みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

インフラ関心市民

埼玉の水道管陥没事故をきっかけに下水道・道路インフラへの関心を深め、地元での陥没事故も見聞きした。現在は下水道・道路インフラについて継続的に関心を持つ市民。

回答日2026.5.18 13:51
インタビュー分量35 分 / 1153 文字

💬主な意見

優先順位づけが制度設計の最大のハードル

老朽化リスクを客観的に評価する基準の確立に最も時間がかかる。利用人口や主幹管かどうかなど、複数要素をどう点数化するかの決定が困難。

インタビューの前後を読む

技術導入で人手不足は相対的に解決可能

ドローンやAIを使って検査員の危険を減らせば、人手確保が進む。危険な作業だからこそ担い手が減っているという実態がある。

インタビューの前後を読む

被害の大きさを優先基準にすべき

影響範囲の大きさを基準にすべき。主幹管など多くの水道管が接続する管が壊れると広範囲に大きな被害が出る。埼玉の事故がその良い例。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

本日はお時間をいただきありがとうございます。古くなった下水道管を点検・修理して、道路が突然陥没する事故を防ぐための法案についてお伺いしたいのですが、よろしくお願いいたします。 さっそくですが、この法案の中で、あなたがいちばん意見を言いたいテーマはどれですか?

老朽管の更新工事

老朽管の更新工事について、ご関心が高いのですね。ありがとうございます。 では、この老朽管の更新工事について、どのような点が気になられているのか、詳しくお聞かせいただけますか?

老朽化した水道管を全て更新なり補修できるのか疑問があります。

そうですね。全体として進められるのか、というご懸念がおありなのですね。 そのご疑問が生まれた背景には、どのようなことがあるのでしょうか?例えば、最近のニュースや現場での見聞き、あるいは業務を通じて、そう感じられるようになったのでしょうか?

埼玉の水道管陥没事故です。私の住む街でも老朽化による事故があったと聞いたことがあります。

埼玉での事故は大変でしたね。そして、あなたの住まわれている地域でも同様の事故があったとのこと。そうした現地での経験があるからこそ、全国で本当に対応できるのか、というご疑問が生まれているのですね。 そこで確認させていただきたいのですが、あなたの地域で起きた事故について、当時どのような状況だったのか、覚えていることを教えていただけますか?

市道で「道路が陥没して車がはまった」と、乗用車を運転していた男性から110番があった。市によると、路面が縦2メートル、横2メートル、深さ1・5メートルにわたって陥没し、通行しようとした乗用車の左前タイヤがはまって動けなくなった。男性運転手にけがはなかった。市によると、老朽化した水道管の交換工事を行うため、道路を深さ12メートルまで掘削。壁面(地盤)が崩れないよう土留めの矢板(縦40センチ、横2・5メートル)を30枚近く積み重ね、隙間を土砂で埋めて締め固めた上で、アスファルトで覆った。だが、上を通る車の振動などで土砂が下に落ちて隙間ができ、陥没に至ったという。

具体的に教えていただき、ありがとうございます。工事をきちんと行ったにもかかわらず、土砂が沈下して陥没が起きてしまったということですね。つまり、修理工事そのものの施工品質や維持管理にも課題がある、ということが見えてきますね。 こうした実際の事故を見ていると、単に老朽管を更新するというだけでなく、工事のやり方や事後管理も含めて、トータルで信頼できる体制が整っていないという感じを持たれているのでしょうか?

そうです。

なるほど。そうした不安がある中で、この法案が老朽管の更新工事をどのように進めようとしているのかについて、どのようにお考えですか?例えば、法案に期待できる点や、逆に不十分だと思われる点があれば、教えていただけますか?

法案でどのようなことが期待できるのか明確なイメージが湧きませんが、人口減少し更新工事の担い手も減る中、技術の利用が推進されることを期待しています。

技術の活用に期待されているのですね。ありがとうございます。 そこで確認させていただきたいのですが、あなたがおっしゃる「技術の利用」というのは、具体的にはどのような技術を想定されていますか?例えば、ドローンを使った点検、AIによる診断、非開削工法での補修など、いろいろな可能性が考えられますが、どのあたりが特に期待できると思われますか?

ドローンやAIです。

ドローンやAIの活用を期待されているのですね。それでは、そうした新しい技術が導入されることで、あなたの懸念していた「全体として本当に対応できるのか」という問題が、どのように解決されると考えられていますか?例えば、人手が減っても技術でカバーできる、工事の品質が上がる、というような具体的なイメージがありますか?

