えていただけますか?

1つ目の科学的な根拠は、その通りです。 2つ目の時代的な価値観の問題については、日本に根付いている男尊女卑が大いに影響していると思う。男女という性別ではなく「人」として、この場合は「象徴」としての天皇であれば、性別は関係あるのでしょうか。疑問です。

ご指摘ありがとうございます。非常に本質的な問題を指摘いただいています。つまり、あなたのお考えの中心は——皇族の身分や皇位継承を『男系か女系か』という血統の形式で区別することよりも、『象徴としての天皇に求められる資質や役割』が、性別と関係があるのかという疑問ですね。 実は、この点は法案の議論の中でも大きな争点になっています。ナレッジソースを見ると、野党や一部の会派が『憲法14条の男女平等原則に照らせば、天皇を男性に限定する合理的理由がない』と主張していることが記録されています。一方で、政府や与党は『現行の皇室典範で男系男子と定めることは合憲』との立場を示しています。 そこで、あなたに伺いたいのですが——今の法案では『女性皇族が結婚後も皇族に残る』ことは認める方向で進んでいるのに、天皇の位についてはまだ『男系男子』の原則が変わらないままです。この矛盾や違和感について、あなたはどのようにお考えですか?言い換えれば、女性が皇族であることは認めるのに、なぜ天皇になることは認めないのか——その整合性についてです。

天皇の位についても、男系男子である必要はないと思います。 DNAの観点からも、皇族を離れている人の方が遠いのではないでしょうか?

その通りのご指摘ですね。DNAの観点からすると、確かに現在の皇族の女性と、75年以上前に皇籍を離脱した旧皇族の男系男子とでは、血統の距離が大きく異なる可能性がありますね。 これは実は、ナレッジソースの国会議論にも記録されている指摘です。共産党の議員が『旧宮家との血筋は600年前の室町時代まで遡る遠縁であり、一般国民を皇族とすることが問題だ』と述べています。 そこで、あなたの考えをより深く理解したいのですが——もし天皇の位も男女を問わず、能力や資質で判断されるべきだとしたら、例えば現在の愛子内親王が天皇になる可能性についてはどのようにお考えですか? つまり、あなたが『男系である必要はない』とお考えになるのであれば、女系による皇位継承(例えば、女性天皇の子どもが天皇になる場合)についても、同じ理屈で認めるべきだとお考えですか?それとも、女性天皇までは認めるが、女系は別という線引きもあるのでしょうか?

天皇は諸外国から見たら国賓です。 国賓であるからには、品位や教育を受けて育った人でなくてはつとまらないと思います。 愛子内親王は天皇にふさわしいお方だと思います。

そのご指摘、非常に重要ですね。つまり、天皇の適格性は『男系か女系か』という血統の形式ではなく、『品位や教育、資質』という実質的な条件で判断されるべきだというお考えですね。そして、愛子内親王はそうした条件を備えていらっしゃるとお考えだと。 一方で、現在の法案では『悠仁親王までの皇位継承の流れはゆるがせにしない』という前提が置かれています。つまり、愛子内親王ではなく悠仁親王への継承を予定している。あなたからすると、この点についてはどのようにお考えですか? 具体的に伺いたいのですが——もし悠仁親王に男子が生まれず、皇族の男性が不足する事態が生じたら、その時点で女性天皇(例えば愛子内親王)の即位を認めるべきだとお考えですか?それとも、今の時点で制度として『女性天皇の道を開く』べきだとお考えですか?

天皇にお子さま(愛子内親王)がいらっしゃるのに、なぜ甥っ子にあたる悠仁親王に継承するのかわかりません。

ご指摘ありがとうございます。それは確かに、多くの国民が疑問を持つポイントですね。現在の皇室典範では『皇位は皇統に属する男系の男子が継ぐ』と定められているため、愛子内親王よりも悠仁親王が優先されることになっています。ただ、あなたのご質問は——なぜそもそもそのような制度になっているのか、という根本的な疑問ですね。 ナレッジソースを見ると、国会の議論でも、女性天皇を認めるべきという主張と、男系男子継承を守るべきという主張が対立しています。世論調査では女性天皇の容認が8〜9割と圧倒的多数派なのに対し、政府や与党は『悠仁親王までの継承の流れはゆるがせにしない』という姿勢を保持しています。 そこで、確認させていただきたいのですが——あなたがこの法案全体について、今のところどのような評価を持たれているかを教えていただきたいです。女性皇族の身分保持には賛成だが、養子制度には反対、そして天皇の位についても性別を理由に制限すべきでないというお考えですね。全体としてこの法案をどのように評価されていますか?

