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本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることを伺いたいです。差し支えない範囲で率直に教えてください。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?
子どもが学校に通っている(保護者)
ありがとうございます。保護者の立場だと、学校での使われ方や家庭での学習にも関わってきそうですね。 お子さんの学校では、学習者用のデジタル教科書はすでに使われていますか?
一部の教科だけ使っている
一部の教科で使われているのですね。実際に混在している状況だと、良い面も気になる面も両方見えやすそうです。 デジタル教科書を使っている教科では、お子さんの学び方に「変化があった」と感じますか?
中学校卒業したばかり。 4月から私立高校に入学するよ。 子どもは、読みが苦手な学習障害。 英語は文部科学省予算で英語のデジタル教科書が使えていた。 でも高校はデジタル教科書の予算付いてないよね。 小学校の時、1回だけ国語のデジタル教科書を購入した。教科書会社によって購入できるルールがバラバラ。ガラパコス化してるから、国として統一して欲しい。 文部科学省がお金出してる、音声教材をこれから申請するよ。 ホントはデジタル教科書が、無料もしくは安価で手に入れられたら。 義務教育じゃないから、紙とデジタルと両方払うの負担だよ。
状況を具体的に教えてくださってありがとうございます。読みが苦手なお子さんにとって、英語のデジタル教科書や音声教材が大きな支えになってきた一方で、高校に上がると制度や予算の切れ目で負担が増える不安があるのですね。 今のお話の中で特に伺いたいのですが、私立高校入学後に「いちばん困りそう」だと感じているのは、費用面の負担でしょうか?
申請の手間 例えば、三省堂は学習者用デジタル教科書を購入する場合、学校もしくは自治体が教師用デジタル教科書を購入している必要がある。 一方、東京書籍はそんな縛りなく、アプリいれれば数分で手に入れられる。
申請の手間がいちばん困りそう、ということなのですね。出版社ごとに条件が違って、同じ「デジタル教科書を入手したい」でもハードルが変わってしまうのは、保護者としてかなり振り回される感覚がありそうです。 その「学校や自治体が教師用デジタル教科書を購入している必要がある」という三省堂の条件は、保護者側から見るとどんな点が特にやりづらいですか?
学校に確認しないといけない 障害あることは伝えているけど、障害の相談はしていないから。 東京書籍は自分だけで完結する
学校に確認しなければならない状況で、障害のことは伝えていても相談まではしていないとなると、踏み込みづらさがありますよね。一方で東京書籍のように家庭だけで完結する形は、気持ちの負担が少ないのだと思いました。 学校に確認が必要になるとき、いちばん大きいハードルはどのあたりにありますか?
今、春休み中
春休み中だと、連絡が取りにくかったり手続きが進まなかったりして、タイミング面の負担が大きいのですね。 春休み中に「学校に確認が必要」なことで、具体的にどんな支障が出そうですか?
担任はわかっているけど、誰に相談すればいいのなわからない
相談先が分からない状態だと、動きたくても動けなくて不安になりますよね。 私立高校で、デジタル教科書や音声教材の相談窓口として「ここがはっきりしていると助かる」と思うのは、どの担当(例:担任、学年主任、教科担当、ICT担当、特別支援の窓口など)ですか?
ICT担当
ICT担当が窓口として明確だと助かる、ということですね。担任経由だと話が回りづらかったり、確認先が増えたりしやすいので、一本化されていると動きやすそうです。 この法案でデジタル教科書が「正式な教科書」になった場合、学校側に「ICT担当を窓口として明確に置く」ことまで期待しますか?
教科書担当の先生はいるみたい (デジタル教科書含む)って記載されていれば
教科書担当の先生がいるなら、そこに「(デジタル教科書含む)」と明記されているだけでも、迷わず相談できて助かるということですね。 その「(デジタル教科書含む)」という記載は、学校のどこに載っているのがいちばん見つけやすいと思いますか?
教科書やカリキュラムを表示する時に、掲載されていれば
教科書やカリキュラムを提示する場面で、最初から掲載されていると迷わず動ける、ということですね。 学校が教科書一覧やカリキュラムに「デジタル教科書あり」と載せるとしたら、どんな情報まで書いてあると助かりますか?
値段、申請方法
値段と申請方法が書かれていると助かるのですね。情報が最初から整理されていれば、春休みのような時期でも動きやすくなりそうです。 申請方法については、どんな形になっていると負担が少ないと感じますか?
東京書籍方式みたいに レントランスというシステム。 ここで購入して、このアプリで閲覧可能
東京書籍のように、購入サイト(レントランス等)と閲覧アプリまで一続きで案内されていて、自分の手元だけで完結する形がいちばん負担が少ないのですね。 デジタル教科書が正式化された後、国が最低限「ここは統一してほしい」と思う点は、購入・申請の手順でしょうか?それとも閲覧するアプリ/仕組みでしょうか?
閲覧アプリ 全ての教科が東京書籍なら問題ないけど、そうはいかない 数研出版ならエスビューアってシステムらしい(ブラウザ?) 発達障害のある子どもが、教科によって切り替えるのは手間取る
閲覧アプリが教科書会社ごとにバラバラだと、教科ごとに操作やログインが変わってしまって、特に発達障害のあるお子さんには切り替え自体が大きな負担になり得る、ということですね。 閲覧アプリが統一されていないことで、お子さんの学習では具体的にどんなところで手間取ってしまいそうですか?
