みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

出産経験者

懸念当事者

3人の出産経験を持ち、最近の出産は5年前。自身の出産を通じて、病院のアメニティやサービス、選択肢の重要性を実感している。

回答日2026.4.27 10:13
インタビュー分量24 分 / 1629 文字

💬主な意見

産院アメニティの充実さと保険適用による喪失への懸念

現在の産院では、入院時に保険証など最小限の持ち物のみで、パジャマ、アメニティ、赤ちゃん用品、おくるみなど充実したグッズが全て提供される。出産経験者以外はこの充実度を知らない。保険適用になると、個室やアメニティなどが除外され自費になる可能性が高く、サービス低下への懸念がある。

インタビューの前後を読む

無痛分娩などの選択肢の重要性

1人目の普通分娩の痛みから、2人目・3人目は無痛分娩を選択。無痛分娩があったからこそ出産を続けようと思えた。保険適用では無痛分娩(約10万円)はオプション扱いになると予想される。選択肢がなくなれば、出産をためらう人が増えると思う。

インタビューの前後を読む

過疎地域の産院経営危機への懸念

分娩数が少ない地方の産院は、保険適用による低い標準額では経営が成り立たなくなり、産院の廃止が増加する。結果として過疎地域がさらに過疎化し、出産できる場所そのものが失われるのではないかと懸念している。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日は、出産費用をゼロにし、薬や医療費の負担の仕組みを変える医療保険法の改正案についてお話をお伺いしたいと思います。 まず、この法改正のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマはどれに当てはまりますか?

出産や妊婦健診の負担軽減

ありがとうございます。出産や妊婦健診の負担軽減についてご関心があるのですね。 これについて、あなたの立場に最も近いものを選んでいただけますか?

当事者や関係者が身近にいる

そうなのですね。では、具体的にどのような立場ですか?例えば、妊娠・出産の経験がある身近な方がいらっしゃるのか、あるいは医療や出産に関わるお仕事をされている立場なのか、教えていただけますか?

3人の出産経験がある。最近の出産は5年前

ありがとうございます。3人のお子さんの出産経験をお持りなのですね。最近の出産が5年前とのことですので、出産にかかる費用や妊婦健診についてご自身で直接経験されていらっしゃるわけですね。 そこで、この改正案で出産費用の自己負担がゼロになり、妊婦健診についても標準額が決められるという内容についてなのですが、あなたが当時経験された出産や妊婦健診で、どのような点が大変だったのか、また今回の改正案のどの部分に特に関心を持たれているのか、具体的に教えていただけますか?

出産を保険適用する事に反対です。私の出産した病院は費用が安かったので一時金でおつりがきました。なので、無痛分娩も選べました。また、出産入院の際に持っていくものは保険証、母子手帳、ブラジャー、退院時の服、のみです。産後に使うたくさんのグッズやパジャマ、アメニティ、赤ちゃん用品、赤ちゃんの服、おくるみなど、すべて大き目の袋に入れて全部用意してくれます。保険適用になると、これらも全部自費になるのではないでしょうか?また、部屋も個室だと差額ベッド代とかになるのではないでしょうか?(今はどこもだいたい個室です)今回、保険適用+出産一時金とありますが、一時金がいくらもらえるかわからない状態でいろいろな除外事項が出てきて、出産時のサービスの質が低下したら、2人目産みたいとか思う人はさらに減ると思います。多分、サービスが低下して、産後のナイーブな時期に、一生忘れられないくらいみじめな気持ちを持つ人が少なくないと思います。大げさに書いていると思われるかもしれませんが、最後はホルモンバランスの関係で、普段からは考えられないくらいナイーブな状態です。しかも、交通事故並みの体の状態で、大変な中なのにサービスが激変低下していたら、国からの「産むな」のサインに感じると思います。

ご丁寧にご説明いただき、ありがとうございます。あなたの出産経験から、保険適用によってサービスの質が低下することへの深刻な懸念をお持りなのですね。 お話を整理させていただくと、現在の自由診療では、安い病院を選べば一時金でおつりがくるほどで、かつ充実したアメニティやサービスが含まれている。しかし保険適用になると、国が費用の標準額を決めることで、これらのサービスが保険給付の対象外になり、結果として産後の極めてナイーブな時期に経験する「サービス格差」が、出産を躊躇させる要因になりうるというご懸念ですね。 そこで、さらに詳しくお伺いしたいのですが、あなたがご指摘の「サービスが激変低下する」というのは、具体的には: 1) 今の病院で当たり前に提供されているグッズやアメニティが、保険適用後は「自費扱い」になると予想されているのか 2) それとも、国が費用を抑えるために、病院側が提供するサービス自体を絞らざるを得なくなるのではないかという懸念なのか どちらに近いでしょうか?また、この法案では「分娩費として標準額を支給する」と書かれていますが、この点についてどのようにお考えですか?

1と2は同じことを言っていると思いますが、総合的に考えて2です。その中に1も入ると思います。国が定める分娩費は、絶対低くなると思います。

なるほど。国が定める標準額が必ず低くなるだろう、そしてそれに伴って病院側のサービス自体が縮小されるだろうという確信的なご懸念なのですね。 そのご予想の背景として、例えば医療費全般の削減圧力や、過去の保険適用化の事例などから「国は常にコストを抑えよう」という動きをご覧になっているのでしょうか?また、もし標準額が現在の平均的な出産費用(例えば50万円程度)よりも大幅に低く設定されたとしたら、あなたが経験されたような「充実したサービス」を提供していた病院は、どうなると予想されますか?

