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💬インタビューレポート

教師

事業者

学校教員としてデジタル教科書を実際に授業で扱った経験があり、授業運営や端末・通信トラブルの影響を現場視点で捉えている。

回答日2026.3.28 07:59
インタビュー分量17 分 / 682 文字

💬主な意見

端末・通信が不安定で授業が毎回止まる

ログインに時間がかかり、一斉利用で繋がりにくい。『教科書出して』で出ないため、教科書が必要な授業は毎回困る。

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現状は児童生徒は紙、教師は提示でデジタル

トラブル回避のため授業は基本紙の教科書。教師のみテレビに映す目的でデジタル教科書を使っている。

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デジタル化の目的を明確に。紙のみ/併用が妥当

メリットもあるがデメリットや運用課題もある。エコ以外に推し進めるだけの利点があるのか疑問で、紙のみor両方がよい。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式に認めるための法案」について、感じていることやご経験を伺えればと思います。率直なお話を歓迎します。 この「デジタルを含む教科書を正式な教科書として認める」法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

教育関係の仕事/経験がある

教育関係のご経験があるのですね。現場の感覚を踏まえたお話が伺えそうで心強いです。 差し支えなければ、その「教育関係の仕事/経験」は、どの立場に近いですか?

学校教員

学校教員の立場なのですね。現場での実感に直結するテーマだと思います。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

よく知っている/使ったことがある

授業で実際に使われたことがあるのですね。運用のリアルが伺えそうです。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

使い分けが良い、という感覚なのですね。 その「使い分け」が特に効いているのは、授業のどんな場面ですか?

タブレットの性能に問題があり、ログインに時間がかかる、全員一斉に使うと繋がりにくいなどハード面に問題があります。それがクリアできれば紙は必要ないと思います。

ハード面がボトルネックになっていて、そこさえ安定すれば紙に戻る必然性は薄い、という実感なのですね。 その「ログインに時間がかかる/全員一斉に使うと繋がりにくい」といった問題は、授業だと具体的にどんなタイミングで一番支障が出ていますか?

教科書出して、で教科書が出ないわけなので教科書が必要な全ての授業で毎回困ることになります

それは相当ストレスになりますね。「教科書を出して」で出ないと、授業の立ち上がり自体が崩れてしまいますし、毎時間となると積み重なりますよね。 その状況のとき、先生側は授業をどう回していますか?

なので基本授業は紙の教科書しか使いません。教師のみ、テレビに映すためにデジタル教科書を使用しています

なるほど、児童生徒は紙、先生は提示用にデジタル——という使い方に落ち着いているのですね。現場の「止まらない授業」を優先すると、すごく自然な判断に感じます。 では伺いたいのですが、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学校運用(準備負担・トラブル・ルール)

運用面の懸念が大きいのですね。いまのお話だと、特にトラブルが授業の成立に直結している感じがします。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

端末・通信トラブル対応が最大のハードル、ということですね。授業が止まるリスクを現場が一番強く感じる部分だと思います。 そのトラブルが起きたとき、現場では「誰が」「どこまで」対応する運用になりそうですか?

教師や子供にはどうにもできない問題なので、委員会が予算の面を考えながら性能の良いタブレットと入れ替えたり、Wi-Fi環境を整えていくことかと

おっしゃる通り、授業中の端末・通信トラブルは教師や子どもの工夫では解決しにくく、設置者側(教育委員会)の調達・更新やネットワーク整備の問題になってきますよね。 では最後に、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたら、それは何ですか?

そもそも何のためにデジタルにするのか?と。 デジタルにはメリットもあるがデメリットもあり、デジタルに離れをし始めている国もあると聞きます。 さらに授業での運用にも課題があるとなれば今まで通り紙のみor両方がベストだと。 エコの観点から言えば神を廃止することはとても良いと思うのですが、それだけのために推し進めるほどのメリットがあるのかどうかは疑問です。

目的が曖昧なままデジタル化だけが先行していることへの違和感が強いのですね。メリット・デメリットに加えて、運用課題もあるなら「紙のみ/併用」が現実的、というご意見だと受け取りました。 最後に一点だけ確認させてください。もしこの法案が成立して「デジタルも正式な教科書」になった場合、現場として最低限ここまでは制度で担保してほしい、という条件はありますか?

私たち下々のものは委員会に従うのみなので特にありません。そのため、今この段階で法案を通す前に現場の意見を聞いた上で考えてくれることがとてもありがたく、大切だと思います。 こちらからも質問ができるのですか?

現場の意見を事前に丁寧に拾ってから制度化してほしい、という点がいちばん大切なのですね。 はい、もちろんです。ご質問をどうぞ。

ありがとうございます。 無理だと思いますが知りたいので。 私は教員目線でしたが、保護者として回答している方たちに肯定派否定派が現時点でどれくらいいるのか知りたいです。

この場(いまの会話)だけだと、他の保護者の方の回答がどれくらい集まっていて、肯定派/否定派が何%か、といった集計情報にはアクセスできないためお答えできません。 もし「どのくらい賛否が割れているか」を把握したい目的であれば、代わりに次のような形で把握するのが現実的です。 - 文科省の審議会資料やパブリックコメント結果の公表(意見数・主な論点) - 自治体や学校での保護者アンケート(端末環境、健康懸念、紙併用希望などの設問で) よろしければ確認したいのですが、その賛否の割合を知りたいのは、学校内での合意形成(説明・導入の進め方)に使いたい、という意図に近いですか?

お時間をいただき、率直なお話をありがとうございました。以下、伺った内容をレポート案としてまとめました。内容に誤りや抜けがないか、ご確認ください。