めんどくさかって、やらなくなる 紙だと読むのに時間がかかったり、読み間違いもある
アプリの切り替えが「めんどう」に感じられると、その時点でやらなくなってしまう可能性があるのですね。読むこと自体も紙だと負担が大きい中で、入口の手間が増えるのはつらいと思います。 閲覧アプリが統一されるとしたら、お子さんにとって「これだけは外せない」と感じる機能は何ですか?
ルビ有無の設定、ユニバーサルデザインフォント等の変更、縦書きの国語でも横書きになる。好みの声に変えられる。読み上げた時に、その部分のハイライト。背景色、文字色の変更。
必要な機能がとても具体的ですね。読みの負担を下げるための設定(ルビ、UDフォント、縦→横、音声の種類、読み上げ箇所のハイライト、配色変更)が揃っていることが、お子さんの「取り掛かりやすさ」に直結しているのだと理解しました。 その中でも、学校や出版社が違っても必ず使えるように“標準搭載”してほしい機能は、どれですか?
全部 現状のデイジー教科書含む音声教材、デジタル教科書、それぞれ一長一短がある
全部を標準搭載してほしい、ということですね。読みの困難さがあるお子さんにとっては、どれか一つ欠けるだけでも使い勝手が大きく落ちてしまいそうですし、いまはデイジー教科書を含む音声教材とデジタル教科書でそれぞれ長所短所がある、という実感もあるのだと思いました。 その「一長一短」のうち、デジタル教科書よりもデイジー教科書(音声教材)のほうが明確に優れていると感じる点は、どんなところですか?
無料
無料で使える点が、デイジー教科書(音声教材)の大きな強みなのですね。 では、費用面で伺います。私立高校でもデジタル教科書を使いやすくするために、制度として「無償」までは難しい場合でも、どの程度まで負担が下がると現実的に助かると感じますか?
1,000円以下 既に紙の教科書も持っていてだから、ダブルの負担はキツイ
1,000円以下なら現実的に助かる、という感覚なのですね。紙もすでに持っている中で、デジタルを追加で買う「二重払い」はきついというのは、とても切実だと思います。 私立高校でデジタル教科書が1,000円以下になった場合、紙の教科書は「買わずにデジタル中心にしたい」と感じますか?
紙は学校で授業で デジタル教科書は家での勉強に
紙は授業、デジタルは家庭学習という使い分けを想定されているのですね。目的がはっきりしていて、とても現実的だと思います。 家でデジタル教科書を使う場合、いちばん使う場面はどんなときになりそうですか?
テスト前の勉強 まずは教科書読まないとね 小学校低学年の時は、音読の宿題があったけど、今はもうないから 低学年の子は、デイジー教科書やデジタル教科書で、音声に続けて読むのが負担なくて辛くないと思うよ(経験談)
テスト前にまず教科書を読む、その入口としてデジタルが必要になるのですね。低学年の頃の経験から、音声に続けて読む形が負担を下げる実感もある、と。 テスト前の勉強でデジタル教科書を使うとしたら、どの機能がいちばん「読むのが進む」助けになりそうですか?
読み間違え、読み飛ばし、漢字がわからなくても読んでくれる助け 疲労の軽減(易疲労性)
読み間違え・読み飛ばしや、漢字が分からないところを音声が補ってくれて、しかも疲労の軽減にもつながるのですね。テスト前の「まず読む」が成立するかどうかに直結していそうです。 デジタル教科書が正式化されたとして、学校や家庭での運用ルールとして「ここが整っていないと逆に使いづらい」と感じる点は何ですか?
次の質問に進む
承知しました。では次のテーマに移ります。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?
よく知っている/使ったことがある
承知しました。では別の観点を伺います。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?
場面によって使い分けが良い
ありがとうございます。では、次のテーマに移ります。 デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?
特に気になる点はない
ありがとうございます。ここまでのお話だと、健康面などの懸念よりも「必要な人が必要な形で入手できるか」「アプリや機能が統一されているか」といった制度・運用面が重要、という印象でした。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?
先生というか自治体のガチガチルール 申請しても前例がないというのは聞く 私立だとどうなるかわからないけど、私は障害者差別解消法を出して対話するよ
自治体のガチガチしたルールで、申請しても「前例がない」と止まりやすい、というのはかなり現実的なハードルですね。必要な支援が制度の運用で詰まってしまう感じがあるのだと思いました。 最後に、この法案(デジタル教科書を正式に認める)について、制度設計をする人に「これだけは伝えたい」ということがあるとしたら何ですか?
同性婚や夫婦別姓と一緒で、選べるのが大事
お話ありがとうございます。「選べることが大事」というのは、この法案の根っこに関わる視点ですね。 ここまで伺ってきた内容は一通り揃いましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。よろしいでしょうか?
お忙しい中、具体的なお話をたくさん聞かせていただきありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容に違いがないかご確認ください。
💬意見の要約
出版社ごとの申請条件が違い、家庭の負担
三省堂は学校/自治体の教師用デジタル教科書購入が前提で確認が必要。東京書籍はアプリで数分で入手でき、家庭だけで完結する。
閲覧アプリの統一と支援機能の標準搭載
教科ごとにアプリが変わると面倒でやらなくなる。ルビ、UDフォント、縦→横、音声変更、ハイライト、配色変更など全部を標準で使えると助かる。
二重払いは重いので安価に、相談窓口も明確に
紙+デジタルの負担はきつく、デジタルは1000円以下が助かる。教科書/カリキュラムに価格と申請方法、担当に(デジタル教科書含む)と明記がほしい。