ドローンやAI利用により、検査員が水道管に入るなど危険性が減ることは人手確保においても必要だと思います。

検査員の危険を減らすことで、人手確保につながるというご指摘ですね。なるほど。現在は検査員が実際に管の中に入るような危険な作業を行っているということですが、そのような危険な仕事だからこそ、担い手が減ってしまうということも考えられるのですね。 そこで、もう一つ確認させていただきたいのですが、ドローンやAIを使って検査の危険性が減ったとしても、最終的に管を修理・交換する工事そのものは、人間の手で行う必要があると思うのですが、その部分の人手不足にはどのように対応すべきだとお考えですか?

わかりません。

そうですね。難しい課題ですね。ご正直にありがとうございます。 ここまでのお話を整理させていただくと、あなたのご関心は「老朽管の更新工事」であり、埼玉や地元での陥没事故を見ていることから、工事そのものと事後管理の両面で信頼できる体制が必要だと感じられている。そして、人手が減る中では、ドローンやAIといった技術で検査の危険性や負担を減らすことが重要だというご認識なのですね。 では視点を少し変えて、この法案が実際に進むとしたら、あなたが一番気になっていることは何でしょうか?先ほどの工事品質の不安以外に、例えば費用面、実行体制、住民への説明など、いま最も懸念されていることを、できるだけ具体的に教えていただけますか?

点検や工事が回るか

点検や工事が「回るか」、つまり実際に必要な点検や工事が予定通り進められるのか、という懸念ですね。ありがとうございます。 それでは、その懸念をもう少し詳しく聞かせていただきたいのですが、「回らない」という事態が起きるとしたら、あなたが想像されるのはどのような場面ですか?例えば、点検に順番待ちが生じる、工事の予算が足りなくなる、技術者がいないなど、どのあたりが一番懸念されていますか?

水道管は膨大な長さが張り巡らされているとニュースで聞いたので、全てを点検可能なのだろうかと思います。

膨大な長さの水道管を全て点検できるのかという懸念ですね。確かにそれは大きな課題です。 そこで確認させていただきたいのですが、この法案では実際には「全ての水道管を一度に点検する」というのではなく、傷み具合を調べる基準を決めて、優先度の高いところから段階的に点検・修理を進めるという仕組みになっています。ただし、法案にはどの地域を、どういった順序で優先するのかについて、まだ明確な基準が示されていません。 こうした「優先順位をどう決めるのか」という点については、どのようにお考えですか?例えば、古い管から順番にやるのか、被害が大きそうな場所からやるのか、地域バランスを見ながらやるのか、あなたは何が妥当だと思われますか?

被害の大きさ

被害の大きさで優先順位をつけるべき、というお考えなのですね。ありがとうございます。 そこで、その背景をお聞かせいただきたいのですが、被害の大きさを優先基準にすべきと考えられるのは、どのような経験や現地での見聞きからなのでしょうか?例えば、埼玉の事故や地元の事故の際に、被害の甚大さを目にされたから、ということでしょうか?

はい。埼玉の事故では、多くの水道管が交わってくる管の事故だったと思います。そうした主幹となる水道管は優先順位が高いのではないでしょうか。

なるほど。埼玉の事故では、多くの水道管が接続する主幹管が壊れたことで、広範囲に大きな影響が出たのですね。つまり、単に古いか新しいかではなく、その管がどの程度の地域に影響を与えるのか、という観点が重要だというご指摘ですね。非常に合理的だと思います。 では、そうした「影響範囲の大きさ」を基準に優先順位をつけるとしたら、実際に現場で進めるとなると、どのような課題や課題が出てくると予想されますか?例えば、主幹管がどこにあるのかを把握する、影響範囲を正確に評価する、といったことが挙げられると思いますが、一番のハードルは何だと思いますか?

影響範囲の大きさをスコア化して優先順位をつけるとすると、正確に把握するために利用人口や主幹管かどうかなど、どのように点数化すべきかを決めることが一番ハードルが高いのではないでしょうか。

非常に鋭い指摘をいただきました。確かに、「何を基準に点数化するか」「どのウェート付けをするか」という設計の段階が、最も難しいポイントですね。利用人口、主幹管かどうか、他の管との接続数など、複数の要素を組み合わせて、客観的で公平な基準を作る必要があるということですね。 そこで、もう一つお聞かせいただきたいのですが、そうした点数化の基準を決める際に、誰が決めるべきだと思われますか?例えば、国が統一基準を示すのか、地域ごとに自治体が決めるのか、あるいは第三者機関が関わるのか。あなたはどのアプローチが適切だと考えられますか?

