みらい議会みらい議会

囲い込み防止で悪徳業者を排除し、自分の親も預けたくなるような信頼できる施設が増えてほしい。ただ配置基準の緩和だけでは人材確保の根本解決にはならず、給与水準の抜本的改善と職務範囲の柔軟な拡大、そして安全・補償の制度整備が必要だと思う。

期待&懸念

期待&懸念

業務に関係・主任ケアマネ

👫インタビューを受けた人

介護支援専門員(ケアマネジャー)として、有料老人ホーム入居を検討・支援する利用者への対応を行っており、人口減少地域での深刻な人材不足と給与水準の課題を現場で実感している。主任ケアマネの資格を保有。

💬主な意見

意見1

AI活用による過剰サービスの検知

請求データをAIで分析し、全入居者に毎日同じ時間帯のサービスが入っているなど不自然なパターンを自動検知するチェック機能があれば、必要以上の過剰サービス提供を早期に発見できる。

意見2

人口減少地域での職務範囲の柔軟な拡大

配置基準の緩和だけでなく、ケアマネジャーや介護職員が子ども関連施設や地域バスの送迎など、分野横断的に対応できるよう職務範囲を拡大することで、限られた人材でも地域全体のニーズに対応できるようになる。

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意見3

給与水準の抜本的改善が不可欠

介護職やケアマネジャーの給与が低すぎることが新規人材の流入と世代交代を阻んでいる。50歳手前で主任ケアマネなのに手取り20万前半という現状では、人材確保は根本的に解決しない。

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🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、介護保険法などの改正法案についてお話しさせていただく機会をいただき、ありがとうございます。人口減少地域でのサービス維持、身寄りのない高齢者支援、ケアマネジャーの更新制廃止といった複数の改正内容について、ご意見やご懸念をお聞かせいただきたいと思っています。 まず、この法改正のうち、特に関心があるテーマはどれですか?

有料老人ホーム登録制

ありがとうございます。有料老人ホームの登録制についてが関心のあるテーマなのですね。 それでは、あなたの立場に最も近いものはどれですか?差し支えない範囲でお答えいただければと思います。

仕事で関わりがある(事業者・行政・現場職員など)

ありがとうございます。仕事でのご関わりがあるのですね。その立場について、差し支えない範囲で具体的に教えていただけますか?例えば、事業者側のご立場なのか、行政のご立場なのか、あるいは現場の職員としてのご立場なのか、また関わられている領域についても教えていただけるとうかがいやすいです。

介護支援専門員として支援する利用者が有料老人ホーム入居の場合がある。また今後の想定される。

なるほど、ケアマネジャーとして、有料老人ホームへの入居を検討・支援されている利用者さんとの関わりがあり、今後さらに増えることを想定されているのですね。 では、有料老人ホームの登録制について、どんな点が気になりますか?例えば、制度の変更によって利用者さんへの支援が変わることへの不安、利用者さんの負担が増えることへの懸念、あるいは手続きが複雑になることなど、気になる点はどのあたりでしょうか?

サービスの質

サービスの質が気になられるのですね。それは具体的には、登録制によってどのような点でサービスの質が変わると考えられていますか?例えば、質が向上するのではないかとお考えなのか、それとも懸念される点があるのか、教えていただけますか?

悪徳な事業者が減るとよいと思います。限度額上限まで訪問介護や訪問看護を利用したとして請求していたり、難病手帳等持っていて医療費負担がない人に対して、医療保険での訪問看護をガンガン入れたりする業者が一定あると認識しています。

そうですね。いわゆる「囲い込み」のような行為、つまり利用者さんに本当に必要でない過剰なサービスを提供して介護保険や医療保険の給付を増やすような事業者が実際にいるということですね。登録制が導入されることで、そうした悪徳な事業者が減り、質の高いサービス提供体制が整備されることに期待されているのですね。 そういった悪質な行為を防ぐために、登録制ではどのような仕組みが有効だと考えられていますか?例えば、登録要件の厳格化、事前の基準確認、あるいは入居後の継続的な監督などが挙げられますが、ケアマネジャーの視点からは、どの部分が最も重要だと感じられますか?

入居後の継続的な監督でしょうか。また、かかわる事業所から懸念がある場合の早期の確認などではないでしょうか。

そうですね。入居後の継続的な監督、そして関わる事業所から懸念が生じた場合の早期確認という、つまり事後的・動的な監視体制が重要だというご指摘ですね。 実際のケアマネジャーの現場では、そういった懸念をどのような場面で感じられることが多いですか?例えば、ケアプランの作成時に事業者との意見が食い違う、あるいは利用者さんや家族から違和感の声が上がるといったことですか?

