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💬インタビューレポート

保護者

懸念当事者

子どもが学校に通う保護者。現時点では学校でデジタル教科書は使っておらず、海外の研究・政策動向を根拠に紙の学びやすさを重視している。

回答日2026.3.28 22:33
インタビュー分量10 分 / 1135 文字

💬主な意見

紙のほうが学びやすいと考える

画面読書は浅い処理になりやすく読解理解が下がり得る、という研究などを根拠に紙中心を強く求めている。

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科学的知見に基づく判断を担保してほしい

結果ありきで進めず、科学的知見に則って制度判断してほしいと考えている。

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効果検証と「戻せる」制度設計が必要

定期的な効果検証を行い、必要なら見直して戻せる仕組みを入れてほしい。研究者の招聘や、端末配布の効果検証不足への疑問もある。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることやご経験をうかがえればと思います。率直なお話で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

保護者の立場で関わっていらっしゃるのですね。お子さんの学校では、デジタル教科書(タブレット等で見る教科書)って、すでに使っていますか?

今は使っていない

ありがとうございます。まだデジタル教科書は使っていない状況なのですね。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

ある程度知っている

ある程度ご存知なのですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

紙の方が学びやすい

紙の方が学びやすいと感じていらっしゃるのですね。 そう感じるのは、どんな学習場面のときが多いですか?

下記根拠から紙を強く求める ■ ノルウェー(研究) • Støle et al., 2024(Computers & Education) https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0360131524001210 → 画面読書は浅い処理(shallow processing)になりやすく、読解理解を低下させる可能性 ⸻ ■ ノルウェー(政策・調査) • NOU 2024:20(スクリーン使用委員会報告) https://www.regjeringen.no/no/dokumenter/horing-nou-skjermbrukutvalget-det-digitale-i-livet-balansert-oppvekst-i-skjermenes-tid/id3067762/ → スクリーン使用が学習・健康・発達に与える影響を国家レベルで再評価(リスク認識) ⸻ ■ スウェーデン(政策) • Swedish Government, 2024(教育政策発表) https://www.government.se/articles/2024/02/government-investing-in-more-reading-time-and-less-screen-time/ → 若年層では紙中心の学習が望ましく、スクリーンは制限すべきと政策転換 ⸻ ■ スウェーデン関連(研究レビュー) • Computers & Education, 2024(レビュー論文) https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0360131524000289 → 紙は読解でやや優位だが、設計次第でデジタルが上回る場合もある(条件依存)

根拠を挙げて整理されていて、紙中心を強く支持される背景がよく伝わってきました。 いま挙げていただいた論点の中で、もし学校でデジタル教科書が「正式な教科書」として広がっていくとしたら、保護者としていちばん気になる懸念や課題は何ですか?

上記報告の通り

ありがとうございます。上記の報告内容に沿った懸念なのですね。 その懸念は、お子さんの学校生活の中だと、どんな場面で特に強く出ると感じますか?

上記報告の通り

承知しました。では、もう少し制度の設計に引きつけて伺います。 この法案でデジタル教科書が正式な教科書として広がる場合、「最低限ここはルールで担保してほしい」と思う条件はありますか?

結果ありきではなく、科学的知見に則り判断してほしい

おっしゃる通り、結果ありきではなく、科学的知見に基づいて制度を決めてほしいというお気持ちなのですね。 その「科学的知見に則る判断」を制度として担保するなら、どんな形(例:定期的な効果検証の仕組み等)があると安心できますか?

効果検証の仕組みが必要。また、間違えたら戻れることを制度に盛り込まなければならない。官僚は無謬性に囚われているから。

効果検証に加えて、「間違えたら戻れる」ことまで制度に入れてほしい、というご指摘はとても重要だと感じます。 その“戻れる”を制度にするなら、どんな状態になったら見直し・縮小・停止に切り替えるのが適切だと思いますか?

上記報告を参考に。 というか、そもそもデジタル化の悪影響が報告されており、その内容を確認することなく導入すること自体反対なのだが

導入自体に反対、という強いお立場なのですね。リスク報告を踏まえずに進めることへの不信感も大きいと感じました。 学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

なぜ導入が前提? 上記の報告は法案の検討時に議論されているのか?

ご指摘の通りで、「導入が前提」で話を進めてしまうのは適切ではありませんでした。失礼しました。 そのうえで確認させてください。この法案を検討する過程で、いま挙げていただいたような海外の研究・政策転換(ノルウェーやスウェーデンの動き)まで含めて、国会や審議会で明確に取り上げて議論すべきだと思いますか?

はい

承知しました。海外の研究や政策転換まで含めて、検討過程で明確に議論すべき、というお考えですね。 最後に、この法案の制度設計をする人に伝えることがあるとしたら、どんな点を伝えたいですか?

上記の研究者を招聘、もしくは参考人とし、制度を検討してほしい。また、導入するとしても、定期的に効果を見直し、必要なら戻せることを仕組みがしなければならない。 そもそも、学校にpcを配布した効果すらしっかり検証されているのか疑問

ありがとうございます。研究者を参考人として招いて議論すること、そして導入後も定期的に効果検証をして、必要なら“戻せる”仕組みを制度に入れるべき、というご提案ですね。端末配布の効果検証自体への疑問も背景にあると理解しました。 ここまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間を割いてお話しいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をレポート案として要約しました。ご確認ください。