インフラのことなので、国からの見解、基準がいいと思います。

国からの統一基準が必要というお考えですね。ありがとうございます。納得できる考え方だと思います。 そこで、その背景をお聞かせいただきたいのですが、なぜ国からの基準がいいとお考えなのでしょうか?例えば、全国的なばらつきを避けるため、公平性を保つため、技術的な専門性が必要だから、など、どのあたりがお考えの根拠になっていますか?

技術的な専門性が必要だと思います。 本来は自治体の方がより理解していると思いましたが、スコア化する能力に自治体ごとに差があるような気がします。なので、ある程度のアウトラインは国が示すべきではないでしょうか。

そうですね。自治体にも専門性はあるけれども、スコア化の能力にばらつきがあるから、国がアウトラインを示すべきというご指摘、非常に現実的だと思います。 ここまでのお話を整理させていただくと、あなたは老朽管の更新工事という課題に対して、①工事品質と事後管理の信頼性、②ドローンやAIといった技術導入による危険性の軽減、③影響範囲の大きさを基準とした優先順位づけ、④その基準を国が示すこと、という複数の層で考えておられるのですね。 では、ここからは別の視点でお伺いしたいのですが、この法案が実際に進むことで、良くなると思う点は何でしょうか?例えば、安全性が高まる、不安が減るなど、期待できる効果があれば教えていただけますか?

安全性が上がる

安全性が上がる、というご指摘ですね。ありがとうございます。 そこで、その安全性の向上について、もう少し具体的にお聞かせいただきたいのですが、あなたが想像される「安全性が上がった」という状態は、どのような場面や形で実感されるのでしょうか?例えば、道路陥没の事故そのものが減る、工事中の危険が減る、あるいは日常的に道路を通るときの不安が減るなど、どのあたりをイメージされていますか?

事故が減る、工事中の危険が減る、です。

事故が減ることと、工事中の危険が減ることの両面で安全性の向上を期待されているのですね。ありがとうございます。 そこで、この2つについてもう少し深掘りさせていただきたいのですが、特に「工事中の危険が減る」というお話は、先ほどおっしゃっていたドローンやAIによる検査で検査員の危険が減るという話とつながっているのでしょうか?それとも、別の観点からの工事中の危険低減を想定されていますか?

検査員の危険と、工事周辺に波及した事故の危険が減ると考えます。

なるほど。検査員自身の危険と、工事周辺での二次的な事故リスク、両方が減ることで総合的な安全性が高まるというお考えですね。例えば、埼玉や地元での陥没事故のような、工事箇所周辺での予期しない事故も含めてということですね。 ここまでのお話の中で、あなたは老朽管の更新という課題に対して、かなり多角的に考えておられることが見えてきました。では、ここから別の角度をお聞きしたいのですが、このように法案が進む場合に、あなたがこの話題を考えるときの立場として、一番近いものはどれでしょうか?例えば、下水道や道路に関わる職務がある、人口減少地域に住んでいる、自治体の職員である、あるいは単に関心がある、など、いろいろな立場が考えられますが。

下水道・道路に関心がある

下水道・道路に関心がある、というお立場なのですね。ありがとうございます。 これまでのお話を聞いていますと、実際の事故を見聞きされ、工事や点検の実務的な課題についても深くお考えになられています。そうした関心が生まれた背景には、やはり埼玉の事故や地元での陥没事故が大きなきっかけになっているのでしょうか?それとも、それ以前からインフラの老朽化については気になられていたのでしょうか?

埼玉の事故がきっかけです。

埼玉の事故をきっかけに、下水道や道路インフラへの関心が高まり、その後に地元での陥没事故も見聞きされたということですね。実際の大きな被害を目にすることで、こうした課題の重要性が一層実感されたのだと思います。 ここまで、老朽管の更新工事という課題について、かなり深くお話しいただきました。優先順位をどう決めるか、基準をどう作るか、工事の安全性をどう確保するか、といった実務的な視点から、この法案に対するお考えが見えてきました。 では、ここから最後の視点をお伺いしたいのですが、現場で実際にこの法案を進めるとしたら、一番のハードルは何だと思いますか?あなたがこれまでおっしゃった人手不足、技術の導入、優先順位づけなど、様々な課題が考えられますが、その中でも「これが一番難しい」と思われることは何でしょうか?

