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💬インタビューレポート

一般市民

一般市民として関心を持ちつつ、自身の仕事(マニュアル・資格学習)で紙とデジタルの使い勝手を比較した体感をもとに意見を述べた。

回答日2026.3.29 16:13
インタビュー分量19 分 / 833 文字

💬主な意見

紙は理解・集中に強く、デジタルは頭に入りにくい

“通して読むと紙のほうが理解しやすい実感があり、デジタルは目がチカチカして内容が入らない感覚がある。復習なら差は小さい。

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補助教材はデジタルが便利(検索・動画・音声)

“資料集のような補助教材は情報量を増やせ、写真に加えて音声・動画も載せられ、検索で目的の資料を探しやすいと感じる。

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学校の運用はトラブル対応体制が課題

“学校では教員が端末・通信トラブル対応を担うと授業が止まりそう。予備端末と、学校SEのような専門担当の配置が必要だと思う。

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🎤すべての会話ログ

本日は「デジタル教科書を正式な教科書として認めるための法案」について、感じていることやご経験を伺えればと思います。差し支えない範囲で大丈夫です。 この法案は、あなたの生活や立場とどのように関わっていますか?

一般市民として関心がある

一般市民として関心を持たれているのですね。 デジタル教科書について、どの程度ご存知ですか?

名前は聞いたことがある程度

ありがとうございます。名前は聞いたことがある程度、ということですね。 紙とデジタルを比べたとき、学びやすさはどう変わると思いますか?

場面によって使い分けが良い

場面によって使い分けが良い、という感覚なのですね。 「使い分け」が良さそうだと感じるのは、どんな学習場面のときですか?

内容を理解するためのメインの教科書や問題集は紙媒体の方が利用しやすいと思っています。デジタル教材全般は目がチカチカすると言うか、中身が頭に入ってこない感覚が強いです。 一方資料集のような補助教材はデジタルの方が多くの情報を載せられると感じます。写真だけでなく音声や動画の掲載もできますし、内容の検索をして目的の資料を探すのもスムーズです。

紙の方が理解しやすい一方で、資料集のような補助教材は検索や音声・動画でデジタルが活きる、という使い分けのイメージなのですね。さらに「デジタルだと中身が頭に入ってこない感覚が強い」とのこと、気になります。 その「頭に入ってこない感覚」は、デジタル教材のどんな使い方をしている場面で強く出ますか?

私はもう学生ではないので仕事のマニュアルや資格試験の為の学習についてとなりますが、パラパラとめくったり前後のページと行ったりきたりするようなことがデジタル教材ではやりづらく不便を感じます。ちょっとしたメモを書き込むのも手を動かすという意味で紙のほうが簡単で、それにより頭に入り、理解できると感じます。また、同じページを開きっぱなしにしておくと画面がスリープしてしまうのも気になったりします。

仕事のマニュアルや資格学習の場面で、行ったり来たりの参照や書き込みのしやすさが「理解の入りやすさ」に直結しているのですね。スリープで流れが切れる、というのも地味に効きそうです。 学校のデジタル教科書が「正式な教科書」になるとしたら、いま挙げてくださった不便さの中で、いちばん気になる懸念や課題は何ですか?

学習面(理解・集中・記憶など)

学習面(理解・集中・記憶)への懸念がいちばん大きいのですね。 その懸念は、理解・集中・記憶のうち、どのあたりで特に強く感じますか?

理解と集中です。教材ではなく小説のようなものも紙媒体の方が理解に分がある実感があります。

理解と集中への影響が特に気になるのですね。小説のような文章でも紙の方が理解しやすいという実感がある、というのは大事な手がかりだと思います。 デジタルで読むときに「理解が落ちる」と感じるのは、どんな読み方(例:最初から通して読む/必要なところだけ拾い読みする)をしている場面ですか?

最初から通して読む方です。 ざっと理解している内容の復習ではデジタルでもさほど変わらないと感じます。

通して読むときに理解が落ちやすくて、復習のように既に分かっている内容ならデジタルでも差を感じにくい、ということですね。 学校でデジタル教科書を正式に扱うようになったとき、運用面でハードルになりそうなのは何だと思いますか?

端末・通信トラブル対応

端末・通信トラブル対応がハードルになりそう、ということですね。 授業中にトラブルが起きた場合、いちばん現実的に困るのはどんな状況だと思いますか?

それなりの規模の会社であれば社内SEさんといったデジタル部門の担当のところへ端末を持参していって質問や対応をお願いすることが多いかと思いますが、学校現場ではそれを教員が担うと授業が止まるといったことが起きそうな気がします。

学校だと社内SEのような専門担当にすぐ渡せず、結果的に先生が対応して授業が止まりやすい、という懸念なのですね。 もし授業中に端末トラブルが起きたとき、現場として用意しておくと良さそうだと思う“支援体制”はどんな形ですか?

予備の端末の準備や、学校SEさんのようなデジタル分野に詳しい担当者の配置が必要と感じます。

予備端末の確保と、学校SEのような専門担当の配置が必要、ということですね。先生の負担と授業の止まりにくさの両面で効きそうです。 デジタル教科書に関して、制度設計をする人に何か一つ伝えることがあるとしたらそれは何ですか?

デジタルの教科書は先進的に導入された諸外国であまり結果が芳しくなく紙の教科書に戻したという話を耳にします。そういった失敗例をしっかり考慮し、無理にデジタル方向へ舵をきることなく、学習成果のある方を重視して慎重に検討していただきたいと思います。

諸外国の失敗例も踏まえて、学習成果を重視しつつ、無理にデジタルへ振り切らず慎重に進めてほしい、というご意見ですね。 その「諸外国で紙に戻した」という話は、どの国や地域の事例として耳にしましたか?

国までは記憶していませんがたしかに北欧の方の話だったように思います。

北欧の事例として耳にされたのですね。国名までは覚えていない、というのも自然だと思います。 ここまでのお話を踏まえると、制度としては「デジタルを正式に認める」こと自体は進めつつも、理解・集中に不利が出ないように紙を確実に残す設計や、学校SE・予備端末などの運用面の手当てが重要、という問題意識だと受け取りました。 この方向性で、これまでの内容をまとめ、レポートを作成します。

お時間をいただき、ありがとうございました。ここまでの内容をレポート案にまとめました。ご確認ください。