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💬インタビューレポート

一般市民

日本が自然災害の多い国であることに危機感を持ち、防災庁の実効性に対して期待と懸念の両方を抱く一般市民。

回答日2026.4.29 22:39
インタビュー分量15 分 / 393 文字

💬主な意見

省庁間の調整力への懸念

防災庁からの協力要請に各省庁が本当に協力するのか不安。勧告権に強制力がないため、実際に機能するかどうか疑問がある。

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人員不足による対応の遅れ

352人体制は少なすぎる。災害直後は緊急対応が多いのに、人員不足では対応が遅くなり、市民にとってリスクになる。人員を増やすべき。

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緊急時の強制権限の必要性

本当に機能する防災庁にするには、緊急時に防災大臣が他省庁に強制的に動かせる権限を持つことが必要だと考える。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、大地震や大災害に国が一体となって備えるために「防災庁」をつくる法案についてお話をお聞かせいただきたいと思います。 まず最初に、この法案にあなたはどういう立場で関わっていますか?

一般市民として関心がある

ありがとうございます。一般市民としてのご関心なのですね。それでは、今回の法案についてですが、現時点でどの程度ご存知ですか?

ほとんど知らない

ありがとうございます。では簡単に説明させていただきますね。 今回の法案は、災害対応の司令塔として、内閣の下に新しく「防災庁」をつくるというものです。現在は内閣府の中に防災チームがありますが、それを独立した組織にして、専任の防災大臣を置きます。この大臣には他の省庁に対して防災対策を求める権限を持たせることで、省庁ごとにバラバラだった対応を一つにまとめようとしています。あわせて、災害対策の基本ルールを定めた法律も改正して、事前の備えや避難生活の質の向上を理念として加えるということです。 こうした背景には、南海トラフ地震や首都直下地震など大きな災害がいつ起きてもおかしくない状況があります。 そこで改めてお聞きしたいのですが、今回の法案について、全体としてどのように評価していますか?

良いと思う

そうですか、良いとお考えなのですね。ありがとうございます。そう評価される理由としては、どのあたりがポイントになっているのでしょうか?

詳細は把握していませんが、説明文中、「省庁ごとにバラバラだった対応を一つにまとめ」ると書かれていたので、それは良いと思いました。

なるほど、省庁を一つにまとめるという点が評価されているのですね。そうした統一的な対応ができることで、あなたの生活や安全にはどのような変化が生まれると期待されていますか?

必要な手続きや、知りたい情報を得るために、複数の省庁のサイトや窓口に行かないで済むようになるのではないかと想像しています。

ああ、そういった利便性の向上を期待されているのですね。災害時や事前の準備段階で、一つの窓口や情報源で対応が完結するというのは、確かに市民にとって大きな利点ですね。 そうした利便性が実現するには、防災庁が実際にどのように機能するかが重要になってくると思います。今回の法案で気になっていることや、不安に感じる点はありますか?もしくは、この法案の中で何か特に気になっている点があれば、お聞かせいただけますか?

省庁横断の調整力

省庁横断の調整力についてですね。それは具体的には、どのような点で気になっていますか?

防災庁からの情報提供依頼や協力要請に各省庁が協力的なのかどうか、不安に感じます。

そうした懸念があるのですね。実は、この法案では防災大臣が他の省庁に対して「勧告」できる権限を持つことになっているのですが、その勧告には法的な強制力がないんです。つまり、勧告を受けた省庁が必ずそれに従わなければならないわけではなく、どこまで協力するかは運用次第という側面があります。 そうした制度設計を踏まえたとき、防災庁が本当に各省庁を動かせるのか、という点がご不安なんですね?それとも、別の角度での懸念もありますか?

規模があまり大きくないようなので、災害が起きたときに人員が足りるのかも心配です。

なるほど、人員体制についても心配されているのですね。実は、この法案では防災庁を352人体制でスタートさせることになっているのですが、参考までにアメリカの同様の組織は約7,500人いるんです。ですから、352人で大災害に本当に対応できるのか、という懸念は自然なものだと思います。 そうした人員不足の懸念があると、先ほど期待していた「一つの窓口で対応が完結する」という利便性も、実際には難しくなる可能性があると感じられますか?それとも、人員が増えることで解決できる問題だとお考えですか?

人員不足だと、基本的に対応は遅くなると推察しています。特に災害後は緊急で対応すべき事柄が多いと思いますので、人員を増やした方が良いのではないかと思います。

そうですね、災害直後は時間が命になる場面も多いと思います。人員不足による対応の遅れは、市民にとって大きなリスクになる可能性がありますね。 そうした課題を踏まえて、最後に一つお聞かせいただきたいのですが、もしこの法案を設計する人に何か一つ伝えるとしたら、それは何ですか?例えば、人員をどの程度増やすべきか、勧告権以外にどんな権限が必要か、あるいは何を優先すべきか、など何でも構いませんが、あなたの考えをお聞かせいただけますか?

日本が災害が多いので、本当に機能する防災庁を作ってほしいと思います。そのためには本当の緊急時には強制出来る権限を持たせることが必要なのではないかと思います。

ありがとうございます。つまり、勧告だけではなく、緊急時には防災大臣が他の省庁に対して強制的に動かせる権限が必要だということですね。そうした強制力があれば、現在の人員体制であっても、より機能する防災庁になる可能性が高まると考えられているのですか?それとも、強制力の導入と人員増加の両方が必要だとお考えですか?

インタビューを通じて、一般市民の視点から防災庁設置法案に対する評価と懸念事項を把握しました。