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💬インタビューレポート

教育関係者

事業者

教育関係の仕事・経験があり、学習者用デジタル教科書を実際に使ったことがある立場。授業と自習の両面から学習効果や運用課題を見ている。

回答日2026.3.27 22:05
インタビュー分量21 分 / 510 文字

💬主な意見

調べ学習はデジタルが強い

調べ物や新しい知識を入れる場面では、リンク機能や動画で学びを広げやすい。例:天保の改革→水野忠邦・アヘン戦争へ接続。

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自習は『分かったつもり』が増えやすい

デジタルは復習・定着や理解の積み上げに向きにくく、自習では分かったつもりになって再現性に欠けやすい。試験や会話で露呈する。

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教員側の力量差で公平性が崩れうる

教員の負担・研修が課題。定着理解の確認を適切に行えない先生が増えると、先生サイドの問題で教育の公平性が保てなくなる。使いこなせる人基準にせず、デジタル強制の制度・風潮にしないことが大事。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることやご経験を伺えればと思います。率直にお話しいただけると嬉しいです。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

教育関係の仕事/経験がある

教育関係のお立場なのですね。現場感のあるお話が伺えそうで心強いです。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

よく知っている/使ったことがある

実際に使われたご経験があるのですね。ありがとうございます。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

使い分けが良い、という感覚なのですね。現場で見えているバランス感がありそうです。 「デジタルのほうが合う」と感じるのは、どんな学習場面ですか?

調べ物をしたり、新しい知識を入れたりする場面

調べ物や、新しい知識を入れる場面でデジタルが合う感覚なのですね。 その場面では、学習者はデジタル教科書のどんな機能や使い方が特に役に立っていると感じますか?

リンクさせる機能や、動画を流すことができる機能

リンク機能や動画が使える点が効いているのですね。理解の足場づくりに役立ちそうだと感じました。 その「リンクさせる機能」は、具体的にどんな情報へつなぐ使い方が多いですか?

例えば「天保の改革」から「水野忠邦」や「アヘン戦争」につなぐ

具体例がとても分かりやすいです。「天保の改革」から人物や国際情勢に枝分かれしていけるのは、デジタルの強みですね。 そうしたリンクで学びを広げる使い方をするとき、学習者側で起きやすい課題やつまずきはどんなところにありますか?

復習や定着、理解のビルドアップには向かない。授業では使いやすくても、自習には好ましくない。

なるほど、「授業での理解の補助」には効く一方で、「復習・定着・理解の積み上げ」には向きにくいという実感があるのですね。 その“自習には好ましくない”という点は、学習者の行動としてはどんな様子になりやすいですか?

分かったつもりになる。再現性に欠ける

「分かったつもり」になって再現性が落ちる、というのはまさに学習の質に関わるところですね。 その状態は、学校側ではどんな場面で気づきやすいですか?

試験を行ったとき。もしくは、会話をしているとき。

試験や会話の中で「分かったつもり」が露呈しやすいのですね。現場での見え方が具体的で助かります。 では次に伺います。デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学習面(理解・集中・記憶など)

学習面がいちばんの懸念なのですね。先ほどの「分かったつもり」「再現性に欠ける」というお話ともつながっていそうです。 その学習面の懸念は、具体的には「理解・集中・記憶」のうち、どのあたりとして現れやすいですか?

理解

理解のところに強く出やすいのですね。 その「理解」の課題は、授業中のどんなタイミングで起きやすいと感じますか?

理解を自分の中に落とし込む、納得する時間を省かれたとき。つまり、本来手を動かして考える時間を、デジタルやAIが代替してしまったとき。

とても腑に落ちました。「手を動かして考える時間」が、デジタルやAIで置き換わったときに“落とし込み”が抜けてしまう、という懸念なのですね。 学校でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

教員の負担/研修

教員の負担や研修がハードルになりそう、という見立てなのですね。現場で回すにはそこが要になりそうです。 その「負担/研修」の中でも、特に負担が増えやすいのはどんな業務だと感じますか?

生徒の定着理解の確認が、適切に行えない先生が多数現れる。つまり、教育の公平性が、先生サイドの問題で保てなくなる。

重要なご懸念ですね。デジタル化が進むほど「理解の定着をどう見取るか」の力量差が表に出て、結果として教育の公平性が先生側の要因で崩れる、ということだと受け取りました。 では最後に伺います。デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

使いこなせる人を基準にしないということ。公教育である以上、大事なのは落ちこぼれを作らないことを念頭に置くこと。

大事なポイントですね。「使いこなせる人」を前提に制度を作ると、公教育としての安全網が薄くなる、というご懸念だと理解しました。 ここまでのお話を踏まえて確認させてください。 制度設計で「落ちこぼれを作らない」ために、最低限担保してほしい条件はどんなものだと思いますか?

デジタルを強制する制度および風潮にしないこと。

承知しました。「デジタルを強制する制度や風潮にしないこと」が最低限の条件、ということですね。 では、その“強制”が起きてしまっていると判断できるサインは、学校現場ではどんな形で現れそうですか?

現場の教員が「おかしい」と呟き始めること。これは、デジタル教科書に限らない。

ありがとうございます。「現場の教員が『おかしい』と呟き始める」ことが、強制や過度な同調圧力のサインとして立ち上がってくる、という感覚なのですね。 ここまでで主要な論点は一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。事実関係やニュアンスにズレがないか、ご確認ください。

3.の1文目は、2.の文末の内容である

ご確認ありがとうございます。ご指摘のとおり、レポート案は「2.の文末の内容が3.の1文目に続く」形になるよう、つながりをそろえて整えました。以下が修正版です。

主な意見の3の1文目を、主な意見の2の文末に移動

ご確認ありがとうございます。ご指摘のとおり、「主な意見」の“3の1文目”を“2の文末”へ移動し、文章の重複が出ない形に整えた修正版レポート案です。ニュアンスにズレがないかご確認ください。