訪問介護や訪問看護が有料老人ホームと同じ系列の場合は、老人ホーム側から、「訪問は毎日この時間で」等言ってこられる事もあります。それと実体があっていれば大きな問題はないでしょうが、必要以上にというケースが早くわかるとよいかと思います。

ケアマネジャーの立場からは、本当に見えにくい部分ですね。同一グループの事業者から「この時間に毎日」といった指定をされても、それが利用者さんの実際のニーズに基づいているのか、それとも事業者側の効率性や収益を優先したものなのかを見極めることが難しいということですね。 そうした状況が「必要以上に」というケースとして早期に発見されるには、ケアマネジャーとしてはどのような情報や仕組みがあると判断しやすいと思われますか?例えば、利用者さん本人や家族からの直接的なフィードバック、訪問介護・看護の記録内容の確認、あるいは行政からの情報提供など、どのあたりが有効だと考えられますか?

実績の請求内容等をAIで調査して、毎日どの入居者にも入っている場合にチェック機能が働くとかあると便利ではないでしょうか。

なるほど。AIを活用した請求データの分析で、パターンを検出するという具体的で実践的なご提案ですね。例えば「全入居者に毎日同じ時間帯の訪問介護が入っている」といった不自然なパターンが自動検知されれば、行政側も早期に対応できるということですね。 それでは、有料老人ホームの登録制が実施されると、あなたや関わる利用者さんの生活や仕事にはどんな影響がありそうですか?プラスの影響、マイナスの影響、あるいは両方あるかもしれませんが、どのようにお考えですか?

両方ある

両方あるのですね。では、具体的にはどのような点でプラスの影響、そしてマイナスの影響があると考えられていますか?

プラス面は、無駄な費用を払わなくてよくなる。

なるほど。利用者さんが無駄な介護費用を支払わなくて済むようになるというプラスの影響があるということですね。では、マイナス面ではどのような影響が懸念されていますか?

マイナス面は、計画されていない臨時の対応をしてもらいにくくなる心配がある。本来なら、施設の職員が、急な利用者からの要望や急変には対応するんだと思いますが、そうは言っても施設側からしたら採算がとれなかったり人員が足りない等で、最低限しか動かない可能性がある。

なるほど。登録制によって、事業者が一定の基準に適合することが求められるようになる一方で、ケアプランに組み込まれていない臨時の対応が難しくなる可能性があるというご懸念ですね。つまり、事業者側が効率性や採算性を重視するあまり、利用者さんの急な要望や体調変化への柔軟な対応が減ってしまう危険性があるということですか? そうした臨時対応への不安は、実際にどのような場面で感じられていますか?例えば、既存のホームでの経験の中で、急な対応が必要になった事例があるのでしょうか?

失禁、体調異変、認知症行動への対応などでしょうか。

そうですね。失禁や体調異変、認知症による行動への対応といった、予測しにくい状況への迅速な対応が必要になるわけですね。こうした急な対応が、登録制導入で基準が厳格化されることで、かえって採算ベースの最小限の対応に縮小してしまうのではないかという懸念だということですね。\n\nそれは実際に、今の有料老人ホームでそうした対応が柔軟に行われている経験があるからこその懸念なのでしょうか?それとも、登録制によって今後そうなるのではないかという予測的な懸念ですか?

ちょっとそこまではわかりません。良心的な施設では対応されているんだと思いますが、働き方改革等もあり、職員も無償で時間外で対応はなかなかしなくなっているかと思います。

なるほど。良心的な施設では対応されているものの、働き方改革で職員の勤務時間も厳格化されている中で、計画外の対応を職員が時間外でしてくれることが難しくなってきているという、より大きな背景があるのですね。つまり、登録制そのものというより、福祉職場全体の労働環境の変化が、臨時対応への対応可能性に影響しているということですね。 そうすると、登録制による囲い込み防止とは別に、こうした急な対応にどう対応するかというのは、制度設計全体の課題という認識でしょうか?それとも、登録制の中で何か工夫ができることがあるとお考えですか?

ドラマや映画で悪徳業者として描かれているように、高齢者を食い物にして経営者だけが懐を肥やすことがないようにしないといけないと思います。

そうですね。経営者だけが利益を得るために高齢者を利用する、そうした悪質な行為は絶対に避けなければならないというご指摘です。それは登録制による事前規制と、先ほどおっしゃった入居後の継続的な監督を通じて実現すべきものだということですね。 ここまでのお話を整理させていただくと、ケアマネジャーとしては①登録制による囲い込み防止には期待しつつも、②急な対応への懸念、③働き方改革の影響という複雑な背景があり、④総合的には悪徳業者排除が最優先だという認識かと思いますが、補足したいことはありますか?

