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💬インタビューレポート

保護者

当事者

学校に通う子どもを持つ保護者として、家庭で学習用タブレットの利用状況を見守っており、デジタル教科書の導入が学習の定着や視力、学校運用に与える影響を気にしている。

回答日2026.3.28 19:02
インタビュー分量44 分 / 924 文字

💬主な意見

画面見過ぎ対策は標準で用意してほしい

ゲーム感覚の学習アプリで長時間になりがち。30分でアラートや休憩促しがあると安心だが、解答中に止まらず「回答後」など区切りで入る形がよい。

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定着のため紙ノート併用を基本に

算数の筆算などは過程を書かないといけない。国語の漢字のとめ・はね・はらいもタブレットだけでは不安。教科書はデジタルでもノートは紙を基本(例外可)にしてほしい。

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デジタル化が目的化せず学び優先で

紙削減などメリットはあるが、デジタル化自体を目的にせず、子どもが学ぶのに必要な環境をどう整えるかを第一に考えてほしい。運用面では端末・通信トラブルや充電設備が課題。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることやご経験を伺いたいです。差し支えない範囲で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

子どもが学校に通っている(保護者)

ありがとうございます。保護者として関わっておられるのですね。 お子さんの学校では、学習者用デジタル教科書(紙の内容を端末で見られるもの)を、実際に使っていますか?

配られていない/分からない

ありがとうございます。「配られていない/分からない」という状況なのですね。 学校から、タブレット端末や学習アプリの利用について何か案内(連絡・同意書・ルール配布など)はありましたか?

タブレット端末は配布されています。ただ、教科書はタブレットには入っていません

なるほど、端末は配布されているけれど、教科書そのものは入っていないのですね。 その状況で、保護者としては「デジタル教科書が正式な教科書として認められて、学校でも使えるようになる」ことに、期待はありますか?それとも特に変化は感じにくいですか?

期待もありますが、不安もあります

期待も不安も両方あるのですね。 いま感じている「不安」の方は、どんな点から来ていますか?

ひとつは視力の問題。タブレットに依存して画面を見過ぎてしまうのではないか。もうひとつは学ぶにあたり、書いたりする手順がないと学習が定着しないのではないかという不安です

視力のことと、書くプロセスが減って学習が定着しにくくなるかもしれないこと、どちらも保護者としては不安になりやすい点ですね。 まず視力の不安について伺いたいのですが、タブレット学習で「見過ぎてしまいそう」と感じるのは、どんな場面を想像していますか?

今配布されているタブレット端末に学習用のアプリが入ってるのですが、ゲーム感覚でやれるタイプのもので気づくとずっていやっているので

学習用アプリでも、ゲーム感覚だとつい続けてしまって、気づくと長時間になっている…ということなんですね。視力の不安につながるのも自然だと思います。 その「気づくとずっとやっている」状況は、主に学校の授業中に起きていますか?それとも家庭(宿題・自宅学習)の時間に起きていますか?

家庭で見る限りは、そうです。学校は見ていないのでわかりませんが

ありがとうございます。家庭で見ている範囲だと、つい長時間になりがちなんですね。 もしデジタル教科書が正式化されて、宿題や復習でも端末を見る時間が増えるとしたら、保護者として「どんなルールや仕組みがあると安心できそう」ですか?

例えば、30分経つとアラートが出て、目に休憩のためにある程度ロックされる時間があるとか。 ただ学習が中断される点が懸念されますね

30分でアラート→一定時間ロック、という仕組みは安心材料になりそうな一方で、学習が途中で途切れる懸念もあるのですね。 その「学習が中断される」という懸念は、どんな学習の場面(例:文章を読んで理解している途中、問題演習の途中、復習の途中など)で特に起きそうだと感じますか?

ちょうど解いてる間にかかると集中が途切れそうです

問題を解いている最中にロックがかかると、集中が切れてしまいそう…ということですね。 その場合、ロックで完全に止めるのではなく、たとえば「今解いている1問が終わったら休憩に入れる」みたいに“区切り”を作れたら、安心感は上がりそうですか?

それは良いですね。

「区切りで休憩に入れる」形なら良さそう、という感覚なんですね。 その“区切り”は、どんな単位だと現実的だと思いますか?

問題を回答し終わったあとですね

問題を回答し終わったあと、という区切りが現実的なんですね。 この法案が進んでデジタル教科書が広がるとしたら、そういう「回答後に休憩を促す/一定時間操作を制限する」仕組みは、学校や自治体が標準で用意してほしいと感じますか?

はい、用意して欲しいです

標準で用意してほしい、ということですね。保護者としては安心につながる大事なポイントだと感じます。 次に、もう一つ挙げてくださった「書く手順がないと学習が定着しないのでは」という不安について伺ってもよいですか?

はい

ありがとうございます。 「書く手順がないと定着しにくいかも」という不安は、どの教科で特に強く感じますか?

算数は筆算などもあり解く過程を書かないといけません。また、国語の感じはとめや、はね、はらいなどもありますし、タブレットでは難しいのではと感じます。 あと、タブレットの操作にはある程度慣れていないと、授業についていけなくなるのではという点も気になります

算数の筆算のように「過程を書く」ことや、国語の漢字の「とめ・はね・はらい」のように手で書いて身につける要素は、確かにタブレット中心だと不安が出やすいですね。操作に慣れていない子が置いていかれる懸念も、保護者としては気になるところだと思います。 まず算数の方から伺いたいのですが、タブレット学習だと「解く過程を書かなくなりそう」と感じるのは、どんなタイプの課題(宿題・小テスト・授業中の練習など)をイメージしていますか?

