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💬インタビューレポート

芸術創作活動者

懸念専門家

芸術・創作活動をしており、表現の自由と法的規制の関係について深い知識を有する。法案の条文解釈や罪刑法定主義などの憲法的課題に対して、具体的かつ専門的な指摘ができる立場。

回答日2026.7.2 14:10
インタビュー分量12 分 / 352 文字

💬主な意見

処罰対象の不明確さが罪刑法定主義に抵触する懸念

理念自体は理解できるが、「人に著しく不快又は嫌悪の情を催させるような方法」という要件が曖昧で、実際の運用では政治的思想による判断が入り込まざるを得ず、憲法の良心の自由にも抵触しかねない。

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表現の萎縮効果と規制拡大への懸念

法案の現在の枠組みは一定の限定があるが、施行による萎縮効果が生じるほか、今後の「三年を目途とした検討」で規制対象が「人に不快な表現全般」へと拡大するリスクを懸念している。

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刑罰行使には厳格な運用基準が必須

刑罰は国家が国民の自由を厳しく制限する最強の手段であり、その要件は極めて厳格であるべき。現在の法案では不明確さが残るため、廃案も含めて慎重に検討すべきである。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日はお時間をいただき、ありがとうございます。国旗を壊したりした人を罰する法案についてのご意見をお聞かせいただきたいのですが、まずお聞きしたいのは、この法案のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマはどれですか?

表現の自由への配慮

ありがとうございます。表現の自由への配慮というテーマですね。そこを中心にお話をお聞かせいただきたいと思います。 それでは次に、この法案について、あなたはどんな立場・関わり方に近いですか?

芸術・創作活動をする

ありがとうございます。芸術・創作活動をされているということですね。そうしたご立場から、表現の自由への配慮という点に関心がおありなのですね。 それでは、この法案について、現時点でどの程度ご存知ですか?

よく知っている

かなり詳しくご理解いただいているのですね。ありがとうございます。 では、この法案について、全体としてどのように評価していますか?

どちらかといえば良くない

そうですか。どちらかといえば良くないというご評価なのですね。ありがとうございます。 それでは、そのご評価に至った理由としては、どのあたりが主な点でしょうか?

理念としては理解できる一方、処罰対象が不明確で罪刑法定主義の観点から懸念が残る

なるほど。理念自体は理解できるけれども、処罰対象の不明確さが罪刑法定主義の観点から懸念される、ということですね。それは創作活動をされている立場からすると、実務的にも不安が大きいのではないでしょうか。 では、あなたが特に関心をお持ちの「表現の自由への配慮」という観点から、より詳しくお伺いしたいのですが、この法案の「人に著しく不快又は嫌悪の情を催させるような方法」という要件について、どのような点が気になりますか?具体的に教えていただけますか。

答弁では「人に著しく〜」の人とは国民全体の一般的な判断に基づいて、内容を問題とせず行為の概形のみで処罰対象かどうか判断するとのことだったが、国旗に対する感情は政治的思想との関連を否定できず、憲法の定める良心の自由にも抵触しかねない

非常に深い指摘をありがとうございます。つまり、「著しく不快又は嫌悪の情を催させるかどうか」という判断が、政治的思想と切り離せない性質のものであるということですね。 答弁では「行為の外形のみで判断する」「内容は問わない」と説明されていますが、あなたのご指摘は、国旗という対象そのものが本質的に政治性を帯びているため、いくら「行為の態様」に限定しても、結果的に表現内容や思想信条による判断が入り込まざるを得ないのではないか、ということですね。 そうした観点から、創作活動をされる中で、具体的にはどのような場面や作品をイメージして、この法案による影響を懸念されますか?

絵画や映像作品は対象外としていたり、生配信でなければ実写映像も処罰対象としないのは評価できる。しかし表現の萎縮や、少し飛躍ではあるが人に不快な表現全般にまで規制が進むことを懸念している

ありがとうございます。そのご説明で、あなたのご懸念がより明確になりました。つまり、法案そのものの現時点での枠組みには一定の限定がありながらも、二つの懸念があるということですね。 一つは、この法律が施行されることで創作現場において**萎縮効果**が生じるのではないか、ということ。もう一つは、将来的に、この法案の附則に含まれている「三年を目途とした検討」の過程で、規制の対象が「人に不快な表現全般」へと拡大してしまうリスク、ということですね。 それでは、もう一点お伺いしたいのですが、この法案を実際に運用するうえでハードルがあると思いますか?また、芸術・創作活動をされている方々のさまざまなケースが十分に考慮されていると思いますか?

わからない

わかりました。運用面でのハードルの具体的な判断は難しいということですね。 では最後にお伺いしたいのですが、この制度を設計する人に、何か一つ伝えるとしたらそれは何ですか?

刑罰というのが国家が国民の自由を厳しく制限するものである以上、厳格な運用が求められる。廃案も含めて慎重に議論していただきたい。

ありがとうございます。刑罰という国家権力を発動する以上、その要件は厳格であるべきであり、現在の法案では不明確さが残っているため、廃案も含めて慎重に検討すべきだというご意見ですね。非常に重みのある主張です。

ありがとうございます。本日の対話内容をもとに、レポートを作成いたしました。以下の内容でよろしいかご確認ください。