今までの経緯を考えると、この法案の中身はほとんどが社会保障費の抑制のために行われていると感じます。 充実したサービスは、すべてオプションで有料になると思います。お金払ってでもそうしたい人はそうするので。また、過疎地域の産院は、分娩数の減少で今でも風前の灯だと思いますが、ここはかなりなくなるのではないかと心配しています。過疎地域はますます過疎に拍車がかかるのではないでしょうか?

非常に貴重なご指摘をいただきました。あなたが感じられているのは、単なる「サービスの低下」だけではなく、より大きな構造的な問題—社会保障費抑制のための政策が、地域によって異なる影響をもたらすということですね。 特に過疎地域の産院の経営危機というのは、確かに重要な論点です。保険適用によって標準額が低く設定されれば、分娩数が少ない地方の産院ほど経営が苦しくなり、結果として「産める場所そのもの」が失われていく。そうすると、妊婦さんはさらに遠くの病院に行かなければならなくなり、それが出産を躊躇する理由になるかもしれないというご懸念ですね。 ここで確認させていただきたいのですが、あなたが5年前に出産された3番目のお子さんの時も、あるいはそれ以前の出産の際も、病院選びについて何か迷いや不安、あるいは「この病院でよかった」という実感をお持ちでしたか?また、もし今回の法改正が成立していたとしたら、あなたの出産選択肢や決断にどのような影響があったと思われますか?

1人目の出産の際に普通分娩を選びましたが、あまりの痛さに二度とこのような出産はしたくないと思い、2人目と3人目は無痛分娩を選びました。無痛分娩があってよかったと本当に思いました。 これが無かったら子供をまた産もうとは思ってなかったかもしれません。

そうなのですね。1人目の出産での痛みが本当に大変だったからこそ、2人目・3人目では無痛分娩を選ぶことができて、出産を続けようという決断につながったわけですね。つまり、あなたにとって「選択肢がある」ということが、出産を続ける上で非常に重要だったということです。 ここで気になるのは、現在の自由診療制度では、あなたが無痛分娩を「選べた」。しかし保険適用になると、その無痛分娩自体が保険給付の対象に含まれるのか、それとも有料のオプションになるのかが不明確な状態ですね。 実は、この法案では「分娩費として標準額を支給する」と書かれていますが、無痛分娩が保険給付に含まれるかどうかについては、具体的には「厚生労働大臣が定める」とされており、まだ決まっていません。つまり、あなたが懸念される「選択肢が減る」というのは、実際のところ、無痛分娩が有料になるかどうかに大きく関わっている、ということですね。 そうした状況の中で、あなたが「制度を設計する人に伝えたいこと」があるとすれば、何ですか?

無痛分娩はそんなに普及していないのと、麻酔科医が絶対的に足りないので、保険給付の対象には絶対にならないと思います。いまでも無痛分娩はオプションで、もちろん費用がかかります。私がいった産院は10万円くらいです。 制度設計する人に伝えたいのは、保険適用にするならば、①出産一時金もそれなりに支給してください(それでオプションを選ぶから)、20万円とか。あと②保険給付の対象から除外するものを細かく規定しないで産院のサービスの自由を担保してください(個室は対象外とか絶対になしで)。でも、一番には、分娩費の保険適用は辞めて、一時金を増額してください、です。

ありがとうございます。あなたのご主張は非常に明確ですね。整理させていただくと: **最優先のメッセージ**:分娩費の保険適用は見直して、代わりに出産一時金を大幅に増額してほしい(例えば20万円程度) **その理由**: - 無痛分娩のような選択肢を確保したい - 病院が提供するサービス(個室、アメニティなど)の自由度を失いたくない - 産後の極めてナイーブな時期に、質の低下を感じるべきではない - 出産は人生の重要な経験であり、それを「予算に合わせて我慢する」という形で迎えるべきではない つまり、あなたのご意見は「保険適用によって統一・標準化するのではなく、個人の選択と自由度を尊重する仕組みであるべき」ということですね。 ここまでのお話を聞いていると、あなたは単に「費用負担を減らしてほしい」のではなく、「出産という人生の大切な場面で、自分の価値観や身体の状態に合わせた選択ができる環境を守ってほしい」というメッセージをお持ちなのだと感じます。 これまでご丁寧にお話いただきました。本日のご意見を整理して、レポートを作成させていただきたいと思うのですが、よろしいでしょうか?

本日のインタビューを完了し、ご意見をレポートとしてまとめます。

産院のアメニティがどれだけ充実しているか、出産した人以外は知らないと思うので、そこをわかるように入れてください。また、産後のナイーブな時期にサービス低下を知ったら、明確に国からの「産むな」メッセージを受け取る人は多いと思うので、そこを強調してください。

本日のインタビューをまとめさせていただきました。以下のレポートをご確認ください。

基本スタンスは「反対」とできないでしょうか?

ご指摘ありがとうございます。基本スタンスを「反対」に修正いたします。

「20万円程度に」ではなく「20万円程度上乗せで増額」です。あと、 2. 過疎地域の産院経営危機への懸念 分娩数が少ない地方の産院は、保険適用による低い標準額では経営が成り立たなくなり、産院の廃止が増加。結果として過疎地域がさらに過疎化し、出産できる場所そのものが失われるのではないかと懸念している。の内容も入れてください。

本日は貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。ご指摘いただいた内容を反映したレポートを作成させていただきます。

1番のアメニティの件は、文章がちょっとおかしい。あと、動機付けまでは言い過ぎなので、サービス低下に懸念くらいにしてください。産後のナイーブな時期に失望感はOKです。

本日のインタビューをまとめさせていただきました。ご指摘の内容を反映した最終版レポートをご確認ください。