💬インタビューレポート
育児経験者・父親
5年前に出産・育児を経験した父親。自身の帝王切開時の自費負担や親の援助による対応経験を通じ、経済的理由で出産を躊躇する家庭の実情を認識している。
💬主な意見
自己負担ゼロは必要だが不十分
“出産費用の自己負担ゼロ化は賛成だが、女性が働けなくなる期間の収入喪失や育児費用(年間50~100万)への対応がなければ、本当の安心には繋がらない。段階的に進めつつ、その後の充実を期待している。
経済的現実と政策設計のギャップ
“年収300万円台の人たちが山ほどいるという現実を、ルール作成者がもっと見てほしい。実質賃金が下がっているなか、家計の実感に基づいた政策設計が必要。
🎤すべての会話ログ
こんにちは。本日は、出産費用をゼロにし、薬や医療費の負担の仕組みを変える「健康保険法等の一部を改正する法律案」についてのインタビューにご協力いただき、ありがとうございます。 まず、この法改正のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマを選んでいただけますか?
出産や妊婦健診の負担軽減
ありがとうございます。出産や妊婦健診の負担軽減についてのご意見をお聞きできるのですね。 次に、あなたの立場に最も近いものを選んでいただけますか?
当事者や関係者が身近にいる
ありがとうございます。そうですね。では、具体的にどのような立場ですか?例えば、妊娠・出産の経験がある家族が身近にいるのか、友人や同僚など周囲の方を見ているのか、あるいは医療機関などの専門的な視点をお持ちなのか——差し支えない範囲でお聞かせいただけますか?
身近にいたり、私も5年前に父になった
ありがとうございます。5年前にお父さんになられたのですね。そうすると、出産時の費用や妊婦健診の負担について、実際の経験をお持ちなのですね。 では、あの時の経験を踏まえて、この「出産や妊婦健診の負担軽減」というテーマについて、なぜ、またはどのような点が気になりますか?具体的に教えていただけますか?
帝王切開だったりで自費の分合わせたりするとなんやかんやはらった
なるほど。帝王切開で、保険適用外の自費分を含めると、結構な金額を払うことになったのですね。具体的には、どのくらいの金額をご自身で負担されたのか、覚えていらっしゃいますか?また、その時に「思ったより高いな」「大変だな」と感じられたことはありましたか?
金額は忘れてしまったけど払えない人もいるだろうなと感じた 私は親の援助が比較的ある方だから何とか良かったけど
そうですね。ご自身は親の援助があって何とか対応できたけれど、そういう支援がない人たちの負担の大きさを実感されたのですね。 そうした経験があるからこそ、今回の法案で「出産にかかる費用の自己負担がゼロになる」という見直しについて、どのようにお考えですか?このような変更が実現することで、あなたが5年前に感じた「払えない人もいるだろう」という懸念は解消されると思いますか?それとも、別の形で課題が残ると思いますか?
自己負担ゼロだけじゃなくてプラスの援助とか欲しいくらいかな 目的が、子供を産みたい環境を整える なら
そうですか。自己負担ゼロだけではなく、さらにプラスの援助があってほしいと。つまり、単に費用負担を減らすというだけでなく、子どもを産みたいと思える、経済的な不安が少ない環境を作ることが大事だというお考えなのですね。 それは、5年前にご自身が親の援助を受けたという経験があるからこそ、そう感じられるのでしょうか?また、「プラスの援助」というのは、具体的にはどのようなことを想定されていますか?例えば、出産後の育児支援や、妊娠中のサポートなど、どのような形があるといいと思いますか?
やはりお金の面、女性が働けなくなるし 年間50〜100万とか払う側としては現実味がないかもしれないが、育てる側からするとそれくらいは必要なのなかと 実質賃金もこれだけ下がってるので今はさらに
なるほど。おっしゃる通りですね。出産を控えた女性が働けなくなる期間の収入が失われて、その上、育児にかかる費用は50~100万円レベルで必要になる——そういう現実の家計負担を見ると、年間でそのくらい支援があってもおかしくないということですね。 しかも、ご指摘のように実質賃金が下がっている今だからこそ、その課題はさらに深刻だと。これは、政策設計者が「出産・育児にいくら必要か」という現実と、「実際の家計がどうなっているか」というギャップを理解していないのではないか、という問題意識なのですね。 そうすると、今回の法案では「出産費用の自己負担がゼロになる」という改正が進められていますが、あなたがおっしゃる「50~100万円程度の育児支援」という課題については、この法案では解決しないわけです。そうなると、この法案をどのように評価されますか?必要な一歩だけど不十分、という感じですか?それとも、別のアプローチが必要だと思いますか?
第一歩として自己負担ゼロは進めて欲しいです その後にさらなる補助を
ありがとうございます。第一歩として出産費用の自己負担ゼロを進めてほしい、そしてその後により充実した補助に広げていってほしい、というお考えなのですね。段階的に進めることが現実的だと感じていらっしゃる。 では、ここで一つお聞きしたいのですが、この見直しを実際に運用するうえで、ハードルや懸念されることはありますか?例えば、地域によって出産費用に差があるとか、受け取れる時期の問題とか、制度として落とし穴になりそなことがあると思いますか?また、さまざまな事情にある人たちのケースが、きちんと考慮されていると思いますか?
あまり詳細を把握してなくて
そうですね。詳細は把握していないのですね。ここまでのお話を整理させていただくと、あなたは5年前の出産経験から、自己負担ゼロは確実に必要だと感じており、さらには育児全体への経済支援が必要だと考えていらっしゃる——そういうご意見だと理解しました。 では最後に、この制度を設計する人たちに、あなたから何か一つ伝えるとしたら、それは何ですか?あなたが5年前に感じた「払えない人もいるだろう」という想いや、実質賃金が下がっている現在の状況を踏まえて、設計者に最も伝えたいことは何でしょうか?
だれもが安心して子どもを産みたいと思える環境にして欲しい ルールを作る人は年収300万円台の人が山ほどいる現実なども見てくれたら良いなと
ありがとうございます。そうですね。「誰もが安心して子どもを産みたいと思える環境にしてほしい」——それは本当に大切なメッセージですね。そして、ルールを作る側の人たちが、年収300万円台の人たちが山ほどいるという現実をもっと見てほしい、その経済的な現実感を持ってほしいというお気持りなのですね。 ご自身の経験、そして身近な方々の状況を通じて、政策設計に求めることがよく伝わってきました。 これまでのお話をまとめて、レポートを作成させていただきたいと思います。ご協力ありがとうございました。
インタビュー要約レポート