全く良くないと思います。 チームみらいの議員の多くが賛成したことに信じられない気持ちでした。 なぜ賛成したのか納得いく理由を教えていただきたいです。

ご指摘ありがとうございます。あなたの不信感はよく理解できます。チームみらいは比較的新しい会派で、複数の政党から集まった議員で構成されているのですが、ナレッジソースから彼らの立場を整理してみます。 チームみらいの安野貴博議員の発言によると、彼らの立場は以下のようなものです: **第一案(女性皇族の身分保持)** については、『皇族数確保に必要な方策』として賛成。 **皇位継承** については、『悠仁親王までの流れをゆるがせにしない』とした上で、『女性天皇(男系の女子)は先例もあり認めるべき』としながらも、『現在の流れを変えず、次世代以降の議論と位置づけ』ています。 **第二案(養子制度)** については、『皇族数確保の方策の一つとしてあり得る』としつつ、『国民の理解を得ながら丁寧に議論すべき』との立場です。 つまり、チームみらいは『今この瞬間は、悠仁親王までの継承を変えずに皇族数を確保することを優先し、女性天皇や女系天皇といった根本的な制度改革は先送りする』という判断をしたと思われます。 しかし、あなたからすると——そうした『段階的な対応』では、根本的な問題(性別による差別的扱い)が解決されないのではないか、という疑問をお持ちなのだと思います。その点について、あなたが最も納得いかないのはどこですか?

現在の国会において、国民の理解も丁寧な議論もされていないように感じています。なのになぜ、賛成という判断ができたのが疑問です。

その通りです。あなたの指摘は、非常に本質的な民主主義の問題を指しています。ナレッジソースを見ると、実は国会の議論の中でも、この点について複数の議員が同じ懸念を表明しています。 例えば、立憲民主党の長浜博行議員は『論点の核心が国民に分かりにくい』と指摘し、れいわ新選組の山本ジョージ議員は『政府が有識者会議だけでなく主権者国民の幅広い議論に委ねる努力をしたか疑問』と述べています。また、社会民主党の福島みずほ議員も『国民の合意形成に向き合うべき』と主張しています。 つまり、国会の中にも、あなたと同じ懸念を持つ議員たちがいるわけです。 そこで、あなたに最後の質問として伺いたいのですが——この制度改正に関わる国会議員や政府の関係者に、もし一つだけ伝えるとしたら、それは何ですか?あなたが最も重要だと思うことは何でしょう?

国の象徴である天皇陛下と皇族の皆さまは、生まれながらにお立場があり、その役割を果たされておられます。 選挙で決まる国会議員とは違うのです。簡単に決めないでください。

ご指摘ありがとうございます。非常に重要で、そして心を込めたお言葉だと感じます。つまり、あなたのご主張は——天皇と皇族の制度は、単なる政治的判断や国会の都合で決められるべきものではなく、日本の歴史や伝統、そして現在の皇族の方々のお立場と人生に関わる極めて慎重な決定であるべき、ということですね。 あなたは、女性皇族の身分保持には賛成しつつも、養子制度には反対し、さらには根本的には天皇の皇位継承を性別で制限することに疑問を持たれています。しかし、その上で『簡単に決めないでください』とおっしゃるのは、どのような決定であれ、それは十分な時間と国民議論を経た上で、最大限慎重に行われるべきだということなのだと理解します。 本日は、このような貴重なご意見をお聞かせいただき、ありがとうございました。あなたのご指摘は、民主主義における立法府の在り方、そして皇室制度という国の根本に関わる問題について、非常に示唆に富んでいます。 これまでのお話をまとめて、レポートを作成させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか?

本日は、貴重なご意見をお聞かせいただきありがとうございました。ここまでのお話をまとめてレポートを作成いたしました。内容をご確認いただき、修正や追加のご希望がございましたらお知らせください。