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💬インタビューレポート

個人情報担当

事業者

業務上、個人情報を取り扱う立場(企業担当者または行政職員等)として、個人データ利活用の制度変更が実務やリスク管理に影響し得るため関心がある。

回答日2026.4.25 11:31
インタビュー分量19 分 / 529 文字

💬主な意見

同意なし利用が海外流出につながる懸念

海外サーバ・海外事業者に渡ると目的外利用を厳密に制御できず、日本側の不利益につながり得る点が気になる。

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海外AI学習で日本側の競争力が削がれる心配

日本や日本人のデータが海外AI/LLMの学習に使われ、結果として海外事業者の利益や国際競争力を増やす形になるのが不安。

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国内クラウド利用を促し、経済安保と生産性に寄与を

国内開発が加速し国内クラウド等の利用にインセンティブが働く設計(例:国内DC必須化など、日本法が及ぶスキーム)を望む。

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🎤すべての会話ログ

本日は、「個人情報の使い方にルールを追加し、悪質な違反には課徴金を科せるようにする法案(個人情報保護法改正案)」について、お考えを伺えればと思います。率直に、話しやすい範囲で大丈夫です。 この法案に、あなたはどういう立場で関わっていますか。

仕事で個人情報を扱っている(企業の担当者、行政職員など)

お仕事で個人情報を扱っていらっしゃるのですね。 差し支えなければ、「どんな業務の場面で」個人情報を扱っていますか?

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承知しました。では次に伺います。 今回の個人情報保護法の改正について、現時点でどの程度ご存知ですか。

聞いたことはある

ありがとうございます。では、評価を伺いたいです。 今回の法改正について、全体としてどのように評価していますか。

どちらかといえば良い

ありがとうございます。 今回の法改正で、あなたが特に気になっている点はどれですか。

一定の条件のもとに、同意なく個人データが使われるようになること

ありがとうございます。同意なしで個人データが使われる点が気になっているのですね。 その点について、どんな場面を想像すると特に気になりますか?

海外のサーバや事業者にデータが渡った場合に目的外利用が厳密に制御できない懸念があります。AI開発競争力の観点で方向性には合意できるものの、日本の不利益になることがないようにしていただきたいです

懸念がとても具体的ですね。方向性には賛同しつつ、海外の事業者・サーバに渡った瞬間に「目的外利用の制御」が効きにくくなって、日本側の不利益につながり得る、ということですね。 その「日本の不利益」を、もう少し具体的に言うとどんな形を想定していますか?

海外のAI等の学習データとして利用されることで日本や日本人のデータが海外に流出したり、AIやLLMの国際競争力において海外事業者の利益を増やすことです

なるほど、日本や日本人のデータが海外のAI学習に取り込まれてしまい、結果として海外事業者の競争力を押し上げてしまう、という点を「不利益」として見ていらっしゃるのですね。 この懸念に対して、この法案の制度設計で「最低限ここは条件として入れてほしい」と思うのは、どんな点ですか?

日本国内の開発が加速し、日本のクラウドベンダー等を利用することにインセンティブが働くような設計になり、経済安全保障の観点や、あるいは日本のIT社会全体の生産性の創出につながるような政策であってほしいと願います

ありがとうございます。データ利活用を進めるなら、日本国内の開発が加速するように設計してほしい、国内クラウド利用にインセンティブが働く形が望ましい、ということですね。 では確認ですが、「国内クラウド利用のインセンティブ」として、具体的にはどんな仕組みだと現実的だと思いますか?

日本国内のデータセンター上で取り扱うことを必須化するなど、日本の法律が適用できるスキームをイメージしています。ただあまり詳しくない分野なので専門家に伺いたいです

イメージありがとうございます。データ主権や執行可能性を担保するために、国内データセンターでの取り扱いを必須化する、といった方向性ですね。詳しくない前提で話してくださって大丈夫です。 その「日本国内のデータセンター上で取り扱うことを必須化」について、あなたの感覚では「どんなデータ」にまで適用するのが現実的だと思いますか?

わからないです。各個人によって基準は違うと思うのと、個人情報の幅が広すぎるので、あらゆるデータ、としか。

率直なお答えありがとうございます。個人情報の範囲が広いので、線引きが難しくて「全部」と感じる、ということですね。 では次に、この法案について、制度を設計する人に伝えるとしたらどんなことを伝えたいですか?

日本の経済安全性と国際競争力の強化をバランスよく見据えた制度にしてほしいです

ありがとうございます。経済安全保障と国際競争力の両立を、制度設計の軸として強く意識してほしい、ということですね。 ここまでで一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。内容に誤りや違和感がないか、ご確認ください。