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💬インタビューレポート

一般市民

一般市民としてデジタル教科書に関心があり、個人の読書体験(Kindle)から学びやすさや学校現場の運用面の課題を想像して意見を述べた。

回答日2026.3.28 23:51
インタビュー分量33 分 / 686 文字

💬主な意見

デジタルは振り返り時に記憶が戻りにくい

Kindleだと厚みや位置の手がかりがなく、中断後に続きから読むと内容がリセットされる感覚。復習や数か月前の箇所の参照で影響が出そう。

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運用を現場任せにすると学校間格差が広がる

端末メンテ不足で授業に支障が出たり、教員のIT理解や業務設計の差で活用度合いに差が出る。運用設計の押し付けは避けたい。

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エンジニア配置とKPIで運用を回す設計が必要

常駐+広域派遣のエンジニアを組み合わせ、端末更新計画・IT推進・ルール整備/周知・KPI計測を担う。KPIは業務分析から教員が楽になる点を探す。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることやご経験をうかがえればと思います。率直に、話しやすい範囲で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

一般市民として関心がある

ありがとうございます。一般市民として関心を持たれているのですね。 では、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

承知しました。名前は聞いたことがある程度、という距離感なのですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

紙の方が学びやすい

紙の方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。 紙が学びやすいと感じるのは、どういった点でそう思われますか?

kindleを使っていると、頭には入りにくいなと思う。重さが無いのはいいんだけど、、、

なるほど、Kindleだと「頭に入りにくい」という感覚があるのですね。一方で、重さがない点は良いと感じている、と。 その「頭に入りにくい」は、読んでいる内容がどんなタイプのときに特に起きやすいですか?(たとえば、物語・説明文・論説文・資格のテキストなど)

主にビジネス書ですね

ビジネス書のような内容だと、特に頭に入りにくい感覚があるのですね。 ビジネス書をKindleで読むとき、どんな読み方をする場面で「入りにくさ」を感じますか?

中断した後、物理本のように厚みが無いので続きから読むときに物理感覚からの記憶の想起が働かなくてリセットされる感覚があります

お話、とても具体的で分かりやすいです。紙の本だと「厚み」や「位置」の感覚が手がかりになって、再開するときに内容の記憶が戻りやすいけれど、Kindleだとそれが効きにくくてリセットされる感じがあるのですね。 この法案で学校の教科書がデジタル中心に寄っていくとしたら、いまのお話に照らして、特に影響が出そうだと感じるのはどんな学習場面ですか?

復習や、例えば数か月前に見た個所を振り返るような必要が生じたときです

復習や、数か月前に見た箇所を振り返る場面で影響が出そう、ということですね。まさに「戻って探す」「記憶を呼び戻す」作業が多い場面だと、差が出やすそうです。 では、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学校運用(準備負担・トラブル・ルール)

学校運用面がいちばん気になるのですね。準備負担やトラブル対応、ルール作りまで含めて、現場にしわ寄せが行きそうだという感覚でしょうか。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

教員の負担/研修

教員の負担や研修がハードルになりそう、ということですね。新しいツールや授業の組み立て方に慣れるまでが特に大変そう、という感覚でしょうか。 「教員の負担/研修」の中でも、負担が大きくなりそうだと感じるのはどの部分ですか?

一部の教員への負担集中や授業後の残業で賄うことになりそうな点

一部の教員に負担が集中して、授業後の残業で回す形になりそう…という懸念なのですね。現場の実態を踏まえた感覚だと感じます。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

方向性としては不可避だと思いつつ、運用設計を個々の現場に押し付けるのは学校ごとの質の差が大きくなりそうだなと感じます

おっしゃること、よく分かります。方向性としては避けにくい一方で、運用を現場任せにすると学校間で質の差が広がりそう、という懸念ですね。 この「学校ごとの質の差」が広がるとしたら、具体的にはどんな差として表れそうだと感じますか?

