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💬インタビューレポート

一般市民

懸念

自分の個人データがどう使われるか気になる一般の立場として発言。犯罪グループに名簿として悪用される懸念や、本人同意のない第三者提供への不信を述べた。

回答日2026.6.25 14:31
インタビュー分量18 分 / 535 文字

💬主な意見

同意なしで個人特定データが動くのは問題

目的が何であっても、個人を特定できるデータが本人の同意なしに扱われること自体が懸念。氏名・住所・生年月日・マイナンバー等を想定。

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提供先確認の仕組みは犯罪者にすり抜けられる

名簿対策としての提供先の身元確認などのルールがあっても、犯罪者は気にせず国も騙されうるため、不安は変わらない。

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課徴金や人数基準は納得できず、情報は戻らない

捕まっても尻尾切りになりがちで、出回った情報は戻せない。被害者数で線引きする考えにも強い違和感がある。

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🎤すべての会話ログ

本日は、「個人情報の使い方にルールを追加し、悪質な違反には課徴金を科せるようにする法案(個人情報保護法改正案)」について、感じていることを伺うインタビューです。差し支えない範囲で、率直なお考えをお聞かせください。 この法案にどういう立場で関わっていますか。

自分の個人データがどう使われるか気になる一般の立場

ありがとうございます。一般の立場から見て、ご自身の個人データについて「最近これは気になった」と感じた出来事はありましたか。

まともな業者を装ったトクリュウなどの犯罪グループに、ターゲット名簿として利用されるおそれがある。

それは不安になりますね。いま想像されている「ターゲット名簿」は、どんな情報が載っているものだと感じていますか。

住所、氏名、病歴(認知症など)、資産、同居家族。

具体的に挙げていただいた情報を見ると、かなり深刻な名簿を想定されているのですね。 そのような情報が名簿として出回るとしたら、どんな経路で集まってしまうイメージですか。

どんな経路、とは?

言葉が足りず失礼しました。ここで伺いたいのは、「その名簿に載りそうな情報が、もともとはどこにある情報だと思うか」です。例えば病院・介護事業者、役所、金融機関、通販サイト、SNSなどのうち、どこから漏れたり集められたりするイメージが近いですか。

保険組合、民間の保険会社、役所、金融機関。

ありがとうございます。保険組合・保険会社・役所・金融機関あたりが起点になりうる、というイメージなのですね。 その中でも特に「ここから漏れたら致命的だ」と感じるのはどれですか。

すべて。

おっしゃる通りで、どれも致命的になり得ますよね。 では、もしこの法案で強化される「名簿の転売ルール(提供先の身元や利用目的の事前確認)」が徹底されたら、いまの不安はどの程度やわらぐ感じがありますか。

全く変わらない。犯罪者はルールなんて気にしないし、国はいくらでも騙される。

不安が解消されない感覚、とてもよく分かります。 「徹底されても変わらない」と感じるポイントは、事業者側が確認しても“結局すり抜けられる”ところにありますか。

はい。

すり抜けられる、という前提で考えると、確認の仕組みだけだと心許ないですよね。 では、この法案で新設される「悪質な違反に課徴金(不正に取得・提供して利益を得た事業者に、利益相当額を納めさせる。対象は被害者1,000人超の大規模な違反)」については、抑止力としてどの程度期待できますか。

期待できない

期待できないと感じられるのですね。 課徴金があっても抑止にならないと思うのは、「捕まらない前提で動けてしまう」感じが強いからでしょうか。

捕まってもトカゲの尻尾切りにすぎない。一度出回ってしまった情報は戻せない。また、被害者の人数によって変わるのもおかしい。一人でも、千人でも、駄目なものは駄目。被害者を数字で判断しないで。ひとりひとりの生活がある人間です。

おっしゃる通りで、「一度出回ったら戻せない」という不可逆性と、「人数で線を引く」ことへの違和感が強いのですね。 今回の法改正について、全体としてどのように評価していますか。

まったくもってありえない。どうして、あっさり衆議院を通過したのかがわからない。議員には想像力が欠落しているとしか思えない。

強い憤りを感じていらっしゃるのが伝わってきます。とくに「想像力が欠落している」と感じるほど、生活への影響が具体的に見えているのですね。 今回の法改正で、あなたが特に気になっている点はどれですか。

その他(自由回答)

率直なお気持ちを共有いただきありがとうございます。 「その他」として挙げたい“気になっている点”は、具体的にどの論点ですか。

本人の同意がないこと。収集する企業が何者であるかわからないこと。その企業に対して事前調査があったとしても、提供の可否の判断自体が信用できないこと。

懸念点がはっきりしていますね。「同意がない」「収集する企業の正体が見えない」「提供可否の判断が信用できない」というところに不信感が集まっているのだと理解しました。 ここで伺いたいのですが、今回の法案の中でとくに気になっているのは「AI開発や統計作成が目的なら、本人の同意なしで個人データを他の事業者に渡せるようになる」という点でしょうか。

目的は何であっても、個人を特定できるデータであること。

筋の通ったご懸念だと思います。目的がどうであれ、個人を特定できるデータが本人の関与なしに動くこと自体が問題、ということですね。 その前提で伺いますが、「個人を特定できるデータ」に含まれると感じるものは、どんな種類の情報ですか。

氏名、年齢、生年月日、住所、マイナンバーなどの身分証番号

ありがとうございます。挙げていただいた情報は、まさに個人を特定しうる中核的なデータですね。 この法案について、現時点でどの程度ご存知ですか。

概要は知っている

ありがとうございます。ここまでのお話だと、特に「本人の同意なしに個人を特定できる情報が動くこと」自体への強い懸念が中心にあると受け止めました。 今回の法案について、制度を設計する人に伝えるとしたら、どんなことを求めたいですか。

個人を特定できるデータは、データの活用自体に不要であることを認識してください。

大事なポイントですね。「個人を特定できるデータは活用に不要」というご指摘は、制度設計の前提を変えてほしい、という強いメッセージだと受け止めました。 最後に確認させてください。先ほどのご要望は、法案の中で言うと「AI開発・統計目的であっても、個人が特定できる形のまま第三者提供されるのは認めない」という方向性に近いですか。

はい。

ありがとうございます。ここまでのお話を踏まえると、 - 目的がAI開発や統計であっても「個人を特定できる形でデータが動くこと」自体が許容しがたい - 名簿対策の“提供先確認”や課徴金も、犯罪側のすり抜け・トカゲの尻尾切り・情報の不可逆性の前では抑止になりにくい - 被害者数(1,000人超など)で線引きする発想に強い違和感がある - 制度設計者には「個人特定可能なデータは活用に不要」という前提に立ってほしい という点が中核だと理解しました。 これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間を割いて率直なお考えを共有いただき、ありがとうございました。以下、ここまでの発言をもとにレポート案を作成しました。