挙げられたものは全て当てはまるのですが、計算過程を書くものはみんな当てはまると思います

なるほど、計算過程を書くタイプの学習は、宿題でも小テストでも授業中の練習でも、どれでも影響が出そうということですね。 その不安に関連して伺いたいのですが、デジタル教科書を使う場面でも「計算過程はノートに書く」という運用が徹底されていれば、安心感はどの程度上がりそうですか?

それがいいですね。 教科書はデジタルであっても、ノートは紙でお願いしたいです

教科書はデジタルでも、ノートは紙で—という形が望ましいのですね。とても具体的でイメージしやすいです。 その「ノートは紙でお願いしたい」という希望について、学校として“必ず紙ノートを併用する”形にする場合、保護者としてはどのくらい強めにルール化してほしいですか?

基本は紙(例外は可)

「基本は紙(例外は可)」くらいのルール感がちょうどいい、ということですね。 その場合に想定している「例外」は、どんな場面のことですか?

特には無いのですが、ノートを紙にしたくないという保護者の方もいるかもしれないという配慮です

なるほど、紙ノートを望まないご家庭もあるかもしれない、という配慮なのですね。柔軟性も含めて考えておられるのが伝わってきます。 ここまでのお話だと、保護者としては「デジタル教科書が正式化されても、学習の土台(目の休憩の仕組み/紙に書いて定着させる運用)は標準で担保してほしい」という問題意識が強いように感じました。 次に伺いたいのですが、デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

ほとんど知らない

ありがとうございます。現状は「ほとんど知らない」と感じておられるのですね。 デジタル教科書が正式な教科書として認められるようになった場合、保護者として「最低限これだけは知っておきたい」と思う情報は、どんな内容ですか?

使い方、授業がどんなふうに進むか

ありがとうございます。「使い方」と「授業がどう進むか」は、まさに不安を減らすために知っておきたいポイントですよね。 学校からの説明として、どんな形で共有されるのがいちばん分かりやすいですか?

説明会か、説明動画みたいなのをくれればよいな

説明会や説明動画があると分かりやすい、ということですね。 その場合、保護者向けの説明の中で「ここが伝わらないと困る」と感じるのは、どの部分ですか?

どのように授業がすすむか

授業の進み方が見えないと困る、ということですね。 保護者向けの説明で「授業がどのように進むか」を伝えるとしたら、どんな形で示してくれるとイメージしやすいですか?

やはり動画形式か説明会

授業の進み方は、動画や説明会で見せてもらえるとイメージしやすいのですね。 その「授業の進み方」を動画で示すとしたら、保護者としてはどんな長さ(短いダイジェスト/やや詳しい/授業1コマを通し)だと助かりますか?

短いダイジェストで

短いダイジェストが良いのですね。 そのダイジェスト動画では、どんな場面が入っていると「授業のイメージがつかめた」と感じられそうですか?

実際の授業で使ってる場面

実際の授業で使っている場面が見られると、イメージがつかめそうなんですね。 その「実際の授業の場面」というのは、たとえば先生の操作が中心の場面ですか?それとも子どもが自分の端末を操作して学ぶ場面ですか?

両方見たい

先生側と子ども側、両方の様子が見たいのですね。確かにそこが見えると、家庭でのサポートの仕方も想像しやすくなりそうです。 では次に、紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

分からない/判断できない

率直に「判断できない」と感じておられるのですね。 では、デジタル教科書を使うことについて、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学習面(理解・集中・記憶など)

学習面(理解・集中・記憶)のところがいちばん気になるのですね。 その懸念がいちばん強く出そうだと感じるのは、どんな学習の場面ですか?

それは先程回答した記憶の定着の件

先ほどの「書く過程がないと定着しにくいかも」という点ですね。そこがいちばん大きい懸念として残っているのだと理解しました。 その“定着”の不安について、もしデジタル教科書が正式化された場合でも、学校が「授業中はデジタル教科書で説明しつつ、要点は紙のノートに書かせる」運用を明確にしていたら、懸念はどの程度やわらぎそうですか?

かなりやわらぎます

かなりやわらぎそうなのですね。運用が見えるだけでも安心感が大きく変わりそうです。 では最後に、学校現場でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

端末や通信のトラブル対応がハードルになりそう、という見立てなんですね。現場だと授業が止まってしまう不安もありますよね。 トラブルが起きたときに「これだけは学校側で仕組みとして用意しておいてほしい」と思う対応は、どんなものですか?

充電する装置は必須だと思います

充電できる装置は必須、ということですね。端末が使えないと授業そのものが進みにくくなるので、現実的なポイントだと思います。 最後に伺います。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

デジタル化することは紙の削減などのメリットもありますが、デジタル化すること自体を目的としないで、あくまで子供が学ぶために必要な環境を整えるにはどうするのが一番良いか、という点を第一に考えていただきたいです

大事な点をはっきり言語化してくださってありがとうございます。デジタル化そのものが目的になってしまうと、子どもの学びや健康、運用の現実からズレてしまう——だから「学ぶために必要な環境」を第一にしてほしい、というメッセージだと受け取りました。 ここまで一通り伺えましたので、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間を割いてお話しくださり、ありがとうございました。以下に内容を要約したレポート案をまとめました。事実関係やニュアンスのズレがないか、ご確認ください。