それでよいです。自分の親でも預けたくなる、経済的負担も莫大でなくて済む施設が増えるとよいです。

ありがとうございます。自分の親でも預けたくなるような、経済的負担も適切で信頼できる施設が増えることが理想だというご想いですね。それは本当に大事な視点だと思います。 ここまで有料老人ホームの登録制について、かなり深くお聞かせいただきました。ところで、今回の法改正の中には他にも関心のあるテーマがあるでしょうか?例えば、ケアマネジャーとしては、ケアマネの更新制廃止や、身寄りのない高齢者支援、人口減少地域でのサービス提供といった他のテーマについても、気になる点があるかもしれません。 すでに選んだ有料老人ホーム登録制の他に、関心があるテーマはありますか?ない場合は「スキップ」を選んでください。

ケアマネ更新廃止については回答済です。人口減少地域でのサービス提供には関心があります。

ありがとうございます。人口減少地域でのサービス提供についても関心があるのですね。 では、人口減少地域でのサービス提供について、どんな点が気になりますか?例えば、サービスの確保そのものが難しくなることへの懸念、配置基準の緩和によるサービスの質への不安、あるいは利用者さんへの影響など、気になる点はどのあたりでしょうか?

人手の確保

人手の確保が気になるのですね。それは具体的には、人口減少地域において介護職員そのものの確保が難しくなるという懸念ですか?それとも、配置基準が緩和されても、実際にはその緩和された基準を満たす人員すら集めるのが難しいということでしょうか?

介護職員だけでなく、ケアマネ(特に主任ケアマネ)の数も少ない上に高齢化が著しいです。

なるほど。介護職員だけでなく、ケアマネジャー、特に主任ケアマネジャーの確保が難しく、さらにその世代自体が高齢化しているという、より深刻な状況があるのですね。つまり、人口減少地域では単に人手が足りないだけでなく、その人材層そのものが老齢化していて、世代交代の見通しが立たないということですか?

介護保険制度ができた頃は、ニュースや就職情報にも取り上げられる頻度が多かったと思いますが、最近は違うと感じます。

つまり、介護職や介護支援専門員という職種への社会的な関心や魅力の発信が減ってきているということですね。制度創設当初は成長産業として注目されていたのに対し、現在は新規人材の流入が減っているということですか?

そう思います。その理由としては給料が低すぎる事があると思います。

給料が低いことが、介護職やケアマネジャーとしてのキャリアの魅力を減らしているということですね。つまり、人口減少地域でのサービス確保の課題は、配置基準の緩和という制度的な対応だけでは解決せず、根本的には給与水準の改善がなければ、人材確保は難しいということでしょうか?

40代の私の手取りは20万前半です。

40代でそのご給与ですか。それは本当に厳しい状況ですね。同年代の他業種と比べても、かなり低い水準だと思います。 そうなると、人口減少地域でのサービス提供を維持するために配置基準を緩和しても、実際には人手が確保できない、あるいは確保しても若い世代が定着しないという悪循環が起きているということですね。つまり、この法案の「配置基準の弾力化」という対応だけでは、根本的な課題解決には至らないというご認識ですか?

かなり低いですよね。

本当にそうですね。40代で手取り20万前半というのは、生活を支えるには本当に厳しい水準だと思います。 そうすると、人口減少地域でのサービス提供という課題に対して、この法案では配置基準を緩和することで対応しようとしていますが、ケアマネジャーとしてのご経験から見ると、給与水準の抜本的な改善なしには、実質的な解決にはならないというお考えですね。 では、人口減少地域でのサービス提供が実施されると、あなたや身近な利用者さんの生活や仕事にはどんな影響がありそうですか?プラスの影響、マイナスの影響、あるいは両方あるかもしれませんが、どのようにお考えですか?

40代といってももうすぐ50歳です、主任ケアマネももっているのに。

主任ケアマネの資格をお持ちなのに、50歳手前で手取り20万前半というのは、本当に不公正だと感じます。主任ケアマネは上位資格であり、より高い責任と知識を求められるのに、給与水準がそこまで反映されていないということですね。 そういう状況の中で、人口減少地域でのサービス提供の課題に対して、配置基準を緩和するという対応が出されているわけですが、そうした制度変更によって、あなたや身近な利用者さんの生活や仕事にはどんな影響がありそうですか?

人員配置基準が緩和されるのはよいですが、サービスの質が落ちてはもともこもないです。

そうですね。配置基準の緩和自体は人手不足への対応としては理解できるものの、それによってサービスの質が低下してしまっては、利用者さんへの支援という本来の目的が果たせなくなるということですね。 これまでのお話を整理させていただくと、人口減少地域でのサービス提供について、①配置基準の緩和には一定の理解がある一方で、②根本的には介護職員やケアマネジャーの給与水準の改善が必要であり、③配置基準の緩和だけでは人材確保の根本解決にはならず、④何より利用者さんへのサービスの質が落ちてはいけないというご認識だと思いますが、補足したいことはありますか?

