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💬インタビューレポート

介護関連経験者

期待当事者

家族や周囲に介護サービスを利用している人がいる立場から、身寄りのない高齢者と、その支援に関わる人たちの現実的な課題に直面している。

回答日2026.4.28 12:30
インタビュー分量14 分 / 487 文字

💬主な意見

即座に入所できる仕組みの必要性

待っている間に病気や事故になるリスクがある。登録順に割り振り、すぐに入所できる施設を作ってほしい。介護者を解放し、安心を与えることが大事。

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入所から最期までの一括パック制度

入所から最期までを一つの流れにまとめ、元気なうちに意思を登録できれば、認知症になっても本人の希望が尊重される。地方でも希望の最期が迎えられる可能性が広がる。

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制度の枠組みが関係性を守る役割

制度だから、という枠組みが人情による無限の責任感から解放し、本人も家族も諦められる。終わりの見えない絶望で家族を恨むのではなく、良い関係のまま最後まで関われることが大事。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、「人口が減る地域でも福祉サービスを届け続けるための法案」についてお話をお伺いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 この法案にはいくつかの重要な見直しが含まれています。その中でも、あなたが特に関心があるテーマはどれですか?

身寄りなし高齢者

ありがとうございます。身寄りのない高齢者への支援制度についてですね。この点は、多くの方が関心を持つ重要なテーマです。 では、あなたの立場に最も近いものを教えていただけますか?

家族や周囲に介護サービスや関連する制度を使っている人がいる

そうですか、ご家族や周囲に介護サービスをご利用の方がいるのですね。ありがとうございます。 その立場について、差し支えない範囲で具体的に教えていただけますか?例えば、どのような関係の方が、どのようなサービスをご利用されているのか、またはどの時期頃のことかなど、答えやすい範囲で構いません。

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承知いたしました。では、身寄りのない高齢者への支援についてお伺いしていきます。 このテーマについて、あなたはどんな点が気になりますか?例えば、サービスの質、人手の確保、費用負担、手続きの負担、情報のわかりやすさなど、いろいろな視点があると思いますが、特にどのあたりが気になられますか?

その他

そうですか。「その他」とのことですが、身寄りのない高齢者への支援について、具体的にはどのような点が気になられますか?

施設へ入るための手続きがそもそもできないと思う。 登録すれば自動的に人数の少ない地方の施設へ割り振る制度があればいいと思う。人が増えれば、仕事が増えるので。

なるほど、ご指摘ありがとうございます。施設入所の手続きそのものが課題になるというお考えですね。そして、身寄りがない方が手続きをしづらいだけでなく、地方の施設の人手不足も同時に解決できるような仕組みがあればいいということですね。 それでは、この点についてもう少し詳しくお聞かせください。身寄りのない高齢者が施設に入るための手続きで、具体的にはどのような障壁があると考えられますか?例えば、誰が書類を用意するのか、誰が判断を下すのか、といったところが難しいということでしょうか?

書類や判断はもちろん、どこのどの施設にするかを選ぶのが難しそう

ご指摘ありがとうございます。そうですね、書類や判断だけでなく、『どの施設を選ぶのか』という選択そのものが難しいということですね。 身寄りがない方の場合、施設の情報をどうやって集めるのか、その施設が本当に自分に合っているのかどうかを判断するのが難しいということだと思います。あなたがおっしゃった「登録すれば自動的に割り振る制度」というのは、そうした選択の負担を減らしつつ、地方の施設にも人が配置されるようにしたいというお考えなんですね。 そこで質問ですが、その割り振りの際には、どのような基準で施設が選ばれるのが理想的だと思われますか?例えば、本人の健康状態や生活環境、施設の専門性など、何を重視すべきだとお考えですか?

