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💬インタビューレポート

一般市民

自分の個人データがどう使われるかを気にする一般の立場として、法改正は聞いたことがある程度。特に医療(通院・服薬)情報の二次利用や目的外利用のリスクを懸念している。

回答日2026.6.8 08:52
インタビュー分量19 分 / 616 文字

💬主な意見

同意不要の利用拡大が不安

提供時に想定した範囲で扱われると信じた情報が、知らない間に利用範囲が広がり「公然の秘密」化しないか心配。

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医療情報が雇用で不利益になる懸念

通院・服薬歴が、書面合意を破って目的外利用され、採用で「病気の人を切る」といった判断に使われるのを避けたい。

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匿名化の技術基準を明示し、当事者も交えて策定

k-匿名化等のアルゴリズムで「統計情報等の作成にのみ利用」をどう担保するか明らかにし、事業者だけでなく患者団体も交えて政令でルール化してほしい。

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🎤すべての会話ログ

本日は、「個人情報保護法を改正し、AI開発向けデータ利活用の促進・こども保護の強化・課徴金制度の新設を行う法案」について、ご意見を伺えればと思います。率直なお考えで大丈夫です。 まず、この法案にどういう立場で関わっていますか。

自分の個人データがどう使われるか気になる一般の立場

ありがとうございます。ご自身の個人データの扱われ方が気になる立場なのですね。 今回の個人情報保護法の改正について、現時点でどの程度ご存知ですか。

聞いたことはある

ありがとうございます。「聞いたことはある」くらいの距離感なのですね。 今回の法改正について、全体としてどのように評価していますか。

どちらともいえない

ありがとうございます。「どちらともいえない」という感覚なのですね。 今回の法改正で、あなたが特に気になっている点はどれですか。

一定の条件のもとに、同意なく個人データが使われるようになること

ありがとうございます。「一定の条件のもとに、同意なく個人データが使われるようになること」が特に気になるのですね。 その点が気になるのは、どんな背景やきっかけからですか。

個人データの中には、情報提供時に決められた範囲の中で取り扱われると信じて提供したものがあります。 (委託先を含め)2者間の秘密のつもりだった情報が、知らない間に公然の秘密に変わってしまわないか心配です。

お話ありがとうございます。提供したときに想定していた「扱われる範囲」が、後から静かに広がっていくことへの不安なのですね。 その「知らない間に公然の秘密に変わってしまう」と感じるのは、どんな種類のデータを想像しているときが近いですか。

通院・服薬の履歴

通院・服薬の履歴だと、とてもセンシティブですし、扱いが広がることへの不安が強くなるのも自然だと思います。 今回の法案で、統計作成やAI開発目的のデータ利活用について「本人同意を不要にする特例」が入りますが、前提として「統計情報等の作成にのみ利用されることが担保される場合」に限られ、目的外利用や第三者提供は禁止され、提供元・提供先の名称や利用内容などの公表、書面での合意などの措置が求められる設計です。 そのうえで伺いたいのですが、通院・服薬履歴について、あなたが特に避けたいのはどんな“使われ方”ですか。

書面での合意をこっそりと破って目的外利用し、 〇〇病なので、〇〇病じゃない人とどちらを採用するか迷ったけれど、病気の方を切ろう、みたいな使われ方です。

具体例をありがとうございます。医療情報が雇用の場面で不利益につながるような使われ方は、とても切実な懸念だと思います。 少し補足すると、法案の「統計作成・AI開発目的の特例」は“統計情報等の作成にのみ使う”ことが前提で、目的外利用や第三者提供は禁止され、違反すると(一定の要件のもとで)課徴金の対象にもなり得ます。なので、いま挙げてくださったような“採用判断に使う”のは、本来その枠組みから外れる行為です。 そのうえで伺いたいのですが、そうした目的外利用を現実に防ぐために、制度として「これが入っていれば安心感が増える」と思う仕組みはどんなものですか。

「統計情報等の作成にのみ利用されることが担保される場合」を、具体的にどんなアルゴリズムで担保するのか明らかにすることです。 k-匿名化、l-多様性、t-緊密性など。 これらは、AI技術ほどは発展が高速でないので、政令などで定めるべき事項だと考えます。

とても具体的で、実務的なご提案ですね。担保措置が「公表・書面合意」だけだと、技術的な再識別リスクをどこまで抑えられるのかが見えにくい、という問題意識だと受け取りました。 ここまでを踏まえて最後に伺いたいのですが、この法案について制度を設計する人に伝えるとしたら、どんな形で「匿名化等の技術基準」をルール化するのがよいとお考えですか。

詳しくないのですが、事業者だけでなく、患者団体なども参加する形で具体化して、政令としてルール化するのがよいかもしれません。

ありがとうございます。技術基準の具体化を、事業者だけでなく患者団体など当事者も交えた形で行い、政令としてルール化するのがよい、というお考えなのですね。 その「患者団体なども参加する形」での具体化について、参加の仕方としてイメージに近いのはどんな形ですか。

わかりません。質問意図が分かりませんし、イメージもつきません。 利害関係者を集めるという、当たり前のことをしてほしいだけです。AI活用企業側の意見ばかり通っているように感じ、懸念しています。

承知しました。質問が分かりにくくて失礼しました。 いまのお話だと、「ルール作りの場で、AI活用企業側に偏らず、患者側の声も同じだけ反映されること」自体が大事、ということですね。 では確認させてください。あなたが「偏りが出ている」と感じるのは、どんな点からですか。

Xなどで、患者の中に、この法案を不安視する声があります。 一方で、AIの製造で米中と競争できると考える声はほとんどなく、この改正を歓迎する声は聞かれません。

ありがとうございます。SNS上で見える声の分布として「不安は多いが、歓迎の声はあまり見えない」ので、議論の場でも患者側の不安が十分に扱われていないのでは、という感覚なのですね。 ここまで一通り重要な論点を伺えましたので、これまでのお話をまとめてレポートを作成します。よろしいでしょうか。

お時間を割いてお話しくださり、ありがとうございました。ここまでの内容をレポート案としてまとめました。事実関係やニュアンスにズレがないか、ご確認ください。