一方で、例えば、同じ「送迎」をするのだから、子ども関係(小学校や学童保育)の送迎とデイサービスの送迎を時間差でやったり、車を共有できたりするとよいのではないかと以前から感じています。

なるほど。それは面白い視点ですね。つまり、人口減少地域では限られたリソースを有効活用するために、介護と子ども関連施設の間で送迎車や職員の時間を共有するという、分野横断的な効率化を図るということですね。 そういった工夫があれば、配置基準を緩和しなくても、限られた人員で多くのサービスをカバーできる可能性があるということでしょうか?

地域のバス代わりの送迎とかも臨機応変に職員ができるようになるとよいかと思います。

そうですね。つまり、人口減少地域では介護サービスだけに限定するのではなく、地域全体のニーズに応じて、送迎や支援を柔軟に対応できるような、より包括的な地域支援の仕組みがあるとよいということですね。介護職員も地域バスの運転手的な役割も担うなど、職種や領域の枠を越えた活動ができるようになると、限られた人材でも地域全体をカバーできるということですか? それは実際に、あなたのいる地域で可能だと感じられることでしょうか?あるいは制度上の課題があるのでしょうか?

制度上の課題ではないでしょうか?労働条件やいろんな部分です。

そうですね。制度上や労働条件の整備がなければ、そうした柔軟な対応は難しいということですね。例えば、介護職員が介護以外の業務(地域バスの運転など)を行う場合の責任の所在、労働時間の管理、給与体系、保険の適用範囲といった多くの課題があるということですね。 では、人口減少地域でのサービス提供が実施されると、あなたや身近な利用者さんの生活や仕事にはどんな影響がありそうですか?現在のお考えをあらためてお聞かせいただけますか?

例えばケアマネをしていて、業務の隙間時間に一般の人の送迎をできると助かる人もいるかもしれません。

なるほど。つまり、ケアマネジャーが現在のような時間的な制約を超えて、ケアプラン作成やモニタリング以外の時間に、地域の送迎ニーズに対応できるようになれば、地域全体として人材活用が効率的になるということですね。 そうすると、人口減少地域でのサービス提供という施策は、単に介護の配置基準を緩和するだけではなく、介護職員やケアマネジャーの職務範囲そのものを柔軟に拡大する方向で検討されるべきだというお考えでしょうか?それとも、現在の制度枠の中では難しい実現であると考えられていますか?

職務範囲そのものを柔軟に拡大が必要と思います。

職務範囲そのものを柔軟に拡大が必要だというご認識なのですね。つまり、人口減少地域でのサービス維持には、配置基準の緩和だけではなく、ケアマネジャーや介護職員の職務を介護分野の枠を越えて広げ、地域全体のニーズに対応できるような仕組みが必要だということですね。 そうなると、見直しをより良いものにするために気を付けるべきこととしては、職務範囲の拡大に伴う責任や労働条件の整備、給与水準の改善といったことが挙げられると思いますが、あなたが特に気を付けるべきだと考える点は何でしょうか?

安全や事故時の補償とかでしょうか。副業のとらえ方も検討したほうがよいでしょう。

なるほど。職務範囲を拡大する際に、安全確保や事故時の補償、そして副業としての取り扱いについて、きちんと制度設計しておく必要があるというご指摘ですね。つまり、ケアマネジャーが送迎などの地域支援を行う際に、事故が起きた場合の責任と補償をどのように整理するのか、また本来の職務との関係をどう位置づけるのかが重要だということですね。 こうした安全・補償・副業の扱いが不明確なままだと、職員側も不安ですし、利用者側も安心できないということでしょうか?

そうです。

ありがとうございます。人口減少地域でのサービス提供について、かなり深くお聞かせいただきました。配置基準の緩和だけでなく、職務範囲の拡大と、それに伴う安全・補償・副業の制度整備が必要だというご認識ですね。 ここまでで、有料老人ホームの登録制と人口減少地域でのサービス提供という2つのテーマについて、詳しくお聞かせいただきました。本日のインタビューは予定していた時間をかなり超過しており、かなり充実した内容をお聞かせいただいたと思います。 これまでのお話をまとめて、レポートを作成させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか?

ありがとうございます。本日のインタビューを終了し、レポート案を作成いたします。

今の星2つ間違えです。4つです。

ご指摘ありがとうございます。星の評価を4つに修正いたしました。それでは、ここまでのインタビュー内容をまとめてレポート案を作成させていただきます。