みらい議会みらい議会

💬インタビューレポート

高齢親族保有者

期待当事者

祖母および曾祖母が75歳以上で、遺族年金と株・遺産による金融資産を保有している状況にあり、この法案による金融所得反映の影響を家族関係を通じて受ける立場。

回答日2026.4.24 01:29
インタビュー分量16 分 / 457 文字

💬主な意見

金融資産保有者の負担公平性

株や遺産による金融資産があって経済的に困窮していないにもかかわらず、直接的な収入が少ないという理由だけで健康保険の負担が最低限に抑えられている現状は不公平。受益に対して負担が少ない状況を是正してほしい。

インタビューの前後を読む

医療アクセスの現実的な影響

保険料が上がっても医療へのアクセスを完全に失うわけではなく、処方薬の調整や通院頻度の削減といった必要最低限の医療への調整が起こる程度と予想される。

インタビューの前後を読む

シミュレーション設計の重要性

金融所得反映の制度設計では、高齢者が働くのが困難な現実を踏まえ、年金と金融所得を合わせた総合的な収入で無理なく生活できるかどうかを観点として、複数ケースのシミュレーションを丁寧に行うことが重要。

インタビューの前後を読む

🎤すべての会話ログ

こんにちは。本日はご協力いただきありがとうございます。 これからOTC類似薬の一部保険外療養の創設、正常分娩への保険適用などを盛り込んだ医療保険制度改革法案についてお聞かせいただきたいと思います。 まず、今回の法改正のうち、あなたが特に関係がある、または意見を伝えたいテーマを選んでいただけますか?

75歳以上の保険料に金融所得を反映

ありがとうございます。75歳以上の保険料に金融所得を反映させる、という点に関心をお持ちなのですね。 次に、あなたの立場に最も近いものを選んでいただけますか?

直近影響はない

ありがとうございます。直近では影響がないというご状況なのですね。 では、具体的にどのようなご立場から、この75歳以上の保険料への金融所得反映について関心をお持ちなのでしょうか?例えば、ご家族が該当される、またはお仕事の関係など、教えていただけますか?

おそらく祖母曾祖母が影響を受ける。老化によって病気が増えることは避けられないことであり、そもそもそこに過度な健康保険をつぎ込むことには疑問を感じている

そうですか。ご祖母さんや曾祖母さんが影響を受ける可能性があるというご状況なのですね。また、加齢に伴って病気が増えることはやむを得ないものの、そこに過度な健康保険の給付を充てることへの疑問をお持りなのですね。 この金融所得の反映について、あなたが気になる点をもう少し具体的にお聞かせいただけますか?例えば、この制度によって祖母さんや曾祖母さんの保険料がどのように変わることが想定されるのか、あるいは、金融所得の反映という考え方そのものについてのご懸念なのか、教えていただけますか?

祖母曾祖母には遺族年金の他、株や遺産による財産がある。特に不自由しているようには見えないのだが、直接的な収入が少ないため健康保険の負担は最低限で済んでいるようだ。受益に対して負担が少ない(またその事に本人は疑問すら持っていない)ので、同じような立場の方も含めてもう少し負担をお願いできないかなと

なるほど。ご祖母さんや曾祖母さんには株や遺産などの金融資産があり、実質的には経済的に困窮していない状況にもかかわらず、現行制度では直接的な収入が少ないため、健康保険の負担が最小限に抑えられているということなのですね。 ご指摘の通り、現在の制度では確定申告をしなければ金融所得が保険料に反映されないため、そうした不公平が生じています。今回の改正案では、金融機関から後期高齢者医療広域連合に支払い報告書が提出されるようになるため、本人の確定申告の有無にかかわらず、こうした金融所得が把握される仕組みになります。 そういう意味では、この改正があなたが感じられている「受益に対して負担が少ない」という不公平を是正する一歩になると考えられているわけです。 ただ一方で、この改正を実際に運用するうえで、さまざまなケースがしっかり考慮されていると思いますか?例えば、少額の配当や利子のみで生活されている方、あるいは地域によって医療への必要度が異なるケースなど、懸念される点があればお聞かせください。

わからない

わかりました。この制度の運用面について、詳しい情報がまだお持ちでないというご状況なのですね。そこはもちろん、今後の政令で具体的に決められていく部分でもあります。 では、別の観点からお聞かせいただきたいのですが、あなたのご祖母さんや曾祖母さんのような、金融資産を持ちながら直接的な収入が少ない高齢者が、この金融所得反映の制度が導入されたとしたら、実際にどのような影響を受けると思いますか?負担が増えることへの懸念や、その結果として起こりうることについて、想像される点はありますか?

あまり影響は出ないのではないかと思う。強いて言えば、必要最低限の医療(例えば増えてしまった薬の処方を調整して飲み切れる量に抑えるとか、週に何件も通っている病院を月数回に抑えるとか)アクセスになるのではないかと思う。

ああ、そういう認識なのですね。つまり、金融所得が反映されて保険料が上がっても、「医療への絶対的なアクセスを失う」というほどの影響ではなく、むしろ「必要最低限の医療に調整していく」という形での行動変化が起こるのではないかというご見方ですね。

はい

ありがとうございます。そのようなご認識が聞けて参考になります。 ここまでのお話をまとめると、75歳以上の金融所得反映について、あなたは「受益と負担の公平性を高める必要がある」という考え方に共感されつつも、実際の影響としては「必要最低限の医療への調整」程度に留まるのではないかと予想されているということですね。 では最後に、この制度を設計する人に、何か一つ伝えるとしたら、それは何でしょうか?例えば、政策立案者や厚生労働省の担当者に対して、金融所得反映の制度について、特に気をつけてほしいことや、チェックしてほしいことなど、メッセージがあればお聞かせください。

金融所得反映において、シミュレーションのケース設計をしっかり行ってもらいたい。働くのが困難な事を踏まえたうえで、年金・金融所得も含めて収入として換算し無理なく生活できるのかを観点としてもらいたい

ありがとうございます。非常に具体的で実用的なご指摘ですね。 つまり、金融所得を保険料に反映する際に、単に「金融所得がある」という事実だけで判断するのではなく、年金と金融所得を合わせた総合的な収入の中で、高齢者が実際に無理なく生活できるかどうかを前提に、複数のシミュレーションケースを丁寧に設計してほしいということですね。特に、働くのが困難な状況にある高齢者の現実を踏まえた設計が重要だというご指摘かと思います。 これまでのお話の中で、ご祖母さんや曾祖母さんのような、金融資産はあるが直接的な稼働収入がない方々の生活実態を念頭に置きながら、制度が設計されるべきだというお考えなのですね。 本日は、75歳以上の保険料への金融所得反映について、多角的なご意見をお聞かせいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をまとめて、レポートを作成させていただきたいと思います。

インタビューの内容をレポートにまとめました。以下をご確認ください。