💬インタビューレポート
保護者
50代の保護者。主に小学生高学年の子どもを念頭に、SNS上の過激・暴力的な動画や画像、年齢制限、保護者による見守りについて意見を述べた。
💬主な意見
国主導で実効性と権利配慮を両立
“海外SNS事業者への依存やAI普及の状況では、事業者・家庭任せでは対応が難しいと考える。国がルールを整えつつ、規制が人権問題にならないよう配慮し、子どもの意見も尊重してほしい。
年齢制限は研究に基づき判断を
“SNSアカウントの年齢制限は中学卒業を一つの目安としつつも、15歳未満が妥当と断定はしていない。詳細な研究結果を待ち、エビデンスに基づいて進めてほしい。
国が責任を持ち当事者の声を聞く
“子どもの育ちに責任を持つ国が基準づくりを担うことを望む。一方で国だけで決めることには反対で、第三者機関、親、本人の意見を取り入れ、事業者・家庭任せにしないことが必要だと考える。
🎤すべての会話ログ
ご協力ありがとうございます。「こどもとインターネットのルールを見直す方向性(中間整理報告書)」について、感じていることをうかがいます。正解はありませんので、率直なお考えをお聞かせください。 あなたはどの立場に一番近いですか?
保護者
ありがとうございます。あなたご自身の年代を教えてください。
50代
ありがとうございます。主に念頭に置いているお子さんの学年を教えてください。
小学生高学年(4-6年生)
ありがとうございます。SNSやネットで、「これは子どもに有害だ」と実際に感じたものはありますか?近いものを選んでください。
過激・暴力的な動画や画像
過激・暴力的な内容を心配されているのですね。それは何歳くらいからなら許容できると思いますか?
15
ありがとうございます。では、一定の年齢未満の子どもはSNSアカウントを持てない、という法律を作ることについて、どう思いますか?
どちらかといえば賛成
どのような点から、年齢未満のアカウント利用には一定の制限が必要だと感じますか?
子供の脳の発達
脳の発達への影響を重視されているのですね。SNSアカウントの年齢制限は、何歳未満が妥当だと思いますか?
15
15歳未満という線引きが妥当だと考える背景をお聞かせください。
妥当とは考えていないが、中学卒業が一つの目安。詳細な研究結果が待たれる。エビデンスベースで進めて欲しい。
中学卒業を目安にしつつ、研究に基づいて判断してほしいというお考えですね。 「何が子どもに有害か」の線引きは、これからガイドラインなどで決められていきます。誰がどう決めるのが一番納得できますか?
国(こども家庭庁など)が決める
国が決める形がよいと考えるのは、どのような背景からですか?
子供の育ちに責任を持つ国家が望ましい。決めるプロセスではもちろん他の選択肢に上がっていた第三者機関や親、本人の意見を取り入れることは必須。国だけで決めるのは反対。ただ事業者任せ、家庭任せのように曖昧にしてはいけない。
国が責任を持ちつつ、第三者や当事者の意見を制度に組み込む形を望まれているのですね。 年齢確認の方法には、生年月日を自分で入力するだけのものから、身分証やスマホのOSで確認するものまであります。方法によって、確認の確実さと、手間や提供する情報の量が変わります。本人確認を伴う確認まで必要だと思う場面はありますか。必要ないと思う場合は、その選択肢を選んでください。
SNSのアカウントを作るとき
では、年齢を確認する方法として、受け入れられると思うものを選んでください。
マイナンバーカードなどの身分証で確認
年齢確認は「マイナンバーカードなどの身分証で確認」が受け入れられる、ということですね。 子どもが使うSNSやサービスに、会社が用意すべき安全対策で最も重要なものはどれだと思いますか?
アカウントを最初は非公開にする
お子さんとの関係を考えたとき、見るのが妥当だと思うのはどこまでですか?
やり取りや投稿の中身まで
最後に、このルール作りをする人に一つ伝えるとしたら、それはなんですか?
スマホ育児、ドパガキの育った未来を解像度高く想像し、こどもの権利は確保しつつ(親の権利・義務も)、日本や世界のためになる法律を作ってください。
ありがとうございます。長期的な影響を見据えながら、子どもの権利と親の役割の両方を制度に位置づけてほしい、というご意見ですね。そうした法律づくりが特に必要だと感じる背景をお聞かせください。
SNSプラットフォーマー、主にアメリカ企業の尻に敷かれて精度的にも経済的にも身動きができない状況下で、日本の未来である子供をきちんと守り育てることを真剣に考えて欲しい。事業者任せや家庭任せでは、AIが普及している時代では無理。きちんとしたルールを整えること。一方でルールをきつめにすると人権問題にもなるため、配慮すること。今まで特に子どもの意見表明権は無視されてきたし、国が行う施策の見ている先は、政権与党に献金している団体や票を入れる高齢者であった。そういう政治の在り方は日本を間違った方向に向かわせる。
強い問題意識を共有いただき、ありがとうございます。海外プラットフォームへの依存があるなかでも、国が責任を持って実効性あるルールを整え、事業者・家庭任せにしないこと。その際には、過度な規制による権利侵害を避け、子どもの意見表明権も制度づくりに反映させるべきだ、というお考えですね。 このテーマについて、ほかに伝えておきたいことはありますか?
まだデータが揃わない中で非常に難しい立法だと理解している。規制をすれば叩かれ、しなければ骨抜きと言われる。安易な世論や炎上に流されず、毅然と、理念を持って推進していただきたい。
ありがとうございます。データが十分でない難しさを踏まえつつも、短期的な世論や炎上に左右されず、子どもの権利と将来を軸に、理念と実効性のある制度を進めてほしいということですね。 これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。
お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をもとにレポート案をまとめました。ご確認ください。