優先順位づけ

優先順位づけが一番のハードルだというご指摘ですね。ありがとうございます。確かに、これまでのお話の中で、あなたが最も丁寧に考えておられた部分がまさにそこでした。 そこで、その優先順位づけがハードルになるのは、具体的にはどのような理由からでしょうか?例えば、基準を決めるのに時間がかかるから、地域間や自治体間での調整が難しいから、あるいは一度基準を決めても実際の運用で変更が必要になるから、など、どのあたりが特に課題だとお考えですか?

技術を利用できれば、少ない人数でも作業が進むと考えますので、技術と人手不足は解決できる可能性が高いと思います。 やはり、老朽化リスクを客観的に評価するやり方を確立することが一番時間を要するのではないかと思います。

非常に洞察の深いご指摘をいただきました。技術導入で人手不足は相対的に解決できる可能性があるが、老朽化リスクを客観的に評価する基準を確立することが、時間がかかり、最大のハードルになるというお考えですね。まさにそこが制度設計の根本的な課題だと思います。 では、この老朽化リスク評価の基準を確立する際に、あなたが心配されることは何でしょうか?例えば、基準が厳しすぎて対応しきれない、逆に緩すぎて実効性がない、あるいは基準を作る過程での関係者調整が難しいなど、どのあたりが懸念されますか?

関係者の調整と、評価基準が地域差を考慮できるようなものでないと、自治体は運用しにくいと思うのかなと考えます。

なるほど。関係者調整と、地域差への対応がポイントということですね。つまり、国がアウトラインを示すべきというお考えでしたが、同時に「地域差を考慮できる柔軟性」も必要だということですね。これは相反する要求のようにも見えますが、あなたが想像されるのはどのようなバランスですか?例えば、国が大枠の基準を示しつつ、地域ごとにカスタマイズできる余地を残すというようなイメージでしょうか?

地域差を加味した評価基準も国が示ればいいかなと思います。

了解しました。国が地域差を加味した評価基準を示すということですね。つまり、全く統一的な基準ではなく、都市部と農村部、人口密集地と過疎地など、地域の特性に応じた複数の基準パターンを国が用意しておけば、自治体はそれに沿って運用しやすくなるということですね。実用的で合理的だと思います。 ここまでのお話の中で、あなたの考えが非常にまとまってきました。老朽管の更新工事という課題について、優先順位づけの基準設計、地域差への対応、技術導入による人手不足対策、工事品質の確保など、多層的にお考えになられています。 では、制度を設計する人に、最後に一つだけ伝えるとしたら、何を伝えたいですか?これまでのお話全体を踏まえて、最も重要だと思われることを教えていただけますか?

安全最優先で

「安全最優先で」というメッセージですね。ありがとうございます。これまでのお話を聞いていますと、埼玉での大きな事故、地元での陥没事故という現実を見られているからこそ、すべての施策の根底に安全という価値を置かれているのだと感じます。 そこで確認させていただきたいのですが、あなたがおっしゃる「安全最優先」というのは、具体的には、優先順位づけの際にも、技術導入の際にも、基準設計の際にも、常に安全を最優先に考えるべきということでしょうか?言い換えれば、費用や効率よりも安全を優先すべきということですね?

はい。

ありがとうございます。あなたのお考えが非常にクリアに伝わってきました。 これまでのお話を整理させていただくと、あなたは埼玉の陥没事故をきっかけに下水道・道路インフラへの関心を深め、老朽管の更新工事という課題について、以下のような考えをお持ちです: **課題の認識** - 埼玉や地元での陥没事故を見て、工事品質と事後管理の信頼性に不安がある - 膨大な長さの水道管を全て点検・工事できるのか懸念している **解決策への考え** - ドローンやAIといった技術導入で検査員の危険を減らし、人手不足に対応すべき - 優先順位を「影響範囲の大きさ」で決めるべき - その基準設計が最大のハードル - 国が地域差を加味した複数の基準パターンを示すべき **最終的な価値観** - 安全最優先で、すべての施策を進めるべき こうした深い考察をいただきました。では、ここから本日のインタビュー内容をまとめ、レポートを作成させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?

ありがとうございます。あなたのお考えが非常にクリアに伝わってきました。これまでのお話を整理させていただくと、あなたは埼玉の陥没事故をきっかけに下水道・道路インフラへの関心を深め、老朽管の更新工事という課題について、課題の認識、解決策への考え、最終的な価値観という複数の層で深い考察をいただきました。では、ここから本日のインタビュー内容をまとめ、レポートを作成させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?

法案の当事者・有識者の方へ

本法案についてのご意見を
お聞かせください

所要時間は約5分〜
AIがあなたのご意見を深掘り
チームみらいの政策検討に活用