待っている間に病気や事故になったら元も子もないので、とりあえずでも、地方でも、選ばなければ即入れる施設を作り、登録順に割り振ってほしい。健康や環境も考えたいが、介護者を解放してあげてほしい。いつか終わると思うより、施設に入ると決めたら即入れるという安心が欲しい。

ご意見ありがとうございます。本当に大切なポイントをおっしゃっていますね。身寄りのない高齢者本人だけでなく、その人を支えている周囲の人たちの『安心』と『解放』が必要だということですね。待機期間中のリスク、そして介護者の疲弊——これらはきわめて現実的な課題です。 あなたがおっしゃる「即入れるという安心」は、実は家族のある方でも同じような課題があると思うのですが、身寄りのない方の場合は、その課題がさらに深刻ということでしょうか? また、今回の法案では、身寄りのない高齢者の生活や入院の手続き、亡くなった後の対応を支援する仕組みを作るということになっているのですが、この『即入れる仕組み』という観点からすると、法案の内容としては十分だと思われますか?それとも、さらに何か必要だと感じられますか?

一括のパックにしておいて欲しい。制度化されれば、地方などで自分の本来の希望の最期を迎えられない人も、事前に意思を登録しようと思えると思う。

「地方」ではなく、「痴呆」です

ご指摘ありがとうございます。『一括のパック』という考え方、とても重要ですね。つまり、入所から最期まで、すべてが一つの流れの中で決まっていて、本人が事前に意思を登録できるという仕組みを望んでいるということですね。 そして「痴呆」という訂正をいただきました。認知症が進むと、自分の希望を伝えることが難しくなってきます。だからこそ、元気なうちに『どのような最期を迎えたいか』を登録しておけるようにしておくことが大切だということですね。 そうすると、本人の意思が尊重され、かつ介護者や施設の負担も減るということだと思います。現在の法案では、身寄りのない高齢者への支援制度が新たに作られるということになっているのですが、あなたがおっしゃるような『事前意思登録の仕組み』まで含めた制度設計になっているかどうか、ご存知ですか?また、そのような仕組みがあれば、あなたやご周囲の状況にとってはどのような影響がありそうですか?

終わりの見えない絶望で家族を恨むのではなく、最後まで良い関係の家族として関われる。

その言葉に、本当に深い思いが込められているのを感じます。終わりが見えない介護の中での葛藤、それが関係性を傷つけてしまう現実——あなたはそのことをよくご理解されているのですね。

はい

ありがとうございます。その思いは本当に大切だと思います。では、この身寄りのない高齢者への支援制度をより良いものにするために、気を付けるべきことはありますか?例えば、制度を作るときに誰の視点を大事にすべきか、どんなことに配慮が必要か、といったことについてお聞かせいただけますか?

本人の意思と、現実のラインの境目。「制度だから」というのは、「人情」という面で縛る部分を軽くしてくれると思うし、本人も諦められると思う。

非常に深いご指摘をいただきました。「制度だから」という枠組みが、逆に『人情』による無限の責任感から解放してくれるということですね。本人にとっても、家族にとっても、その『諦め』がある種の納得や安心につながるということ。これは本当に重要な視点です。 あなたがおっしゃる『本人の意思と、現実のラインの境目』というのは、つまり、本人が望むことと、実際に提供できることのズレをどう埋めるか、ということだと思います。その時に「制度である」ということが、むしろその関係性を健全に保つツールになるということですね。 ありがとうございます。それでは、身寄りのない高齢者への支援について、十分なお考えをお聞きできたと思います。 ここで、すでに選んだ『身寄りのない高齢者』以外に、この法改正について関心があるテーマはありますか?例えば、ケアマネジャーの資格更新廃止、有料老人ホームの登録制度、人員配置の緩和、小規模自治体の相談体制の統合など、他にも気になるテーマがあれば教えていただけますか?

ありません

かしこまりました。それでは、これまでお伺いした内容をまとめてレポートを作成させていただきたいと思います。 身寄りのない高齢者への支援について、あなたの切実なお考えをお聞きすることができました。特に、待機期間中のリスク、施設入所決定から入所までの『即決・即入』の重要性、そして『終わりの見えない介護が関係性を傷つけないために』という視点は、制度設計にとって非常に重要な示唆をもたらしていると思います。 少々お時間をいただいて、ご意見をまとめたレポートを作成いたします。

インタビュー内容をまとめたレポート案です。