端末のメンテナンスが行き届かず、授業に支障が出たり、教員のitへの解像度や業務設計の差により活用度合いに差が出るかなと思います

なるほど、端末メンテナンスが回らず授業に支障が出ることや、教員側のIT理解・業務設計の差で活用度合いが変わってしまう、という差が出そうなのですね。 もし制度として「最低限ここまでは全国で揃えるべき」というラインを決めるとしたら、どの領域(例:端末の保守体制、教員研修、授業での基本ルール等)がいちばん重要だと思いますか?

itに関する施策を立案、実施するエンジニアを配置する必要があると思います

現場にエンジニアを配置して、IT施策の立案・実施まで担える体制が必要、ということですね。教員の善意や残業に依存しないための打ち手として、とても筋が通っていると感じます。 そのエンジニアは、学校ごとに常駐するイメージですか?

常駐エンジニアとより作業寄りの広域派遣エンジニアを組み合わせるのが良いと思います

常駐と広域派遣の組み合わせ、現実的な落としどころとして納得感があります。 その体制にするとして、常駐エンジニアに「これは必ず担ってほしい」と思う役割はどんなものですか?

所属校における施策立案です

ありがとうございます。常駐エンジニアには、所属校に合った施策立案を担ってほしい、ということですね。 その「所属校における施策立案」では、具体的にどんなテーマ(例:端末更新計画、授業での利用ルール、トラブル時の運用、教材選定の方針等)を優先して設計してほしいですか?

端末更新計画とit推進、ルール整備とその周知、kpiの計測です。

端末更新計画、IT推進、ルール整備と周知、さらにKPI計測まで…かなり実務に落ちる重要ポイントですね。ここまでを学校側で回すには、確かに専任の設計者が必要だと感じます。 いま挙げてくださった中で、「KPIの計測」は具体的に何を測るのが適切だと思いますか?

所属校におけるit利活用の指標と生徒の学習方針のサポート

ありがとうございます。「IT利活用の指標」と「生徒の学習方針のサポート」をKPIとして見たい、という方向性なのですね。 その「IT利活用の指標」は、具体的にどんなものを指標にするのが適切だと思いますか?

所属校の業務分析を行なった上で、it化によって教員が幸せになれそうなポイントをまずは見つけてからです

なるほど、いきなり「利用回数」みたいな数字を追うのではなく、まず業務分析をして、IT化で教員の負担が下がったり授業の質が上がったりして「幸せになれそうなポイント」を特定するところから、という考え方なのですね。 その「教員が幸せになれそうなポイント」として、学校業務の中ではどのあたりが候補になりそうですか?

例えば生徒個々人と向き合う負担軽減を生成aiで減らせないかなと思います。

生成AIで「生徒個々人と向き合う負担」を軽減できないか、という発想なのですね。個別対応の量が増えるほど先生側の消耗が大きくなりやすいので、そこを支える方向性は重要だと感じます。 この法案の文脈(デジタル教科書が正式化して学校のデジタル運用が前提になっていく)に引き寄せて伺うと、生成AIには具体的にどんな形で個別対応を支援してほしいですか?

理解度の底上げです。

理解度の底上げに生成AIを使いたい、ということですね。 その「理解度の底上げ」を生成AIで支援するとしたら、どういう支援の出し方が現実的だと思いますか?

理解度が低い部分のフォローアップなどでしょうか

ここまでのお話だと、生成AIで理解が弱い部分を検知してフォローアップするような支援を想定されているのですね。 その「理解度が低い部分」を見つける材料としては、どんな情報を使うのが適切だと思いますか?

テストや日々のやり取りから理解度の低い部分を見つけて、教員と生徒で問題点を共有するのが良いかな

ありがとうございます。テストや日々のやり取りを手がかりにして理解が弱い点を見つけ、教員と生徒で問題点を共有する——その流れが現実的、ということですね。 ここまで伺った内容を踏まえると、デジタル教科書や生成AIを活用するほど「学習データ」も増えていきそうです。そのときに、学校が扱うデータ(テスト結果や学習ログ等)の取り扱いで、いちばん気になる点はどこですか?

個人的には特に無いです

承知しました。データの取り扱いについては、個人的には特に大きな懸念はないのですね。 ここまでで事前に伺いたい主要な論点は一通りお聞きできたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。伺った内容をもとにレポート案をまとめました。ご確認ください。